こんにちは 北の熱い講師 オッケーです!
優秀なビジネスマンがしていることです。
経済の勉強のために株式市況を見る
その根拠となる理由をお話しします
そもそも、株式市況とは、新聞・テレビ・ラジオ・インターネットなどで伝えられる、東京・大阪・名古屋・札幌・福岡などの証券取引所で取引される証券取引市場の動き(上場銘柄の現時点での株価など)の情報のことを指します。
株価は買い手(需要)と売り手(供給)のバランスで決まります
このバランスの変化をもたらすものには、いろいろな要因があります。
特に「会社の業績・将来性」と「社会・経済の状況」が大きく影響するわけです。
投資家は、2つの要因を考慮して、個別企業の株式の売買について判断します
会社の業績・将来性
株価を決める最大の要因は、公表される会社の売上や利益の額などを表す「業績」です。
そして、投資家は現在の業績を踏まえ、他の会社情報も加味し、その会社の将来性を予想します。会社の将来性への期待が高まれば、その会社は人気となり株価は上昇することになります。
社会・経済の状況
社会・経済の状況を捉えるには、多くの項目がありますが、主なものを以下にあげます。
景気動向
国内の景気の動向が大きく株価に影響します。景気が良ければ、会社の業績が更に良くなると期待でき、株式の買い手が増えることになります。
消費者物価指数、労働者失業率などの参考指標がありますね。
金利の水準
一般に、金利と株価はシーソーのような関係にあります。金利が下がると株価は上がり、金利が上がると株価は下がる傾向にあるからです。
貯蓄・投資のバランスです。
外国為替
昨日のオッケー記事ですね。円高・円安など、為替相場の動きは、製品を輸出している会社や原材料を輸入している会社の業績に大きな影響を受けます。
国内政治の動向
政治の動向も株価に影響を与えます。
経済政策に関する首相や財務大臣の発言などにも株式市場は注目します。
アベノミクスが、至近では有名でしたね。
国際情勢
戦争や貿易摩擦といった国際情勢、ニューヨークなど海外の株式市場の動向も株価に反映します。会社の業績・将来性に影響があると予想されるからです。米中関係が毎日騒がれています。
自然災害・天候
自然災害や天候も株価に影響を与えることがあります。
例えば猛暑が続くと、ビールやエアコンメーカーなどの売上げ増加が期待でき、株価は上がる傾向にあります。
まさしく、コロナウィルスのパンデミックも、この類に入れてもよいのではと思います。
外国人投資家の動向
多くの外国人投資家が日本の株式市場に参加しています。外国為替や国際情勢の変化から、外国人投資家の動向が影響を受け、株価に反映される可能性があります。俗に言う、莫大なオイルマネーです。
日本経済の屋台骨の会社業績指数だからです
日本法人企業の名立たる企業です。
経済を動かしている企業です。
大きく4分類でしょうか、
東証第一部・東証第二部・東証マザーズ・ジャスダック(JASDAQ)です。
最終更新日 | 第一部 | 第二部 | マザーズ | JASDAQ スタンダード |
JASDAQ グロース |
Tokyo Pro Market |
合計 |
2021/08/02 | 2,190 (1) |
472 (1) |
379 (2) |
658 (1) |
37 (0) |
50 (0) |
3,786 (5) |
参考:日本取引所グループ(JPX)公表数値
東京証券取引所(東証)の場合、業種分類は、大分類項目と中分類項目の2段階の分類項目から構成すると規定しています。
株式上場企業の業種分類は次の通りです(太字が大分類、その下の項目が中分類)。
▼株式上場企業の業種分類
- 水産・農林業
- 水産・農林業
- 鉱業
- 鉱業
- 製造業
- 食料品
- 繊維製品
- パルプ・紙
- 化学
- 医薬品
- 石油・石炭製品
- ゴム製品
- ガラス・土石製品
- 鉄鋼
- 非鉄金属
- 金属製品
- 機械
- 電気機器
- 輸送用機器
- 精密機器
- その他製品
- 電気・ガス業
- 電気・ガス業
- 運輸・情報通信業
- 陸運業
- 海運業
- 空運業
- 倉庫・運輸関連業
- 情報・通信業
- 商業
- 卸売業
- 小売業
- 金融・保険業
- 銀行業
- 証券、商品先物取引業
- 保険業
- その他金融業
- 不動産業
- 不動産業
- サービス業
- サービス業
となっています。
日本経済を支えている、ほぼ全業種だと思います。
さらには、よく聞く言葉です。
日経平均株価(日経平均)は、「日経225」とも呼ばれ、東京証券取引所市場第一部に上場する銘柄の内、市場を代表する225銘柄を対象とした株価指数(修正平均株価)のことを云います。
これは、日本の株式市場を代表する株価指標で、「ダウ式平均」によって算出され、基本的には225銘柄の株価の平均値ですが、分母(除数)の修正等で株式分割や銘柄入替など市況変動以外の要因を除去して指数値の連続性を保っています。
日経平均の最高値と最安値(終値ベース)
・史上最高値:38,915.87円(1989/12/29)
・史上最安値:85.25円(1950/7/6)
・21世紀最高値:24,270.62円(2018/10/2)
・21世紀最安値:7,054.98円(2009/3/10)
・8/12終値:28,015.02円 でした。 - いかがでしょうか!
この数値を、ビジネスに活かす
もう、お判りだと思います。オッケーが言いたい意味を。
特に、日経平均株価は、まさに、景気を見るのには欠かせないものです。
詳細を掘り下げていくと、どの業種が元気なのか、どこの企業の業績がいいのか、などなど、透明性が確保された上での数値です。
四季報などもありますよ。
日本経済新聞を、毎日斜め読みするだけでも、
3カ月すると、「経済」が読めるようになっているはずです!
今日を明るく元気に行きましょう!
いってらっしゃい!