こんにちは 北の熱い講師 オッケーです!
渋沢栄一の大きな遺産として、経済に君臨していることに、
「現金納」があります。
明治・大正・昭和・平成・令和の経済のいろはの‟い”となる、
「貨幣納税」方式でした。
恐らく、5年後には、年末調整の長蛇の列は無くなるでしょう。
経済が変わろうと動き出しています
奇しくも、コロナ禍で、動きが加速しています。
日本銀行券「渋沢栄一紙幣」の流通量が激減するということです。
電子決済の登場です!
流通経済の歴史
「物々交換」魚と肉の交換から始まりました。
「和同開珎」などの貨幣が登場し、消費活動が一気に広がります。
「価値」という考えが生まれます。
しかしながら、納税方法は長く現物納付が続きます。
「加賀前田百万石」のように、基本はお米での納付です。
「石高」が、「家」の大きさを示す。「大大名」みたいに。
渋沢は、世に出る前から、藍を、自ら作った勘合札のように合わせる紙幣を使い、村を変えていった経緯があります。
その後、パリで観た証券取引に驚かされ、日本に戻り、銀行・証券取引所の設立に繋がって行くことになります。
国民皆に、公益をもたらす事業構築を成し遂げた人物が渋沢栄一です。
現金決済から電子決済へ
電子決済とは、商品またはサービスの代金決済を、硬貨や紙幣などの現金で支払うのではなく、ネットワークを利用し、電子的な手段で代金の決済を行う仕組みです。
クレジットカード決済、銀行口座決済、電子マネー、電子小切手などが、その手段に利用されています。
また、月々の携帯電話料金と一緒に支払えるケータイ払いサービスも増えています。
日本国内のキャッシュレス決済比率は全体の20%程度とまだまだ低い状況です。スウェーデン、アメリカ合衆国、中華人民共和国・大韓民国などが普及率が高くて9~70%にも達しています。
現状、日本では、ATMが、銀行は元より各コンビニエンスストアがサービスの一環として、また集客戦術として、点在しており、通貨が何不自由なく使えるため、店舗側に手数料に見合うだけの利点がそれほどないこともあり、普及速度は緩いのが現状ですね。
2019年10月からの消費増税に伴って、中小事業者の運営する店舗で電子決済を利用した消費者に対してポイント還元を実施するなど、政府もキャッシュレス決済を推進しており、事業者にとっても電子決済サービスを導入しやすい環境が整備されています。
コロナ禍でなければ、東京オリンピックが有観客開催になっていたはずであり、一気に海外渡航者利用によって、さらに電子決済の利用者の増加が見込まれたわけです。
キャッシュレス決済額のうち、クレジットカードが全体の90%を占めていることから(経済産業省調べ)、クレジットカード対応は、小さな町の中小企業においても、優先的にすることが大切だと思います。
電子決済導入のメリット・デメリットは?
電子決済を導入することは、消費者側・店舗側の双方にとってメリット・デメリットがあります。具体的にどのようなメリット・デメリットがあるのかについて、ちょっとだけ詳しく見ていきますね。
・オンラインショッピングが手軽かつ迅速にできる
・小銭の必要がないため、支払いがスムーズである
・ポイントの蓄積が可能で、生活費の削減につながる
<店舗側のメリット>
・消費者のニーズに合わせた販売チャンスの増大
・人件費削減による、店舗の資金管理の効率化
・混雑時などレジ処理の高速化、正確性の確保
・オンライン/オフラインショップにおけるリピーターの獲得
初期導入費用が掛かること。
返金対応やPOSレジとの連携など、
電子決済サービスには現金決済と異なるトラブルが考えられること。
電子決済を導入する方法とは?
電子決済を導入する方法は、
・個別に契約を行うケース
・決済代行会社を経由して導入するケース
などがあります。
また、スマホ決済やQRコード決済のサービスを導入するケースもあります。
いかがでしょうか。
自社の販売体制や運用フローにあったサービスを検討しよう
電子決済の導入を独自で契約するのは、手間やコストといった面で負担が大きいことが考えられます。
決済代行会社経由で導入したり、モバイル決済、QRコード決済サービスを利用すれば、クレジットカード決済や電子マネー決済、QRコード決済を一括導入することが可能です。
比較的安価でスピーディーに導入できるのも魅力的だといえます。
さあ!あなたの会社も、決済方法を早急に変えていかないと、時代の波に乗り遅れますよ。
是非とも、ご検討くださいませ!
今日を明るく元気に行きましょう!
いってらっしゃい!