【栗山天満宮祭】最終日です!

販売・接客

こんにちは 北の熱い講師 オッケーです!

オッケーの愛する田舎、「栗山」の話です!
札幌から、車で1時間弱で、南空知、夕張のふもとに位置する人口1万1千人の町です。
栗山英樹、元日本ハム監督、現日本代表監督の自宅の栗の木ファームのある街です。

栗山天満宮祭

毎年、9月24・25・26日に開かれる、五穀豊穣祭です。

写真:栗山町ホームページより

https://www.town.kuriyama.hokkaido.jp/soshiki/53/18677.html

規模

本日、最終日っていうのかな?栗山まつりです!
天満宮なので、ご神体は‟菅原道真公”です。
道央圏では、「6月の札幌の北海道神宮祭から始まり栗山天満宮祭で終わり」と言われています。
札幌中島公園に匹敵するくらいの露店が出店します。

植木市

ここで有名?集客力のあるのが、「植木・盆栽のたたき売り」です。
経済用語でいうと「需要と供給のバランス」です。
ここ北海道・札幌も早けれは、あと1ヵ月後には、「初雪」を迎えます。なので、朝晩の冷え込みが始まり、花物は終わりです。供給側の植木業者は捌きたい、供給消費者の客側は、安く買い求めたい訳ですよ。
オッケーが田舎にいたころの最終日の午後6時過ぎころから、当時は20軒近く出店していた植木盆栽のお店の店主(おやっさん)が、酒を飲みながら、叩き棒を持って景気よく、気前よく、売るのです!
客も酒が入っている方がいて、「阿吽の呼吸」で掛け合うのですよ!見応えがありたよ!おもしろかった!

商売の原点

なにか、今思うと「商売の原点」をリアルに見ている感じです。
そうだ!食器屋さんもたたき売りしていたな~
知ってますか?たたき売りというか、「セリ売り」ですね!
例えば、
客側から品を指定され、嫌々風に?(演技かな?笑)3万円の盆栽を、ミカン箱の上に、おっさんが持って来て、
「さあ!うぅ~ん!これ10年かけて育てたんだよなぁ~売りたくねぇ~なぁ~!しゃ~ない!3千円からだ!買ってけ!」と声を発します!
間髪入れず、絶妙に、
酔っ払いおやじの客①が「5千円!」
客②「5千5百円!」
客③「6千円!!」
‟パン!”いい音がします!
「6千円!ちゃんと育てろよ!」と植木屋オヤジ!
投げつけるように、酔っ払い客オヤジに渡します!
見ている客から笑いと拍手です。
酒の勢い?で植木屋オヤジが、
「5万円の五葉松だ!育てる自信のある者!いくらで買う!」
酔っ払い客が、間髪入れず、「千円!」
植木屋オヤジ「なにぃ~!千円だと!鉢だけでも1万円だ!馬鹿言ってんじゃねぇ~!いい声してるオヤジだ!持ってけ!枯らすなよ!」
掛け合いの間が合うと、5万円の盆栽を千円!で売っちゃう、買えちゃうみたいな。本当に面白かったなぁ~

マーチャンダイジング‟MD”

人:祭り客
もの:植木・盆栽
展開:ひな壇を設置して、せり上がり展開し、高額品の盆栽が最上段
広告・情報:伝統ある祭りで南空知の住人は周知させている
雰囲気・環境つくり:ミカン箱と叩き棒の音で集客 あえてはだか電球で照らすステージ感

「原点」がここに集約されています。

百聞は一見に如かず

今日の今夜ですが、、
札幌から1時間です。

祭り気分を味わえますよ!!

今日を明るく元気に行きましょう!

いってらっしゃい!