【レナウン復活】「ダーバン」「アランドロン」がつながります!

経済情勢・指標

こんにちは!北の熱い講師オッケーです!

「レナウン」「ダーバン」「アランドロン」がつながる話です。

先日、TBSアナウンサー安住紳一郎氏(50)が、アランドロンの「ダーバン」のCMフレーズを知らないことが分かったので(毎週土曜10時の「ニュースキャスター」で三谷幸喜氏とのやり取りで判明!)、

50歳以前の方々は、判らない話ですね!笑

社名を「レナウン」に変更

小泉グループのオッジ・インターナショナル(大阪府、辰己貴義社長)は、11月2日付けで社名を「レナウン」に変更すると発表しました。

かつて存在したレナウン(以下、旧レナウン)は、コロナ禍のあおりを受けて2020年5月に破産しました。

その後、オッジ・インターナショナルが同年9月、旧レナウンの主力事業であった「アクアスキュータム(AQUASCUTUM)」 「ダーバン(D’URBAN)」ブランドの事業を譲り受けました。

2024年8月には、破産手続きを終えた旧レナウンは法人としては消滅していたとのことです。

事業譲受より4年経ち、「アクアスキュータム」「ダーバン」事業は堅調に推移し、現在はオッジの主力事業として成⻑しているとのこと。

オッジ・インターナショナルは社名変更の背景について、
「社名を『レナウン』とすることで、当社の主力事業、 またその業態や業容をより分かりやすくステークホルダーに伝えることができ、認知度の向上と事業のさらなる発展につながるため」
とコメントしています。

正式社名は、旧レナウンが「株式会社レナウン」だったのに対し、オッジは「レナウン株式会社」と後株の表記に変更するとのことです。

オッジの24年2月期の全社売上高は129億円、そのうち「アクアスキュータム」が51億円、「ダーバン」が51億円と、いずれも前年比2ケタ増と好調に推移しているとのこと。
今後は引き続きこの2事業を主力事業に据え25年2月期は140億円を目指す。

日本アパレルの草分け

日本を代表するアパレル企業だったレナウンの社名は、
1922年に英国皇太子が訪日した際に乗船していた「レナウン号」に由来すると言われています。

高度経済成長期にはCMソング(レナウ~ン!レナウン、レナウン娘が!)「ワンサカ娘」(ミニスカートのイメージですが…)で一世を風靡した記憶をお持ちの方も多いと思います。

まさしく、百貨店とともに事業を拡大し、かつてアパレル国内最大手となりました。

70年に誕生した傘下の紳士服ブランド「ダーバン」のCMには、フランスの俳優である「アラン・ドロン」氏(88歳・2024,8,18没)を起用して知名度が爆上がりとなりました。

ダーバンはレナウンのグループ会社の一つだったが、2004年にレナウンと経営統合しています。

旧レナウンは百貨店を主な販路とする事業モデルは顧客の高齢化やファストファッションの台頭などで経営が悪化。

2010年には中国の山東如意科技集団から出資を受けました。

しかしながら、業績は回復せず、2020年に東京地裁から民事再生手続き開始の決定を受けました。

レナウン株式会社は社名変更に合わせ、大阪本社、東京支店の社屋を移転するとのことです。

それぞれ移転先は下記の通り。

■大阪本社:大阪府大阪市中央区備後町3-1-8(11月5日から業務開始)
■東京支店:東京都中央区入船 2 丁目 1-1 住友入船ビル5階(10月15日から業務開始)

百貨店を支えた「レナウン」

1981年、百貨店入社のオッケーは婦人服に配属されました。(エリートです!笑)

「レナウンファッションウィーク」という、年に春夏・秋冬の2回だったと記憶していますが、販売促進強化週間が設定されました。

新聞・テレビCMにも掲載されました。強力な販売促進を仕掛けるのです。

売り場を、一等地に変更し、レナウンから全国をキャラバンで廻っている「神販売員」が、レナウンの各ブランドに張り付いて、売るわ売るわ!ビックリです!

私の百貨店人の基礎を作っていただいた、おばさま軍団でした!

改めて、「レナウンさん」に敬意を表します!

今日を大切に明るく元気に行きましょう!

お仕事の方、お疲れ様です。

いってらっしゃい!

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