こんにちは!北の熱い講師オッケーです!
「さっぽろ雪まつり」フル開催がまもなくです!
一生に一度は、観ておいて損はないと思います!
ご来札をお待ちしております!
札幌に元気をください!
オリンピック、頓挫!
2030、34年の冬季五輪・パラリンピックの招致を断念した札幌市です。
冬季五輪に合わせた北海道新幹線の札幌駅までの延伸予定も招致断念で工事延期の話も出て来ている状況です。
五輪招致で経済効果を期待し、札幌中心部で大規模な再開発が進められていたのですが、招致断念を発表以降、札幌市の再開発はいま大きな岐路に立たされている状況です。
大型再開発計画
以前から掲載の通り、⇩
札幌市中心部の大型再開発計画は、表状は目白押しです。
24年5月にサッポロ不動産開発が8階建ての「創成クロス」を竣工予定。
ヒューリックはホテルなどが入る20階建て複合ビルを25年6月に竣工予定。
三菱地所は25年度に完成を目指しホテルが入る複合ビルを、NTT都市開発は26年6月竣工予定で26階建ての高層複合ビルを建設中です。
駅前本丸の再開発計画
そうした中、JR札幌駅南口の札幌西武跡地を含む札幌市中央区の北4西3街区再開発事業で、家電量販店大手のヨドバシホールディングス(東京)や平和不動産(同)東急(同)など地権者らが再開発組合を設立しました。
同組合は1月29日、計画概要を発表しました。やっとですね!
札幌市中心部の再開発でも有数の規模となる地上32階、地下7階、高さ約165メートルの複合高層ビルを2024年度に着工し、28年の完成を目指す計画です。
計画概要によると、複合高層ビルはJR札幌駅に面した地上10階建ての北棟と、地上32階建ての南棟からなり、延べ床面積は計約20万3千平方メートル。
北棟の地下2階~地上9階と、南棟の地下2階~地上4階の一部を商業施設とする。
南棟の地上2階の一部と地上6階以上をオフィスとし、働く人などが利用する宿泊滞在機能を一部に設ける。
両棟ともに地下3階以下には駐車場を設ける。
同街区の再開発では、地権者らが19年に準備組合を設立。
当初は35階建てで上層階にホテルを設ける計画だったが、建設費高騰をなどを受けてホテルを取りやめ、31階建てにする方向でした。
最終的には32階建てとし、収益性が見込まれるオフィスの面積を広げる計画です。
JR北海道などが札幌駅南口に整備する大規模再開発ビル(北5西1、西2)の着工が延期される中、札幌駅周辺の商業集積地として、また、「札幌の表玄関」としても存在感を示しそうです。
また、JR北海道は29年秋の開業予定で地上46階、地下4階、高さ250メートルという道内最高の複合ビル「札幌新幹線駅ビル」を計画しています。
五輪と新幹線の札幌への延伸で札幌中心部の再開発が進められてきたのだが、こうした再開発計画がいま滞り始めている
建築建設関係者の声です。
「人手不足と建設資材価格の高騰でビルの高さを低くしたり、工期を遅らせるなど事業計画を見直す企業が目立ってきました。
半導体メーカーのラピダスが千歳に最先端の半導体工場を建設していることも、人手不足、資材高騰、そして地価上昇を加速させている背景になっています。」
「市内の再開発事業が多数ありますが、昨年の後半から民間を含め延期や中止になったプロジェクトが増えてきました。
人手不足と資材価格高騰で大手ゼネコンも下請け業者が回らず工事が請けられない状況が出てきているんです」
今期、来期とも注文が受けられない状況だという。
そして建築費の高騰についてこう述べています。
「従来の建築費は坪単価70万円でしたが現在100万円から110万円を軽く出してきます。
建設が始まっている物件も契約時の価格では工事の継続は難しいと、途中で何度か価格改定を要求される。
大手ゼネコンも儲けより事業が成り立つかどうかの状況に追い込まれています」
本当に進むのか?!
札幌市は人口の転入超過が続き、インバウンドをはじめ国内外の観光客も増加しています。
「さっぽろ雪まつり」が、コロナ明けでのフル開催に戻りました。
しかし、札幌駅前中心部の再開発事業の遅延など、現在の状況は苦戦する大阪万博会場の建設に類似して来ています。
今後の需要と供給のバランスの悪化が懸念されるところです。
今日を大切に明るく元気に行きましょう!
お仕事お疲れ様です。
いってらっしゃい!