【平均寿命】ー【健康寿命】=10年が大事です!

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こんにちは! 北の熱い講師 オッケーです。

【平均寿命】ー【健康寿命】=10年が大事です!

平均寿命

先日、厚生労働省が2022年の平均寿命を公表しました。

平均寿命は、各年齢の死亡率が今後も変わらないと仮定した場合、その年に生まれた0歳児があと何年生きられるかを示した指標です。


2022年厚生労働省簡易生命表によると、男の平均寿命(0歳の平均余命)が81.05 年で、女の平均寿命は 87.09 年となり前年と比較して男は 0.42 年、女は 0.49 年下回っています。

平均寿命の男女差は、6.03 年で前年より 0.07 年縮小しています。

また、主な年齢の平均余命 をみると、男女とも全年齢で前年を下回っています。

2年連続の低下は、男女いずれも2010年11年以来です。東日本大震災が2011年です。

2021年と22年の平均寿命の差を死因別に分析すると、特に新型コロナウィルス感染症や心疾患、それに老衰で亡くなった人の割合が上昇していたということです。

厚労省によると、新型コロナに感染して死亡したと報告された人は、2021年は16,766人だったが、22年には47,635人に増加し、3万人も急増しました。

厚生労働省は「平均寿命が前の年を下回ったのは新型コロナウィルス感染症で死亡した人が増加した影響が大きかったのではないか。今後、新型コロナウィルスの感染拡大が落ち着けば、平均寿命が再び上昇する可能性もあると考えている」とコメントしています。


同省によると、新型コロナの流行で、平均寿命は男性で0.12歳、女性で0.13歳短くなったと考えられるという。

21年はそれぞれ0.10歳、0.07歳縮んでおり、前年よりも影響が大きかったとコメント。


20年までは男性が9年連続、女性は8年連続で過去最高を更新していました。


海外との比較では、男性はスイス、スウェーデン、オーストラリアに次ぐ4位で、昨年の3位から後退しています。

女性は1位でした。

「高齢化社会」を数値で示すことになりました。

健康寿命

健康に生活できる期間のことを健康寿命と言います。

【2019年版】都道府県別健康寿命ランキング

それではここで、2023年6月時点で公表されている最新の数値である2019年(令和元年)の都道府県別健康寿命ランキングを紹介します。

厚生労働省が発表した統計を元にしています。

男性

順位 都道府県名 平均健康寿命年齢
1位 大分県 73.72
2位 山梨県 73.57
3位 埼玉県 73.48
4位 滋賀県 73.46
5位 静岡県 73.45
6位 群馬県 73.41
7位 鹿児島県 73.40
8位 山口県 73.31
9位 宮崎県 73.30
10位 福井県 73.20


女性

順位 都道府県名 平均健康寿命年齢
1位 三重県 77.58
2位 山梨県 76.74
3位 宮崎県 76.71
4位 大分県 76.60
5位 静岡県 76.58
6位 島根県 76.42
7位 栃木県 76.36
8位 高知県 76.32
9位 鹿児島県 76.23
10位 富山県 76.18


男性の健康寿命が最も長い都道府県は大分県、女性は三重県となっています。

また、山梨県は男女ともに2位で、平均的に県民の健康寿命が長いことが分かっています。

厚生労働省は、都道府県間の健康寿命の差は、地域間の健康格差を示していると指摘し、改善に向けて取り組んでいます。

世界の健康寿命の現状

世界的に見ると、日本は長寿の国として知られています。

ここでは、2023年5月19日にWHOが発表した2023年版の世界保健統計を参考に、世界の健康寿命の現状を見ていきましょう。

【2023年版】国別健康寿命ランキング

順位 国名 平均健康寿命年齢
1位 日本 74.1
2位 シンガポール 73.6
3位 韓国 73.1
4位 スイス 72.5
5位 キプロス 72.4
6位 イスラエル 72.4
7位 フランス 72.1
8位 スペイン 72.1
9位 アイスランド 72.0
10位 イタリア 71.9


グラフから読み取れるように、日本の健康寿命は堂々の1位となっています。

2位にシンガポール、続いて韓国とアジア圏の国が並び、4位以降にはヨーロッパ各国が続きます。

上位10位には先進国であるアメリカやカナダといった北米の国がランクインしていない点が特徴的です。

健康保険制度

日本の健康寿命が1位の理由にはさまざまな見解がありますが、その中でも健康保険制度は世界的にみても優れています。

日本には複数の社会保険制度がありますが、必ず入らなくてはいけない義務保険「国民皆保険制度」があるのは世界的にみても珍しい制度です。

海外では国民皆保険制度がある国が少なく、個人で民間保険に入るか、そうでなければ医療費は全て自費となってしまいます。

そのため、民間保険に加入できない貧困層が定期的な健康診断や治療を受けられず、病気の早期発見・治療が困難になってしまうのです。

健康寿命と平均寿命の違い

健康寿命が健康に生活できる期間のことを指すと言うことは、平均寿命から健康寿命を差し引いた残りの年数が、日常生活に制限を持ちながら暮らす時間となるのです。

約10年、制限のある暮らしを送る

健康寿命が伸びていることは素晴らしいことですが、同時に平均寿命も右肩上がりに伸びていることが分かります。

2019年段階で健康寿命と平均寿命の差は男性が8.73歳、女性が12.07歳となっています。この数字は、男女ともに約10年前後にわたり、健康上の問題で何かしら制限のある生活を送っていることを意味します。

差が生まれることの問題

平均寿命と健康寿命の差が生まれると、入院や介護が必要となる時間が長くなることが予想されます。

ここで発生する問題が、医療費・介護費用の負担です。

実際に、内閣府が55歳以上の高齢者を対象に実施した、年間で最も大きな割合を占める支出に関するアンケートでは、「健康維持や医療介護のための支出」が最も多い結果となっています。

介護や医療を必要とする時間が長いほど、これらの負担が大きくなってしまう点が大きな課題です。

健康寿命を伸ばすためには

近年徐々に健康寿命への認知が広まり、日本政府は2019年に「健康寿命延伸プラン」を策定しました。

2040年までに健康寿命を男女ともに75歳以上とすることを目標とし、その施策をまとめています。

健康寿命延伸プランは、健康無関心層を含めた健康づくりの推進、地域・保険者間の格差の解消に向けて、環境づくりや疾病予防、介護予防を中心に取り組みを進めています。

毎年実施される健康診断も、がん早期発見への取り組みであり、健康寿命を伸ばすことにつながります。

個人の取り組みも大切

健康寿命を伸ばすためには、個人の取り組みも重要です。

要支援者となってしまわないように、定期的に運動をし、筋肉や間接、骨の運動機能を維持することが大切です。

散歩に出かけたり、外出先で意識的に階段を使ったり、日常生活の中で体を動かすと良いでしょう。

また、読書する、絵を描くなど、脳を積極的に活性化させることは、要介護要因1位である認知症予防になります。

体と脳をしっかりと活性化させることが、健康寿命を伸ばすための個人でできる取り組みです。

今日を明るく元気に行きましょう!

お仕事お疲れ様です。

いってらっしゃい!

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