こんにちは!北の熱い講師オッケーです!
JR札幌駅の北口から東に300メートルほどのところに「札幌卸売センター」があったことをご存じですか。
今は、様相が変わりましたよ。
札幌イースト再開発
札幌中央郵便局東側に今春、新たな施設が次々と生まれました。
ホテル、タワーマンション、そして大型病院。
札幌市東区北6東2、3の2区画、併せて2万3400平方メートルの広さです。
札幌駅周辺で続く巨大再開発の口火をきって、その全容が姿を現しています。
上記した通り、ちょっと前までは流通企業が軒を連ねるレトロな商業団地だったのです。
再開発スタートから6年ほどで、新たな役割を担う場所へと変貌しました。
大型ホテルや病院、サツエキ北東の雰囲気が一変
札幌ホテル・バイ・グランベル
札幌中央郵便局の東隣、北6東2街区には通販大手ベルーナが運営する札幌ホテル・バイ・グランベルが3月に開業しました。

部屋数は605室、最大宿泊定員は1924人という大型ホテルです。
札幌市内のホテル不足もあって、当初4月に予定していた開業を1カ月以上前倒しした経緯があります。👇
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タワーマンション「ザ・札幌タワーズ」
同じ東2街区のJR線路側にはさらに二つの高層ビルが建設されています。
大京、京阪電鉄不動産など5社が共同開発する30階建ての2棟のタワーマンション「ザ・札幌タワーズ」です。
両棟とも各198戸が入居する大型マンションです。
西棟はすでに完工し、3月28日から入居が始まり、東棟も7月末に完工する計画となっています。
東2街区の西側にはホテルとマンションを建設した両者が土地を提供して、「札幌駅東公園」という名称の公園も誕生させました。
整備は開発2者が実施したが、今後は札幌市が維持管理を担うことになっています。
カレス記念病院
隣の東3街区では社会医療法人社団カレスサッポロが運営する新病院「カレス記念病院」が4月1日に開業しました。

地上8階、地下1階建てで延べ床面積は5万平方メートルを超える大きい病院です。
320ある病床はすべて個室となっています。
駅に近いエリアには「ダ・ヴィンチモール」と名付けた外来用の施設も設けており、「ツルハドラッグ」なども入居しています。
駅に近い利点を活用し、これから広がるであろうビジネスですが、外国人向けの医療ツーリズムなどにも取り組む方針とのことです。

「札幌総合卸センター」だったところです!
一斉に多くの高層ビルが立ち上がるエリアとなりましたが、ちょっと前まで何があったのか。あまり印象がない人が多いかも知れませんね!
北海道随一のターミナルである札幌駅から至近の距離にあるこの場所で、再開発の方針が決まったのは14年前の2011年にさかのぼります。
当時、この場所には白い低層ビルが並ぶ流通団地が立地していました。
オッケーも、百貨店時代に、お取引先がこの一角で、よく来た場所です。
商業団地の入居者で組織する協同組合札幌総合卸センターは老朽化していた団地のビルを解体し、駅から最も遠い東4街区に組合員の事務所などを集約する計画を作ったのでした。
当時は、組合に所属していた企業は30社ほどだった。
商業団地が立地した1968年当時は商品の輸送に貨物列車が中心的な役割を果たしており、駅に近い場所に流通企業が事務所や倉庫を持つ意味が大きかったわけです。
しかし、物流の中心的な役割がトラックに移ると倉庫が駅前にある意味合いは薄れて行きました。
組合に所属している企業も大型倉庫をつくることができる郊外に移っていくケースが多くなっていきました。
たくさんの企業の思い出を礎に、今春生まれた新しいまちなわけです。
現在の札幌駅よりさらに東側にホーム建設が予定されている北海道新幹線がやってくれば、その価値はさらに高まること間違いありません。

写真提供:北海道新聞社掲載から
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