【2025春闘】電機や自動車で「満額大幅増」の回答

経済情勢・指標

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2025年春闘、回答

2025年春闘は3月12日、電機や自動車などの大手企業が労働組合の要求に答える集中回答日を迎えました。

物価高に負けない賃上げの定着が今回の焦点となっていますが、24年春闘並みの労組側の要求に対し、満額や大幅増の回答を示す企業が相次いでいます。

今後は大手企業の賃上げが中小企業へ波及するかが注目されるところです。

業種別春闘回答

素材メーカーでは、三菱ケミカルが、基本給を底上げするベースアップ(ベア)について、1万8415円(賃上げ率は4・8%)と回答し、労組側が要求した月額1万5346円(4%)を上回った回答を出しました。

直近の2年間も満額回答でしたが、会社側は人材獲得競争を優位に進めるため、一段の賃上げが必要と判断したようです。

このほか、JFEスチールと三菱重工業は、労組側の要求に対して満額を回答しました。

一方では、24年に要求を上回る異例の回答を行った日本製鉄は、組合側のベア1万5000円の要求を下回る1万2000円の回答を提示しました。

電機大手では、労組側のベア1万7000円の統一要求に対し、日立製作所とNECは満額、三菱電機は1万5000円を回答しました。

いずれも前年の1万3000円を上回り、デジタル化やAI(人工知能)の普及といった追い風による堅調な業績を反映した回答となっています。

自動車大手では、トヨタ自動車が賃上げと一時金ともに満額で回答を出しました。

労組側は、職種や賃金等級に応じ、総額9950~2万4450円の賃上げを求めていました。

しかしながら、業績が悪化している日産自動車は、前年と同じ1万8000円の要求に対し、1万6500円の回答にとどまりました。

流通業でも高水準の回答が相次いでいます。

スーパー「イオン」などを展開するイオンリテールは、パート従業員の時給について81円の賃上げで妥結しました。

満額回答で、引き上げ幅は3年連続で7%超となります。

さあ!中小企業はどう判断する?

過去2年の春闘では、高水準の賃上げが実現しました。

25年春闘では、労使双方が賃上げの定着を訴えており、満額や大幅増の回答が相次ぐ状況は、賃上げの定着の裏付けとなるわけです。

今国会で、令和7年度予算を審議中ですが、政府としても「日本経済の根幹」のことです。

今後は働き手の約7割を抱える中小企業の労使交渉が本格化します。

さあ、中小企業の経営者側が、どう25年経営を読むかに、かかります。

俗に言う、物価上昇率より、自社製品価格を値上げ出来る環境が整っているか!です。

経営者の手腕が、目に見えて解ってきます。

出典:読売新聞

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