こんにちは!北の熱い講師オッケーです!
札幌五輪招致が消えて、動きが鈍くなっていた街が動き出しそうです。
札幌新展示場(仮称)計画
出典:札幌市ホームページ(上記写真・アイキャッチ画像)
2027年秋、札幌に「巨大展示会場」がオープンすることが、27日、正式に決まりました。
場所は、「旧・月寒グリーンドーム」の跡地です。
白石区にある「アクセスサッポロ」の後継施設で、
建設費200億円以上のビッグプロジェクトです。
アクセスサッポロ(現展示場)
現在使用の札幌白石区の流通センターにあるアクセスサッポロは、
中古車市や食の展示会など、大小さまざまなイベントが行われる施設です。
新しい展示場の展示ホールの面積は、
アクセスサッポロの約3倍の1万5000平方メートルとなる計画です。
建設計画要因
この立案には、さまざまな要因が含んでいるようです。
まずは、アクセスサッポロが1984年に開館してから40年以上が経過したことによる老朽化の進行が前提にあります。
さらに、札幌市の説明によると、同じ展示場機能を持つ月寒グリーンドームが閉館してから、アクセスサッポロは8割を超える高い稼働率が続いているとのこと。
また、催事の主催者からは、「より広い展示場がほしい」という要望や機能の拡充を求める声などがあがっていて、
主催者のニーズに対応出来ないという課題を抱えていたということもあります。
新展示場の建設費など
試算で新展示場の建設費は222億円です。
オープンから15年間の維持管理費まで含めると、
262億円の費用がかかると予測しているとのこと。
新展示場の内部
展示ホールは無柱空間とする計画です。
このほか、セミナーや商談の需要も満たせるよう大会議室、多目的室のほか、エントランスホールなどの滞留空間も整備する計画です。
経済波及効果
新展示場の運営・催事開催が市にもたらす経済波及効果は年間約508億円と予測。
うち主催者・出展者・来場者による直接効果は約324億円、
雇用誘発効果は約5255人、税収効果は約16億円と推計しています。
懸念と期待
懸念材料がひとつ。
新展示場の1キロ程の距離には、今、活用法が模索されている「札幌ドーム」もあります。
両施設をどうすみ分けていくのかは課題となってきそうです。
ただ、「国際都市を目指す札幌」としては、前に進むしかありません!
建物建設といった「ハード」面は、立派なものが出来ると思います。
「ソフト」面の魅力あるイベント誘致・企画立案・運営などの、
「人」が絡まなければ出来ないことを、作り上げていかなければならないと思います。
でなければ、北海道民・札幌市民に理解を得られないと思います。
頑張れ!札幌市!
今日を大切に明るく元気に行きましょう!
お仕事の方、お疲れ様です。
いってらっしゃい!