【多様性】高齢者=老人ではないです!

経済情勢・指標

こんにちは 北の熱い講師 オッケーです!

昨日は、「敬老の日」でした。
オッケーは、義母が元気にしてくれています。
オッケーも、そろそろ?

と、言うことで、この記事から

65歳からの「働き方改革」

総務省の推計

高齢者4人に1人が労働者 総務省推計、65歳以上人口が29%超に!

写真・図版

総務省は20日の敬老の日に合わせ、2015年の国勢調査を基にした高齢者の人口推計を公表した。
65歳以上の人口は前年より22万人増えて3640万人、総人口に占める割合(高齢化率)は29・1%となり、それぞれ過去最高を更新した。
政府が「生涯現役社会」を目指す中、高齢者の就業率は25・1%と初めて「4人に1人」に達した。
高齢者の女性は2057万人(女性人口の32・0%)、男性は1583万人(男性人口の26・0%)。
1947~49年生まれの「団塊の世代」を含む70歳以上の人口は2852万人(総人口の22・8%)と、前年より61万人増えた。
30%に迫る高齢化率は世界最高で、2位のイタリア(23・6%)、3位のポルトガル(23・1%)を大きく上回る。

朝日新聞から

高齢者4人に1人が労働者 総務省推計、65歳以上人口が29%超に:朝日新聞デジタル
総務省は20日の敬老の日に合わせ、2015年の国勢調査を基にした高齢者の人口推計を公表した。65歳以上の人口は前年より22万人増えて3640万人、総人口に占める割合(高齢化率)は29・1%となり、そ…

人口ピラミッド分析からなので、分かっていることです。
「少子高齢化」が着実に進んでいるということですね。

高齢者と仕事をマッチングする

そのような状況のもとで、とても素晴らしいことが進んでいます。
ご紹介します。

東京大学先端科学技術研究センターの檜山敦講師(工学)はまったく違った日本の未来の姿を思い描いています。
それは、高齢者が自らの可能性を十分に発揮して、若者を逆に支える、というもの。
そのために開発したのがGBER(ジーバー)というウェブアプリです。Gathering Brisk Elderly in the Region(地域の元気なシニアを集める)の略で、アクティブシニアの興味に沿った仕事を紹介し、大勢で仕事をシェアするのを手助けするのが狙いです。
アプリの名前にはライドシェア・サービス大手のUBER(ウーバー)と、「おじいさん、おばあさん」を融合した響きがあります。
GBERは千葉県柏市の高齢者団体によって実際に使われ、剪定などの仕事を住民や施設から請け負うのに使われるなど、なくてはならないツールになっています。
「多くの高齢者に会ってみると皆さんがすごく元気なのに驚かされました」と檜山先生は話します。「彼らは働きたいという意欲はあるけど、現役の時みたいに長時間は働きたくないと思っている。同じ場所に毎日通勤するのもいやだったりする。生活のためというよりも、健康のため、友達作りのためとか新しいことに挑戦したいとか、社会参加の一つの手段として就労をとらえているんです」とのこと。
実際に従事している方のコメントです。「仕事半分、遊びと趣味が半分、みたいな感じかな」とグループに参加する意義について語る元銀行員の坂東さん。「仕事が終わったら酒を飲みに行くのも楽しみ。でないと長く続かないですよ」との話です。
一つのプロジェクトに30人も集まることがあるグループにとってGBERは欠かせない存在。
他のスケジュール管理のアプリに比べて、カレンダー形式でいつ、誰が仕事に参加できるかが一覧でき、2か月先まで予定が立てられるのが便利、と話します。
これまで、初級や中級レベルのスキルを持った高齢者には地域のシルバー人材センターに登録するのが一般的でした。
シルバー人材センターは高齢者に「生きがい」を与え、地域活性化に貢献してもらうのが主な目的で、様々な単発の業務を安価で請け負ってきました。扱う業務は剪定、大工仕事、家庭教師やハウスクリーニングなど多岐にわたりますが、「軽作業」に限定されているためか多くの高齢者は充実感を得られず、低い登録率にとどまってきました。
剪定でも、シルバーセンター経由の業務では重機を扱うことが出来ず、一定の高さを超えた樹木は扱えないなど制限がある、と坂東さんは話します。
「シルバーセンターの場合、個人単位で働くことが原則ですが、我々はグループで仕事を請け負い、例えば30人に仕事を振り分けます。そうすることで数日ではなく3時間ほどで仕事を終えることができる。我々はプロではないけれど、シルバー人材よりちょっと上の領域を目指しているんです」
GBERは保育士のアシスタント業務や農業などの短時間労働を提供するグループでも使われています。
これまでシニア層に斡旋される仕事は非常に高度な技能を持つトップレベルの人材向けか、シルバー人材センターで紹介するロースキルな業務しかなかったため、何百万人ものアクティブシニア、特にホワイトカラーの退職者たちの才能は生かされて来ませんでした。
「元気な退職者たちが活躍できる場を作って、若い人たちを支える仕組みを作れば、すごく安定した人口ピラミッドに読み替えられるんじゃないでしょうか」

東京大学から

超高齢社会のジョブマッチング | 東京大学

素晴らしいマッチングアプリです!

宝の持ち腐れです

今の65歳は、普通に元気というより、4,50歳台の方々と同じです。
個人差は、どの世代にもありますから、要は「普通」なわけです。
特殊技術者であったり、卓越した職人であったり、コミュニケーション能力がズバ抜けていたり、「優良労働力」です。
「プロフェッショナル」だったり、「職人の技」であったりするわけです。

信頼に答える充実感

時給900円はありえませんよ!
現役時代には10,000円の方々が大勢いるはずです。
高齢者は、高度成長時代の右肩上がりのサラリーマン人生です。
退職金は、今の若者たちの退職予定金の倍?をいただいた方々が多いはずです。
なので、年金も、現役サラリーマンの月給よりも多い方々がいっぱいですよ!
給料にこだわる方は、そういらっしゃらないと思います。
それよりも、動ける喜び、働いている喜び、信頼に答える充実感が、気持ちの中で大きいと思います。

いかがでしょうか!

これも、立派な「多様性」です。
現役の方々、人事の方、
自社の労働力を採用にあたって、本当に考慮する時代になっていることを認識すべきですよ。

今日を明るく元気に行きましょう!

いってらっしゃい!