こんにちは 北の熱い講師 オッケーです!
引き続いて、中小企業の話です。
中小企業の対策
父さん母さん商売は、ニッチャーかフォロワー、技か模倣かの話しでした。
そういった現状から抜け出す方策を考えてみたいと思います。
‟人・モノ・カネ・情報”の経営の要素で考察
今日は”モノ”の考察を一筆啓上
モノに付随するあらゆることを考えてみることが必要です。
商いの基本を外して、繫盛はあり得ません。
結論 強みを最大限に活かして、ファンを増やす
イメージとして、大手資本大型スーパーマーケット(総合小売店舗)と
創業100年老舗だんご本舗(両親・長男の3人店舗)を想定しましょう。
SWOT分析で当店分析を行う
重要なのは‟強み・弱み” を見つけ出すこと
あらゆる角度から、俯瞰して見ることからの始まりです。
たとえば、
店舗の立地
商店街の往来の多い一等地に、創業からの営業
店の前に駐車スペースがない
従業員
親族3人なので人件費がかからない
歳時記の混雑時に客を待たしてしまう
研修など受けたことがない受けたことがない
もの=商品
北海道産のある地域のモチ米を全商品の原料として使用
宮内庁御用達の和菓子がある
賞味期限が1日である
などなどが挙げられるとしましょう。
消費者目線で考えてみる
たとえば
商品の種類を増やす
女性向けの向けに、一口サイズの和菓子
子供向けの、キャラクターをイメージした和菓子
店舗イメージのリモデル
内装を明るく、暖色系スポットを照明として使う
看板を木目一枚板に”宮内庁御用達”と大きく書き掲げる
その看板で、老舗・和菓子店舗を強くイメージさせる
ショーケースからのトングでの取り出し接客を継続する
ケース高は120高とし、対面を重視する
1品ごとのPOPを写真付きで作成する
生産工場をガラス張りにし、お客様から見えるようにする
出来れば、店頭横を最終加工の場にして、外から見えるようにする
その工程を、客が見て楽しめるイベントにする(そば打ち・焼き鳥も同様)
差別化戦略の柱にする
接客研修を受ける
接客基本の身だしなみとして制服の採用、統一し清潔感を出す
声の出し方、抑揚感 究極「とっても美味しいですよ~」の言い方
ニーズチェックの仕方
商品の上品さ(独自性)を徹底的に活かす
食のトレンドを意識したものの提案
ギフトの提案 松竹梅の品揃えを作る
いかがでしょうか。
顧客を増やすことを考え続けることが必要
売れないからといって、値下げをしたらダメです。‟老舗のれん”に傷がつきます。
客単価を上げること、たとえば、ギフトパッケージを作る
来店頻度を上げる。たとえば、通勤通学時間帯にガラス越しに菓子作りを魅せ付ける
顧客は店舗の利用を使い分けるのです
スーパーの100円だんごは、自分が小腹が空いた時に食べるが、
老舗だんごは、自宅に遠戚が来るので、地元の菓子を出したいと購入。
さらには、お土産として、持たせたいと購入。
なので、スーパーを真似たら、ついで買いのスーパーに負けるのです。
客の足を運ばせる理由を既成事実として作り上げる。
この店でないと買うことが出来ない独自性の追求
「なぜ?うちの店に買いに来るのか!」
「何が売れていて、利用目的は何かを、接客時に笑顔でお聴きする!」
このことを、3か月も続けると、何か、気づきますよ!
今日を明るく元気に行きましょう!
いってらっしゃい!