【夕張メロン】「選択と集中」で考察する

経済情勢・指標

こんにちは! 北の熱い講師 オッケーです!

【夕張メロン】「選択と集中」で考察する

昨日のテレビで、でんすけスイカ(北海道上川郡当麻町で生産し出荷は当麻農業協同組合が管理される)の初競りがあり、1玉60万円でした。120口で食べたとして単純計算?1口5000円!です。笑

昨年、夕張メロンの記事を書きました。ご参考に。
【夕張メロン】をVRIO分析してみる

今日は、視野を変えて「選択と集中」の話です。

いろいろな面から、見てみますか!

全国有数のメロン消費額

需要側からみると、北海道はメロンの生産地であるだけでなく、消費も盛んな地域のようです。
2021年の総務省「家計調査」によると、2人以上の世帯のメロンの年間の支出金額は北海道内は2,767円と全国平均(1,033円)の倍以上の水準です。

北海道の世帯の支出金額は特出しています。
出荷量を調べてみると、北海道は茨城県、熊本県に次いで第3位でした。産地という理由だけでなく、北海道民は無類のメロン好きと言えるのかもしれません。

なぜ、こんなに北海道民はメロンを買っているのか。
夕張川向こう育ちのオッケーは思います。ガキの頃に、形が悪かったり、網目があまりきれいでなかったりするメロンが1,000円以下で買えました。スイカ同様に普段使いの果物として買っている消費者が他の地域より多いのかもしれません。確かに、東京などの本州の都市よりも大幅に安価なメロンが多く流通しています。贈答品に使われる高価なメロンのようなきれいな形でなくても、味がほぼ同じメロンが、多くの人が買い易い価格で販売されているのなら、道内で消費が多いのも理解出来るデータですね。

作付面積減、人手不足

供給側からみると、比較的安価にたくさんのメロンが流通する環境がこの先も続くのかというと疑問符が付くようです。
「メロンの生産面積は道内でもかなり減っています。メロンの栽培はとても多くの手間がかかるほか、夏場は高温になるビニールハウスの中で作業をしなければならないなど、農家の負担が大きいためです。既存の農家は高齢化しているのですが、栽培には熟練の技術が必要で、新規の就農はほとんどありません」と市場関係者の話です。
北海道各地のメロンの作付面積を調べてみると、急激な減少になっています。

選択と集中

メロン摘果

シールの通り、「夕張メロン?」ですよ!
大きさは子供の握りこぶしくらいです。
妻が、「漬物にする!」と言って買って来ました。
〈一夜漬け〉美味しいです!

10個入って、いくらだと思います。
本来は、1個3,000円は最低でもする価格のメロンですよ~~!
なんと!なんと!200円!
農場主でもある?オッケーも、なんとなくわかります、摘果しなければいけないことは、、、
1本の茎に成らすのは、1~2個らしいです。糖度を上げるためには、やらなければいけないことなのですが、、、
1個20円ですよ!ここまで育てるだけでも、一般農場主は無理です!
生産段階での、「選択と集中」です。

「自由経済社会のマーケット構造です」

「摘果」されないように、頑張りましょうね!

今日を明るく元気に行きましょう!

いってらっしゃい!