【牛乳瓶】販売終了!買うなら今ですよ!【牛乳瓶底メガネ】死語になります!

経済情勢・指標

こんにちは!北の熱い講師オッケーです!

昭和世代には、残念なニュースです!

牛乳瓶に入った飲料の販売終了

森永乳業が、牛乳などのビンに入った飲料の販売を2024年3月末ですべて終了することを明らかにしました。

再利用するために客が返却する手間や、回収のための輸送やエネルギーの効率を見直したためとのこと。

森永乳業によりますと、宅配で取り扱っている牛乳や乳酸菌飲料などビンに入った7品目の飲料について、販売を終了するということです。

これによって、銭湯や自動販売機での販売も終了するということです。

また、一部の商品は紙パックやペットボトルでの販売に切り替えるとしています。

同社では省資源化のためビンを再利用していますが、客がビンを返却する手間がかかるほか、

ビンの回収や洗浄のための輸送やエネルギーの効率を見直したことなどが理由だとしています。

同社は、「市場環境やニーズなどを総合的に考慮し、宅配サービスのリニューアルの一環として販売終了を決めた」としています。

瓶入り乳製品の終売相次ぎ、最後の晩餐

乳業メーカーのシンボルとして長年販売されてきた瓶入り乳製品ですが、ここ最近終売のニュースが相次いでいました。

2019年4月、明治が「明治フルーツ」の瓶容器での販売を終了しました。

さらに2021年4月小岩井乳業が、2021年10月には酪王乳業が、販売するすべての瓶入り乳製品を紙パックに切り替えました。

SNSでは、「風呂上がりの一杯が…」「時代の流れには勝てなかったか!」などと惜しむ声が続出しました。

そうした中での、最後の晩餐?であった森永乳業も「SDGs」の取り組みにより消えるとのこと。

「SDGs」の取り組み

そもそもの牛乳瓶容器がなくなる可能性は低いと思いますが、

「SDGs」の取り組み、環境への配慮から再利用やリサイクルが推進されています。

以下は、牛乳瓶に関連するポイントです:

  1. リサイクル:
    牛乳瓶からリサイクルできるプラスチック製品に変更することで、リサイクル施設で適切に分別され、再利用されることがあります。
    リサイクルに協力することで、環境への負荷を軽減できます。
  2. 再利用:
    牛乳瓶は洗浄して再利用できる場合があります。
    一部の地域では、牛乳瓶を回収して再充填するシステムがあります。
  3. 環境への影響:
    プラスチック廃棄物は海洋や陸地の環境に悪影響を及ぼすことが知られています。
    したがって、環境に配慮した廃棄方法を選ぶことが重要です。

牛乳瓶の使用を最小限に抑え、リサイクルや再利用を積極的に行うことで、環境保護に貢献する考えは正しい判断ですね。

生産販売側の終売理由、供給コストと利便性

相次ぐ終売の背景には、大きく2つの理由があると考えます。

1つ目は供給コストが割高になってしまう点です。
瓶入り乳製品の製造機器は老朽化しているものが多く、故障も頻発します。
事業者数の減少に伴い、新たな機器の供給もままならず、弊社も修復を繰り返しており、そのメンテナンス費が増大している事実が挙げられます。

加えて、そもそもの瓶の仕入れ価格は紙と比較し高価であり(その仕入れ価格を売価に転嫁できていない)、リユースする際の洗浄コスト、配送コストも紙パックと比較した際には、高くついている事実です。

2つ目の理由は、紙パックと比較した際の利便性にあります。
瓶の場合、重い・割れるなど、毎日の暮らしには相性が悪く、紙パックの登場以来、瞬く間に日常使いの頻度が減りました。

象徴するデータ

2つあります。

1つ目は乳業メーカーの容器別牛乳生産量割合推移で、農林水産省が毎年発表する「牛乳乳製品統計調査」から引用します。

調査によると、平成23年10月の牛乳生産量は瓶が7%で紙パックが83%でしたが、
令和2年10月では瓶が3%で紙パックが87%となり、瓶牛乳の生産量割合は9年で半減しています。

