こんにちは!北の熱い講師オッケーです!
前回、リスク管理・パワハラ防止方法を紹介しましたので、その流れで「心理」の話をしておきますね。
アンガーマネジメントとは
人の心理で、なぜ怒るのでしょう?
ささいなことでカッとなり、後悔した経験はないでしょうか?
近年、怒りの感情と上手に付き合う手法として、認知されてきたのが「怒りをコントロールする」「アンガーマネジメント」です。
札幌では道民向けの講座が毎月開講され、感じた怒りを日記感覚で振り返る方法なども紹介されています。
日本アンガーマネジメント協会(東京)の認定講師・田之畑慶子さん(61)は「怒りの正体は、相手ではなく自分の中にあります。自分が考える『こうあるべき』との価値観が、相手と異なる場合に怒りとなって現れます」と説明しています。
「自分にとって当たり前のことでも、相手が同じ考えとは限らない。このギャップが怒りとなる。」とのこと。
「職場や家庭で怒りっぽくなり、周囲との関係が悪くなって学び始める人が多い」と田之畑さん。
アンガーマネジメントの考え方は、企業や教育現場などの研修にも活用されています。
怒りとコントロール
4つの怒り
怒りをどのように捉えると良いのか。
問題となる怒り方=上表=
《1》強度が高い
《2》持続性がある
《3》頻度が高い
《4》攻撃性がある
の四つが挙げられます。もっとリアルに言うと、
《1》は制止できないほど激しく怒り、小さなことでも激高する。
《2》は根に持って、何度も思い出して怒る。
《3》は頻繁にいろいろなことに腹を立てる。
《4》は物を投げつけるなどの行為。
みたいなことです。
3つのコントロール
では、腹が立った場合はどう対応するのか。
怒りを沈める有効な手段としては、
「衝動」
「思考」
「行動」
の三つのコントロールが重要とのこと。
衝動のコントロールは、イラッとしたら6秒数えて待つこと。
意識を怒りと別に向けて6秒たつと、多くの場合は怒りは収まるという。
思考のコントロールは、怒る、怒らないの許容範囲の境界線をあらかじめ明確にすることを指す。
また、行動のコントロールは、怒りの対象について自分の力で状況を変えられるかどうかを考える。
変えられない場合、どうするのかを頭の中で整理することで、落ち着いて対処できる。
と紹介されています。
怒鳴ると叱る
感情的に発言する〜怒鳴る
冷静に発言する〜叱る
怒鳴る〜自分の感情を抑えきれずに、相手に対して爆発してしまう
叱る〜相手に対して、今後のためになるであろうと思い、指導的に語ること
一呼吸を、あえて意識して、入れること。
「相手を軸」にして、発言するように、日々、訓練して行くこと。
すると、ストレスを感じずに「叱る」ことが出来るようになっていきます。
今日を明るく元気に行きましょう!
お仕事お疲れ様です。
いってらっしゃい!