こんにちは!北の熱い講師オッケーです!
今日は、講師らしく、(笑)
リスク管理の話しです。
パワハラなしの育成指導方法とは
業務において、上司が部下を指導する場面は四六時中ありますよね。
オッケーも、「OJT」が一番良いと主張しています。根底に「コミュニケーション」の積極な行動を促しています。☟
上司には部下を指示に従わせる「力」が与えられている一方、
その使い方を誤ると、部下を精神的に追い込み、
退職や最悪には自死に至らせてしまう場合もあり得るわけです。
パワハラ(パワーハラスメント)せず、効果的に部下を指導する方法についての説明です。
パワーハラスメントの定義
厚生労働省はパワハラについて
《1》職務上の地位などの優越的な関係を背景としている
《2》業務上必要かつ相当な範囲を超える
《3》労働者の職場環境を悪化させる
の3要素を全て満たす言動と定義しています。
パワハラの6類型
「身体的な攻撃」のほか、暴言や脅迫などの「精神的な攻撃」、隔離や無視といった「人間関係からの切り離し」など6類型がある。
2021年度の厚生労働省の調査では、
労働者のおよそ3人に1人が過去3年間に1度以上、パワハラを受けたと回答。
類型別では「精神的な攻撃」が最も多かった。
精神的攻撃は、必要な指導との区別が難しいが、
ハラスメント問題に精通の大学教授は「判例から浮かぶキーワードは『人格』」と指摘します。
例えば、「ぶっ殺すぞ」「新入社員以下だな」「おまえはバカだ」など、
人格を直接的に否定・攻撃する発言は、法的に許容される範囲を超えた「不法行為」に当たります。
一方、ミスをした部下に「前も注意したよな」「どこを見たんだ」などと叱る行為は「望ましいかどうかは別ですが、人格の否定とまでは言えない」と言われています。
指導方法
では、望ましい指導方法とはどのようなものでしょう。
ハラスメント防止研修を行う民間機関は事例別に次のように助言しています。
《1》部下がルールを守らない場合
遅刻が続く、周囲をイライラさせる言動が続くなど、基本的なルールを守らない場合は「改善すべきことは改善すべきだ」と一貫して伝えましょう。
その際、原因・理由を聞くことを忘れずに。
心身に不調を抱えている場合もあります。
「どうせ○○なのだろう」と決めつけず、本人が改善策を見つけられるようサポートをお願いします。
《2》仕事の出来が悪い
部下の目線に立って考えてみましょう。
上司も新人の頃はミスをしたはずですが、経験を積むうちに忘れ、「自分は最初から完璧だった」と錯覚しがちです。
また、仕事の進め方や、大事にするポイントは一人一人違うはずです。
お互いの価値観や仕事の優先順位について話し合い、考えをすり合わせていく必要があります。
《3》意欲が足りない
面倒なことを避けたいと思うのは、人の基本的な性質です。
本人が仕事をする動機(安定した収入が欲しい、社会に貢献したいなど)と、将来的に希望するところをそれとなく把握しながら、今なぜその努力や挑戦が必要なのか、本人が納得できるよう語りかけましょう。
各事例に共通するのは、部下とコミュニケーションを取る大切さです。☟
と言っても、無理に飲み会などに誘う必要はありません。
仕事上の出来事などをきっかけに、上司自身も自分の体験や感じ方などを伝えながら会話のキャッチボールをすることで、「相手の人となりや考えが見えてくる」ということがあります。
指導の注意点
よくある話ですが、上司同士で「最近の若い子は…」とグチを言い合うことです。
「自分たちだけで『正しさ』を確認し合い、そこから外れる人を排除する方向に向かう。
心理学上で『集団極化』と呼ばれる状態で、実際には偏った考えであることもある」と。
「完璧に指導しよう」と思わないことも大切だということです。
人材育成は会社の責任であって、直属の上司だけの責任ではありません。
困ったら上級管理職や周囲に相談をすべきです。
他の指導方法を試したり、どうしても部下と相性が合わない場合、
担当を代えてもらう方法もあるのです。
上級管理職には中間管理職をサポートし、育てる役割があります。
その姿を見て、中間管理職も適切に部下を指導できるようになります。
上級管理職には模範的な指導方法を示す必要があります。
自然体で接すること
相手が「部下」という意識をはずして、「人」として客観的にみて、
平等・対等の立場であるという意識を持つことが必要です。
話の中心は、当然のこと、相手です。
相手に寄り添う気持ちを持って、話を聴きましょう。
詰問することは慎み、自分の事例を話すようにしましょう。
自然体で、接しましょう。
世間で、「ジャニー喜多川の行動・言動」が問題視されていますが、、、
根底に、「メンタルヘルス」が存在します。
会社組織内で、上長の方は、このタイミングで、少し知識を入れておくのも必要ですよ!
今日を明るく元気に行きましょう!
お仕事お疲れ様です。
いってらっしゃい!