【大坂なおみ選手】で思うこと-メンタルヘルス-

リスク

こんにちは 北の熱い講師 オッケーです!

大坂なおみさんが、「うつ病」を患っていたとのこと、
回復されることを心から祈りたいと思います。
日本人としての勝手ながらの希望ですが、、
オリンピックで、金メダルを是非取っていただきたいと思っております。

メンタルヘルス=要注意

そのようなニュースから、今日は、

ビジネスでのメンタルヘルスの話です

「うつ病」を考えてみたいと思います。
(あくまでも、オッケー的ですのでご承知おきくださいませ。)

そもそも、「うつ病」とは。

うつ病では、からだとこころにさまざまな不調が現れます。

  • からだの不調
    疲労感・けん怠感、睡眠障害、首・肩のこり、頭が重い、頭痛 など
  • こころの不調
    仕事能力の低下、意欲・興味の減退、抑うつ気分、不安・取り越し苦労 など

うつ病を診断するときに特に重要なのが、
「憂うつな気分」と「何に対しても興味が持てない」という2つの症状です。
この2つのうち、どちらかひとつでも、
ほとんど一日中、ほとんど毎日、2週間以上続いている場合、
うつ病の可能性が高いと考えられます。

うつ病は本人が気づきにくい病気です

重症になる前に、医療機関を受診して治療を行うためには、
家族や周囲の人が気づくことがとても大切です。
話をするときには、客観的に事実事象を伝えてあげるように心がけてください。
更には、無理に受診を勧めると、
本人が予想以上に落ち込んでしまう原因になりうるため、
サインを正しくとらえて本人に具体的に伝えることが大切です。

周りの人が気づいて欲しいうつ病のサイン

  • 口数が少なくなる
  • イライラしている
  • 朝や休日明けに調子が悪い
  • 遅刻、欠勤が増える
  • だるさを訴える
  • 身辺整理をする

本人に直接伝えづらい場合には、家族や親しい友人、
その人が信頼している人から伝えてもらうのも一手段です。
職場であれば総務人事経由で産業医に相談もできます。

うつ病の診断の目安

「診断基準1」のどちらか1つが該当し、
【症状で判断するうつ病の診断基準1】

  • 憂うつ、気分が晴れない、落ち込む
  • 興味が湧かなくなった、喜びを感じない

「診断基準2」と合わせて5つ以上の症状が、
【症状で判断するうつ病の診断基準2】

  • 食欲の異常(大食い・少食)
  • 睡眠の異常(不眠・浅い眠り)
  • そわそわする、または体が重い
  • 疲れやすい
  • 自分を責める
  • 思考力・集中力の低下
  • 死にたいと思う

ほとんど一日中、2週間以上続き、
仕事や家庭などに何らか問題が生じている場合が基準になります。

「軽症のうつ病」は、
日常生活において生産性は落ちてはいるものの、
なんとか休まず続けられる程度のものを指します。
ここの段階で、他の方は気づいて欲しいのです。
ここでの治療後の回復は早いのです。

「中等症のうつ病」は、
診断基準1のどちらか1つを含み、診断基準2と合わせて6~7つの症状が当てはまる場合です。
この段階でも、本人が気づいていない場合が多いのです。

「重症のうつ病」が、8つ以上当てはまる場合です。

あくまでも目安で、症状の数だけで重症度を判断することはできません。
例えば、当てはまる症状の数が少なくても、
「死にたいと思う」症状が強く出ている場合には注意が必要になります。
また、家族が受診を勧めても拒否する、あるいは食事や水分を取らないなど、
生活にも著しい支障をきたしている場合は、
緊急性が高く、生命の危険が差し迫っているといえます。
適切な治療を受けるためにも、専門医による正しい診断を受ける必要があります。

目安となる4つの言葉に注意

・「不幸」や「絶望」
自分は不幸、絶望的だ、おしまいだなどのネガティブな感情表現をする。
うつ症状のなかで一番わかりやすい言葉であるといわれています。
・「絶対」
うつ病はまじめで几帳面なタイプがなりやすいといわれています。
完璧主義や絶対主義といった思考がある方がかかり易いと言われてます。
・「~しなければいけない」
ある種の強迫概念にとらわれて、妥協や手抜きが許せません。
理想も高く、現実とのギャップに対応できず、
自分にも他人にも融通を効かせることが難しくなるといいます。
厳しい評価や厳しい言葉を投げたり、思い通りにいかないことに
苛立ち自身を責めたりすることも特徴です。
やがて自分を追いつめてしまい、精神を病むことにつながります。
・「僕は」「私が」「自分からすると」
人称単数形の多用です。この表現は相手への関心・興味よりも、自己の興味・関心が強い表現です。
他人への興味が薄れているという、うつ病の大きな特徴ともいえます。
自分の事だけで思考が止まり、一人称の言葉を多用する場合は要注意です。

うつ病は顔の表情や行動にも変化がみられます。

以前に比べると表情が乏しくなり、笑顔がみられなくなったり、
遅刻が多くなったり、ミスが目立つようになったりなどです。
このような変化は、本人が意外と気づいていないことがあります。
身近な家族や友人、職場の同僚などがこのような変化に気づいた場合、
さりげなく本人に様子を聞いてみましょう。

うつ病を発症している人に見られがちな顔の表情があります。
本人も無意識にそのような表情をしていることが多いようです。
具体的には下記があげられます。

  • 無表情がよくみられる
  • ぼんやりしている
  • 作り笑いしているように見える
  • いつも悲しげな表情
  • 元気な表情がみられない
  • 顔色が悪い など

ラインケアの実践

職場のライン上にいる直属の上司、課長や部長など職場の管理監督者が、
部下のいつもと違う様子にいち早く気づき、
相談対応、職場環境改善などを務めることをいいます。

メンタルヘルスの不調は、本人も気づかぬうちに進行してしまいます。

ストレス予防5つの方法

休養を取ること

睡眠をとること

運動すること

食事を気にしましょう

リラクゼーションを意識する

 

いかがでしょうか!

ポイントを確認しますね。

まじめで几帳面なタイプがなりやすいといわれていること。

変化を本人が意外と気づいていないこと。

本人も無意識に覇気のない表情をしていることが多い。

 

謂わば、「ストレス社会」の今、「セルフイメージ」が大切です。
ご自身で精神状態をコントロールできる状態で、生活することが重要です。
「気分転換」を上手に行って行く習慣を持ちましょう。

 

今日を明るく元気に行きましょう!

行ってらっしゃい!