【事故発生防止】どんな“つい”が繋がりそうですか?

リスク

こんにちは!北の熱い講師オッケーです!

「安全・安心」の標語、よく見ますよね。

特に、土木建築業界では、鉄板のごとく、ある標語ですが・・・

強制しない安全行動

安全確認しろ!
危ないことはするな!

この様に言われると、人は反対の行動を起こしたくなり、逆に危険な仕事になってしまうことがあります。

強制ではなく、事実ベースで。

「ここでは20人に一人が足を滑らせています」
と伝えることで、安全に意識を向けてもらえる様になります。


「快」や「不快」の感じ方

仕事中に危険なことがあった時、ヒヤッとします。
ところが、その仕事が無事終えた時、ヒヤッとしたことを忘れそうになります。

人の「快」や「不快」などの感情は、
その感情の「ピーク」と「最後」の平均値で決まります。

「危なかった!」のピークが10だったとしても、
仕事が終わった時、危なかったという感情が0になってしまうと、
その平均値の5しか、危なかったという認識は残りません。

仕事を終える時、改めて「今日危なかったこと」を振り返ることが、安全な仕事への取組みで大切なことです。

【行動経済学×事故防止】“つい”を味方にする安全設計

もう慣れていて、自信のある仕事はスイスイ進みます。

しかし気をつけなければならないのは、

慣れすぎていてちょっとした変化や危険に気付かなくなってしまうことです。

慣れた仕事こそ「確認」「点検」を続けなければなりません。


事故の多くは、特別なミスではなく、日常の「つい」から始まります。

  • つい急いで確認を省略してしまった
  • つい慣れで手順を飛ばしてしまった
  • つい声をかけそびれてしまった

どれも悪気があるわけではない!

でも、その“つい”が積み重なると、ある日ふとした拍子に事故が起きてしまうのです。

だからこそ、問いかけてみてください!

皆さんの職場では、どんな“つい”が事故につながりそうですか?

その気づきこそが、安全行動の第一歩。

そして、ここで活きてくるのが「行動経済学」の知恵です。

ナッジ理論ってなに?

ナッジ(nudge)とは、直訳すると「そっと後押しする」という意味。

人に「こうしなさい」と命令するのではなく、自然と望ましい行動をとりたくなるように環境を整える考え方です。

たとえば、階段の前に「あと○歩で○kcal消費!」と書いてあると、つい階段を選びたくなったりしますよね?

これがナッジの力。

強制ではなく、“つい”を味方にする仕組みのことを言います。

「ナッジ」で“つい”を安全に導く

人は必ずしも合理的に行動しません!

だからこそ、命令や罰則ではなく、

「自然と安全な行動を選びたくなる仕組み=ナッジ」が効果を発揮します。

たとえば、下記の事例などを紹介します。

  • 選択肢のデフォルト化 安全な行動を「選ばなくてもそうなる」ようにする。
    例:機械の初期設定を安全モードにしておく。
  • 視覚的フィードバック 危険な行動をとると、色や音で即座にフィードバック。
    例:フォークリフトの死角に入ると警告灯が点滅する。
  • 社会的証明の活用 「みんなやってる」ことを見せる。
    例:安全ベストの着用率を掲示して、自然と着たくなる雰囲気をつくる。
  • 損失回避バイアスの活用 「得する」より「損したくない」気持ちの方が強い。
    例:安全行動を守らないとポイントが減る仕組みを導入。

こうしたナッジは、危ない道を避けて、自然と安全な小道を選ぶようなもの。

“つい”を責めるのではなく、“つい”を味方に変える。

それが、これからの安全行動のカギになるのかもしれません。

今日を大切に明るく元気に行きましょう!

お仕事の方、お疲れ様です!

いってらっしゃい!

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