【ファクトリー・ビール園】サッポロホールディングス、どうするんだ!

地域活性

こんにちは!北の熱い講師オッケーです!

明治期に工場だった建物を活用したサッポロビール園。

レトロな赤レンガが印象的です。

「サッポロホールディングス」何企業だ?

サッポロホールディングス(HD、東京)は不動産事業を手がける完全子会社、サッポロ不動産開発(東京)の株式売却について、11月にも結論を出す方向で複数の企業と交渉を続けていることが分かりました。

北海道では札幌市内の複合商業施設「サッポロファクトリー」などを所有しており、株式売却後にそれらの施設がどうなるかも焦点となっています。

サッポロ不動産開発は全国で、商業施設やオフィス、ホテルなど計22件の建物を所有。

道内にはサッポロファクトリーや「サッポロビール園」など7件あります。

これとは別に、東区JR 線路脇に、大型商業施設「アリオ札幌」、日本ハムファイターズの寮がある土地なども所有しています。

株式が売却されると、当然のこと、同社の筆頭株主が交代することになります。

新しい株主の考え方によっては、所有する不動産を売却したり、用途や運営形態を見直したりする可能性があるということになります。

「サッポロファクトリー」どうする?

サッポロファクトリーのアトリウム。太陽光が差し込む開放感のある空間は施設のシンボルとなっています。

同HDは2月、サッポロ不動産開発を連結子会社から外すと発表していました。

成長を加速させるため、株式売却によってまとまった資金を手に入れ、それを本業である酒類事業の強化に投じる狙いです。

不動産事業は24年12月期に連結事業収益の35.5%に当たる78億円を稼いだが、物件を増やすには借り入れなどで多額の資金を用意する必要があります。

安定して収益を生み出す半面、成長しやすい分野とは言えません。

一方で、国内酒類の事業利益率は2021~24年の平均で4.6%にとどまり、競合するアサヒグループHDの11.2%、キリンHDの11.1%と比べて著しく低い実績となっています。

そこに追いつくだけでも利益を伸ばす余地が十分あることになります。

サッポロHDの松出義忠専務取締役は8月の決算会見で、酒類事業について「あまりレバレッジをかけずに(借り入れをせずに)事業していける」と説明。

不動産事業より効率良く成長できるとの認識を示した。

サッポロ不動産開発の株式売却を巡っては、投資ファンドや不動産会社など複数の企業と交渉が進んでいるとのこと。

「利益ありき」の考えはいかがなものか

同HDによると、所有物件の今後のあり方について現時点で決まったことはないという。

今後、改装や再開発、売却などの計画が浮上する可能性もあります。

同HDは株式を全て売却するのではなく、一定の持ち分を残して関与を続ける方針のようです。

サッポロビール園のように酒類事業との結びつきが強い施設については「顧客接点としての役割が大きい」として、営業形態を維持したい考えを示しています。

米ファンドに優先交渉権 11月中の合意目指す

サッポロホールディングス(HD、東京)が不動産事業の売却を巡り、米投資ファンドなどに優先交渉権を与えたことが分かりました。

札幌市の複合商業施設「サッポロファクトリー」などを所有する完全子会社、サッポロ不動産開発(東京)の株式を譲渡する。

売却額は4千億円を超える見通しで、11月中の合意を目指して最終調整しているとのこと。

優先交渉権を得たのは、投資ファンドの米コールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)と、アジアを拠点とするPAGの企業連合。

KKRは総合スーパー西友の経営を再建したことで知られています。

今後の合意によっては、株式だけでなく個別の不動産の売買も行われる可能性があります。

ファクトリーや「サッポロビール園」など北海道内の物件がどのような扱いになるかは明らかになっていません。

サッポロHDは10月15日、「現時点で具体的に決定した事実はない」と説明しました。

KKRも「コメントは控える」としました。

再開発の進む地域

先の長い話ではありますが、北海道新幹線札幌駅開発、苗穂地区のイースト計画に絡む地域です。👇

【サツエキイースト】札幌駅東側 まちに調和を目指す

まして、レバンガ北海道のベース施設建設計画にも候補となりました。👇

【レバンガ&コンサ】一体開発構想連携協定を締結

ザワザワしている地域開発です。

今後の動向に注目です。

今日を大切に明るく元気に行きましょう!

お仕事の方、お疲れ様です!

いってらっしゃい!

にほんブログ村 にほんブログ村へ


にほんブログ村

人気ブログランキング


人気ブログランキング

メルカリ