こんにちは!北の熱い講師オッケーです!
早いもので、2024年も半期が過ぎようとしています。
能登半島地震から始まった2024年の上期のデータが発表されました。
ビジネスに活かすべく、ご覧ください。
日経MJヒット商品番付
日本経済新聞社は2024年上期(1〜6月)の日経MJヒット商品番付をまとめ発表しました。
横綱
東の横綱は「新NISA」。
お国の政策?と言えそうな、投資枠が広がった新NISA経由の個人マネーの流入が後押しし、
日経平均株価は3月に初めて4万円の大台を突破しました。
西の横綱は「円バウンド」。
歴史的円安の恩恵を受けたインバウンド(訪日外国人)がけん引する消費、
一方で国内では物価高に賃金の上昇が追いつかず、
消費者の節約志向を映したヒットが目立ちます。
日経平均株価がバブル時の最高値をあっさり越え、株高に沸いた24年上期でした。
物価高が続く中、将来をにらんだ資産形成への意欲が高まり、
1月から始まった新しい少額投資非課税制度(NISA)への注目が高まりました。
日本証券業協会によると証券10社の1〜3月の新規NISA口座開設件数は、
前年同期比約3.2倍に増え、投資関連書籍も売れたとのこと。
4月に一時1ドル160円台と、34年ぶりの水準まで進んだ円安もインバウンド消費を刺激しました。
観光庁によると1〜3月の旅行消費額は1兆7505億円(速報値)で、四半期ベースでは過去最高となったようです。
2月に当初予定から5年遅れで開業した「豊洲 千客万来」(前頭6枚目)では、
訪日客をターゲットに、1万円超えの海鮮丼が「インバウン丼」として話題を呼んでいます。
株高が高揚感を生む一方、賃金の伸びは物価高に追いつかない状況です。
物価変動を考慮した実質賃金は3月に24カ月連続のマイナスとなり過去最長を記録しました。
先行きの不透明さから節約志向は鮮明になっています。
大関
東の大関は「Bling-Bang-Bang-Born」
国内ストリーミング再生が3億回を突破。クセになるリズムとダンスがTikTokを通じてまず米国でヒット。
その人気を逆輸入する形で、国内のストリーミング再生は歴代2位の早さで3億回を突破しました。https://www.youtube.com/watch?v=H6FUBWGSOIc
西の大関は「イマーシブ(没入)」。
イマーシブ(immersive)というのは、日本語では「没入・没入感」という意味で、コンテンツの世界観に入り込む体験を「イマーシブ体験」という言い方をします。
イマーシブ体験を提供するスポットは増えています。2024年の3月にお台場にイマーシブ・テーマパーク「イマーシブ・フォート東京」がオープンしたこともあり、注目キーワードになっています。
進化したデジタル技術を活用することで、絵や物語の世界に入り込んだかのような体験を演出できると注目され、このところ美術展や遊園地などで新たな体験型のサービスとして取り入れられています。
関脇
東の関脇は東急プラザ原宿「ハラカド」
画像提供:東急プラザ原宿「ハラカド」
最先端のトレンド発信地として知られる、原宿・表参道エリアに出来たビルです。
東急プラザ表参道「オモカド」(旧称:「東急プラザ表参道原宿」)やラフォーレ原宿をはじめとした商業施設が向かい合う神宮前交差点に、2024年4月17日に開業。
G階(グランドフロア)を含む、地下1階から7階屋上テラスまでの9フロアに全75店舗が集結。
アパレルショップや雑貨店から、レストラン・カフェや地下1階には銭湯まで!
西の関脇は「北陸新幹線延伸」
北陸新幹線の延伸に関する最新情報は以下の通りです
- 開業日: 令和6年(2024年)3月16日に、北陸新幹線の金沢・敦賀間が開業しました。
- 路線図: 北陸新幹線は、長野市・富山市・小浜市付近を経由して東京と大阪を結ぶ予定です。
- 工事延長: 約114.6kmにわたり、橋りょう、高架橋、トンネルなどが建設されました。
- 駅: 金沢、小松、加賀温泉、芦原温泉、福井、越前たけふ、敦賀などの駅が設置されています。
開業後の1カ月間の利用者数は、金沢~福井間で72.3万人であり、在来線時代の前年と比較して126%、コロナ禍前の2019年と比較しても112%の増加が見られました2。
また、敦賀(福井県)―新大阪間の延伸計画については、着工時期が2025年度以降にずれ込む見通しとなっています。
この延伸により、東京から福井間の所要時間が最速2時間51分となり、33分の短縮が実現しました。
これにより、地域経済や観光にも大きな影響を与えています。
北陸新幹線の全体的な効果としては、新幹線を利用する観光客の増加や、地域の活性化、特に地震被災した能登地域の復興が期待されています。
小結
東の小結は「尊富士・大の里」
「大相撲」の若者力士の大出世で、人気があります。
「若貴時代」の再来を願っている関係者です。
西の小結は『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』
五稜星は「みちしるべ」と読みます。本作の舞台である北海道函館市の五稜郭が描かれたため、桜開花の五稜郭に観光客が押し寄せました。
前頭
日常の生活の中でポイントをためて使う「ポイ活」が活況です。
JR東日本が5月に始めたデジタル金融サービス「JRE BANK」(前頭2枚目)や、
カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)のTポイントと三井住友フィナンシャルグループのVポイントの統合で誕生した新生Vポイント(前頭3枚目)など、新しいプレーヤーが注目を集めました。
隙間時間にコンビニなどでできる単発の仕事を仲介するスポットワークサービスも、収入を増やしたい人々のニーズをつかんだようです。
メルカリが4月に全国展開した「メルカリ ハロ」(前頭2枚目)は開始1カ月で登録者が250万人を突破しました。
メルカリによると登録者の約3割は会社員・団体職員など、本業を持つ人だという。
「不適切にもほどがある!」(前頭筆頭)は昭和と令和の価値観のギャップが話題となりました。
令和の過剰なハラスメント対策を皮肉りつつ、昭和世代の価値観のアップデートを描いたドラマで、オッケーも「昭和の人間」で、非常にわかるなぁ~~!と観てました。
コンプライアンス(法令順守)疲れした視聴者の心に刺さり、ヒットしましたね。
第1話は無料配信で340万回以上再生され、TBSの金曜ドラマ史上1位を樹立。
23年度ギャラクシー賞の特別賞やマイベストTV賞グランプリを受賞しました。
これからの半年
ちなみに、以前掲載したものです。☟
傾向としては、「ヒットする」のは、
「もの」ではなく、「こと」になって来ているのは確かなようです。
「もの」に対しての欲望は、現状足りている状況であり、
欲望としてあるのは、「有形」ではなく「無形」であるということ。
この傾向は、続いて行くでしょう!
下期には、何が出て来るのでしょうかね…
今日を大切に明るく元気に行きましょう!
お仕事の方、お疲れ様です。
いってらっしゃい!