【新規より顧客】鮨屋に学ぶ経営戦略

マネジメント

こんにちは!北の熱い講師オッケーです!

「顧客管理の重要性」の話です。

長年通い続けてしまう鮨屋

講師仲間の話です。

もう通い始めてから17年。ご近所のお寿司屋さん。

「お、まいど」から始まり、席につくと「今日もビールから?」と。ビールが運ばれてきて乾杯したあとは、決まって大将に「美味しいやつ」とオーダー。

今回はお作り盛り合わせ・セコガニ・白子の松前焼き・うなぎの蒲焼・松茸の茶碗蒸しが出てきました。

最後に「今日は何貫にする?」と聞かれ「5貫」と答えた私たちのテーブルに大将自慢のネタで握ったお寿司が5貫と大きなハマグリの入った赤だし、そしてあがり。

最高に居心地が良い街のお寿司屋さん。

信頼関係のもと、お客さん側が「お任せ」すれば満足できる。

商売とはこうありたいものです。

お客様との信頼関係構築

では、この『信頼関係』を作るために必要な事は?


それは、資格や受賞歴やクチコミ評価じゃなく・・・【共有した時間】なのです。

こんな資格持ってます!こんな受賞歴があります!口コミ評価何点です!っていうこと。

というのは、お客様から見た『一方通行の信頼』であり、双方向の『信頼関係』ではないわけです。

だから、信頼しているお客様サイドから「お任せ」ってのはできますが、売り手サイドからの最適提案は難しい。

売り手のプロダクトアウトによりお客様は満足するかもしれませんが、居心地の良さには繋がらないわけです。

なので、居心地の良さが不足していると「またいつもの」って注文はし難いし、売り手側も100%を出し切るのが難しいことになります。

だからこそ、その関係を作るために、時間を積み上げていく行程が必要なのです!

情報発信が必要です

では、どうやって時間を積み上げるのか?

それが【情報発信】です。

お店に通い続けてもらったり、サービスを利用してもらい続けるのが一番ですが、それは至難の業。

だから、一度利用してもらったお客様の脳内に、その体験を少しばかり蘇らせるためのキッカケをお届けする作業が必要です。

「先日ご来店いただいた時に、お褒めいただいたネタが用意出来ていますが・・・」的なお声かけをするのですよ!

「回転ずし」では真似出来ない、『優位性』です!

それが、『経営戦略』上の『肝』となるのです!

これを、時間をかけて、積み上げていくのです。

情報発信っていうと、なんだか新規開拓のための行為に捉えられがちですが、、

私の中の感覚では、講師業ではありますが、新規開拓への効用度は20%くらいです。

残りの80%は上記のような結果(信頼関係)を求めてやってます。

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顧客管理は基本です

お客様の好み情報を、会話の中で得て、積み重ねていくこと。

一見さんにしない顧客作りを地味に行うのです、メモること、データ管理していくこと。

そして、次回の予約が入ったら、見直しておくことが、重要です!

皆さんの情報発信は『時間』をかけて『信頼関係』を築くためのツールとして機能していますか?

今日を大切に明るく元気に行きましょう!

お仕事の方、お疲れ様です!

いってらっしゃい!

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