こんにちは!北の熱い講師オッケーです!
皆さんのところに、「国勢調査」の用紙が届きましたか?
めんどくさいでしょうが、、是非、国家のためです!
ご協力をお願いいたします!
先月の直近の高齢化の実数が公表されています。
9・15(敬老の日)時点の人口推計
人口推計とは、5年に1度の国勢調査を基に、その後の出生や死亡、出入国の増減から毎月1日時点の総人口を算出しています。
国勢調査がない期間の人口を把握するのが目的で、毎年10月1日時点の推計では、都道府県別を含む詳細なデータをまとめています。
ほかに、敬老の日は65歳以上、こどもの日は15歳未満、元日は新成人について人数を特別に集計しています。
世界有数の少子高齢化国家
総務省が9月14日公表した人口推計によると、65歳以上の高齢者は3,619万人です。
総人口に占める割合は29・4%で過去最高を更新し、人口4千万人以上の国の中でトップ。
高齢者の就業者数も930万人と21年連続で増加し、過去最多を更新しています。
働く人の7人に1人が高齢者です。
元気なお年寄りの増加に加え、少子化による働き手不足も背景にありそうです。
労災の発生率は高齢になるほど高いとされ、対策が急務となっています。
5月には改正労働安全衛生法が成立し、高齢者の労災防止に向けた作業環境改善が、事業者の努力義務とされました。
単身で暮らす人も多く、生活支援の充実や住まいの確保も課題となっています。
今後の人口推移
人口推計によると65歳以上の男性は1568万人、女性は2051万人。
総数は前年より5万人減っています。
マイナスは比較可能な1950年以降、2023年に次いで2回目となります。
新たに65歳になった人数が少ないのが要因とみられています。
ただ、国立社会保障・人口問題研究所は、第2次ベビーブーム期(1971~74年)に生まれた世代の高齢化などで、中長期的には増加すると分析しています。
2040年は3,928万人(総人口の34・8%)と推計しています。
世界基準で見る
人口4千万人以上の38カ国中では、総人口に占める65歳以上の割合が2位のイタリア(25・1%)、3位のドイツ(23・7%)を大きく超えています。
65~74歳の割合は12・1%でこの2国と同率だったのですが、
長寿の日本は75歳以上の割合が17・2%で、他の主要国よりも高い実数となっています。
貴重な労働力
一方では、総務省の労働力調査では、24年の就業者全体に占める65歳以上の割合は13・7%です。
役員や自営業を除く被雇用者は563万人で、このうち8割近い433万人がパートや契約社員といった非正規雇用となっています。
就業先は「卸売業・小売業」が最も多い実数です。
🍀 人生100年時代の背景と意味
「人生100年時代」とは、平均寿命の延伸によって、人々の人生が100年に迫るほど長くなることを前提とした社会のことを指します。
これは単なる長寿化ではなく、生き方・働き方・学び方の再設計を求める新しい時代の到来でもあります。
- ロンドン・ビジネススクールのリンダ・グラットン教授が提唱した概念で、著書『LIFE SHIFT』がきっかけです。
- かつての「教育→仕事→引退」という三段階モデルではなく、複数のステージを持つマルチステージ型人生が必要とされるようになりました。
- 日本では2007年生まれの子どもの半数が107歳以上生きると予測されており、世界トップレベルの長寿国です。

🌿 この時代に求められること
- 生涯学習:何歳になっても学び直しができる「リカレント教育」が重要。
- キャリアの複線化:副業や転職、起業など多様な働き方が広がる。
- 経済的備え:長い老後に備えた資産形成やマネープランの見直し。
- 健康管理:平均寿命だけでなく「健康寿命」を延ばすことが課題。
- 社会とのつながり:孤立を防ぎ、役割や居場所を持ち続けること。
まるで100年の旅路を歩むようなものですね。
途中で道を変えてもいいし、休んでもいい。
大切なのは、自分らしい歩き方を見つけることだと思います!

今日を大切に明るく元気に行きましょう!
お仕事の方、お疲れ様です!
いってらっしゃい!