画像

2つ目は、給食で提供される瓶牛乳と紙パック牛乳の割合推移です。
農林水産省と日本乳業協会の統計を読売新聞がまとめたデータを引用します。

データによると、給食用牛乳の容器は1970年度には89%が瓶でしたが、その後80年代に紙パックが逆転し、2019年度は紙パックが85%、瓶は15%になったとのことです。

根強い人気と再評価の兆しも・・・

消えゆく給食の瓶牛乳、風前のともしび…全国8割超が紙パック友達と早飲み競争をしたり、集めたキャップ(ふた)をメンコ代わりにして遊んだり、、

中高年以上の世代には、なじみ深い瓶入り牛乳が、、、残念ですねぇ~~

年々目にする機会が少なくなってきた瓶牛乳ですが、不要な存在なのか?

その答えは「やっぱり瓶で飲む牛乳がおいしい!」と言っていただける、お客様の声が、全てであると考えます。

では、そのお客様の声を我々がどのように受け止めているのかを説明いたします。

確かに牛乳を“手軽に飲む”上では、紙パックに劣る瓶容器ですが、‟おいしく飲む”上では、最良の手段であると考えます。
それは、瓶容器が五感を最大限活かしながら牛乳を味わえるためです。

視覚:瓶容器のシルエットから感じる懐かしい過去の思い出や、思い出がたとえなかったとしても漂う昭和レトロ
聴覚:瓶と瓶がぶつかる音から、早朝の牛乳配達を思い出させる懐かしさ
触覚:手や唇に伝わる瓶容器のひんやりとした感覚
嗅覚:紙栓と牛乳の液面との間に凝縮された芳醇な香り
味覚:紙パックと比較し他の食品のにおいが移らないなど、混じり気のない味わい

久しぶり、あるいは初めての瓶牛乳を飲む体験。

いつもとはまったく異なる体験がそこにあるのではないでしょうか。

つまり、特別な体験を提供するのが瓶容器の存在価値の一つであると言えるのではないでしょうか!

加えて、昨今SDGsの考え方が世の中に浸透するにつれ、逆の意味合い(リサイクル・リユース)で、瓶容器への注目が増しています。

リターナブル瓶の回収方法がおおむね90%を達成するうえで適切な場合に認定される、容器包装リサイクル法第18条認定事業者として、その環境に配慮した事業運営を進めている会社も残っています。

おいしさだけではない、環境配慮を両立した持続可能な価値も瓶容器の見直されるべき点であると考えます。

継承される瓶容器、牽引するのはZ世代?

「日経トレンディ2021年12月号」で発表された「2021年ヒット商品ベスト30」で、4位に「昭和・平成レトロブーム」が選ばれています。

ブームの中心にいたのは、古臭いデザインを「おしゃれ」に感じるZ世代であり、表現の場所として活用されるSNSでは、瓶入り乳製品も「かわいい!」や「レトロ!」という声とともに、10,000件以上の投稿がなされています。

社会文化の価値「牛乳瓶底レンズの黒縁メガネ」

昭和世代は思います!
過去のものとして、忘れ去られるのではなく、次世代のお客様、ひいては社会文化の価値として振り向いていただけるよう、Z世代の方々にご理解を賜りたいものです!

「銭湯あがりのフルーツ牛乳のおいしさは、ビール1杯の上かも?」

なぜか、飲む時の左手は腰です!笑

瓶牛乳、どこかで残していただけないでしょうかねぇ~~~!?

身勝手な消費者の弁でした!

!!!そうだ!「チェルシー」も販売終了!知ってましたか?

急いで、買いに行ってください!(もう無いかな?・・・)

追伸!!!!昭和世代の方!

子どもの頃、ガリ勉優秀な男の子は、

「牛乳瓶底レンズの黒縁メガネ」をかけていませんでしたか?笑

そのフレーズは、数年後には、意味が通じなくなりますよ!!

北国の方へ、小学校のストーブの上の蒸発皿に牛乳瓶を入れたら

底が割れ、抜けませんでしたか!!!大笑!

今日を大切に明るく元気に行きましょう!

お仕事お疲れ様です。

いってらっしゃい!






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