【水産白書】温暖化の直接の影響

経済情勢・指標

こんにちは!北の熱い講師オッケーです!

ガチで、お堅い、重要な話です。

「水産白書」とは

水産白書とは、水産基本法に基づき、政府が毎年国会に提出する、水産業の動向や施策について記述された報告書です。

水産白書は、日本の水産業に関する現状や課題、政府の施策について国民に広く知らせることを目的としています。

農林水産省が作成し、正式には「水産の動向」と呼ばれています。

構成は主に以下の3部構成です。

特集:その年に特に注目すべき課題やテーマを掘り下げます。


動向:漁業や養殖業の生産状況、流通、消費、水産資源、漁村の変化など、水産業全体の動向をデータとともに紹介します。


政策:資源管理、漁業者支援、スマート水産業の導入、海外展開支援、自然災害への対応策など、政府の具体的な施策を紹介します。

令和6年度水産白書

政府は6月6日、「令和6年度水産白書」が閣議決定されました。

今回の白書では、「海洋環境の変化による水産業への影響と対応」を特集として取り上げています。

トピックスとして、令和6年能登半島地震からの復旧に向けた動き、漁業法及び水産流通適正化法の一部改正、赤潮による被害の継続の3つを記述しています。

この白書を通して、広く国民の皆様にご関心を持っていただき、我が国の水産業について理解してもらうことを目指しているとのこと。

概要

令和6年度水産白書の概要

水産白書は、水産基本法に基づき、政府が毎年、国会に報告しているものです。


近年、我が国近海の平均海面水温が上昇するなどの海洋環境の変化により、サンマ、スルメイカ、サケといった主要な魚種の不漁が長期化しています。

こうした海洋環境の変化の影響に対応するため、各地では様々な取組が行われる中、今回、「海洋環境の変化による水産業への影響と対応」を冒頭の「特集」のテーマに選定し、こうした現状に対する多くの先行事例や施策等を紹介しています。

「令和6年度水産白書」は、以下のURLで御覧になれます。👇https://www.jfa.maff.go.jp/j/kikaku/wpaper/index.html

内容のポイント

令和6年度水産の動向

特集 海洋環境の変化による水産業への影響と対応
我が国近海での平均海面水温の上昇、海洋熱波発生の顕在化、黒潮大蛇行、海洋酸性化の進行等我が国近海を中心とした海洋環境の変化の状況等について記述しています。

トピックス
1.令和6年能登半島地震からの復旧に向けた動き


2.太平洋クロマグロを想定した漁獲量等の報告義務の確実な履行を図るための漁業法等の改正


3.赤潮による被害の継続

水産物の消費量が減少

 1人当たりの食用魚介類の消費量は近年減少し続けており、よく食べられる魚介類もイカやエビからサケやマグロへと変化しています。

この背景には、簡便化志向等の消費者の食の志向の変化が関わっています。
  皆さんはどの水産物をよく食べますか?

生鮮魚介類の1人1年当たりの購入量及びその上位品目の購入量の変化

漁獲方法の変化

漁獲方法も、大きく変化しています。

養殖業に比重が掛かっている状況がわかります。

「亜熱帯化」してないか?!

ここ札幌でも、消費者の立場で言うと、魚コーナーで見る魚が変わって来ています。

イカは、高級な魚となり、滅多に店に並びません。

ししゃもも、道産は並びません。

数年で見るようになった、ブリ!

かろうじて、ニシンの養殖が進み、石狩湾で獲れ始めたくらいでしょうか。

天気をみても、確実に東南アジアの気候に類似して来ました。

「地球温暖化」を止めなければならないと感じる次第!

今日を大切に明るく元気に行きましょう!

お仕事の方、お疲れ様です!

いってらっしゃい!

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