こんにちは 北の熱い講師 オッケーです!
オッケーの真骨頂は、実はこのジャンルです。はい!
「VMD」(ビジュアルマーチャンダイジング)の話です
日本ビジュアルマーチャンダイジング協会では「VMD」について、以下のように定義されています。
「ビジュアルマーチャンダイジングとは文字どおりマーチャンダイジングの視覚化である。それは企業の独自性を表わし、他企業との差異化をもたらすために、流通の場で商品をはじめすべての視覚的要素を演出し管理する活動である。この活動の基礎になるものがマーチャンダイジングであり、それは企業理念に基づいて決定される。」
視覚的に訴求を行うPR手法の総称です。この言葉は戦後のアメリカで、アパレルなどの店頭における商品プレゼンテーションの重要性から、ストアオペレーション戦略として発展した手法です。
VMDとはマーチャンダイジングを視覚伝達することにより、お客様から見て、見やすく・選びやすく・買いやすい・快適な売場環境を提供する仕組みであり、かつ、方法のことで、商品政策・企業戦略活動です。
オッケーは、若い頃、上司に、そもそも「ⅯⅮ」とは、「間違っても堂々と」と教えられました。
今となって、よく研修で伝えるのは、「自信を持って、お客様に提案すること」と。
VP(ビジュアルプレゼンテーション)
ショップの店舗コンセプトやブランドイメージ、シーズンテーマ、売り出しテーマなどをビジュアルに表現すること。また、スペースのことを言います。
遠くから見てもすぐに目線に入るように、店内展示商品だけではなく、入口や外壁、看板、ショーウインドーなどの店舗環境も含めて、店内へとお客様を誘導します。
PP(ポイントプレゼンテーション)
お客様に店舗の顔となる商品、一押し商品を提案するための陳列の仕掛けを言います。
通常は、フロア中央や四隅などのお客様の目に付きやすい場所に、大きなステージを用意し、お勧め品を見せるためのマネキンやラックなどを配置します。
IP(アイテムプレゼンテーション)
お客様が見て廻る中で商品のカラーやサイズ、形などに分類整理し、お客様にとって見つけやする陳列表現となります。
商品にPOP(ポップ)を使用して、その商品の特徴を伝える方法が基本です。
留意点として、ポップに描く内容は絞ったほうが、お客様にとって分かりやすくなります。
お客様が実際に手に取って、選ぶスペースとなります。
厚生労働大臣から指定を受けた専門学校・各種学校などの卒業予定者や、社会人として実務経験があれば受験が可能なので、スタッフ育成の一環として資格取得支援を行う店舗もあるようです。
「単純に並べて売っているんだ!」と想われがちですが、
結構、人間の行動心理学と経営戦略の渦巻いた店舗運営をしているのですよ。
「リアルVMD」とは
これからは、オッケーの独断と偏見からの能書きを述べます。
その場所はどんな立地場所であるか
俗に言う、一等地なのか、商業振興地か
入口傍なのか、ホール横であったりするのか
広さはどれくらいなのか
10坪なのか30坪なのか
壁を背負っているのか、柱があるか、平場か
お客様が通る所なのか
駅前なのか、商店街外れか
VPをどれくらい遠くからのセットとするのか
何の店に見せたいのか
特化、単品の奥行の店か、トータル販売の店か
生活テースト別の店なのか
主力定番商品が何で、今一押し商品はなにか
認知されているのが、たい焼きだが、プリンを売りたい
パンツのバリエーションが売りの店だが、限定Tシャツを売りたい
どのような客をターゲットにしたいのか
子供が10歳までのお母さんがターゲット
1960年代の洋楽が趣味の年代がターゲット
商品量はあるのか、商品種はあるのか
産地直送の量り売りが差別化になる
全国の器の一般流通しない限定品販売
展開什器の想定をもっているか
什器は統一の什器を使わなければならないか
ステージ・ディスプレイ台の使用は
販売員の質と量はどのくらいか
明るく元気な学生バイト
専門知識を前面に出すコンサル販売か
売込み日・時間の想定はいつか
7月土用の丑の日
OLの帰宅時間18~19時
などなど、
「見せ方、魅せ方」が異なるのは当然の話です。
きりがないので、10点にしておきますね。
いかがでしょうか!
どこまでがVMDなのか解らなくなるのですが、、
次回から、じっくり、一項目づつ、リアル的に説明していきます。
テナントショップ、飲食店中心になりますが、参考になるとは思います。
コロナ禍、アフターコロナ、非接触を、頭に置いておきながら、
やって行きますので、乞うご期待のほど!
今日を明るく元気に行きましょう!
いってらっしゃい!