【差別化】どうやって発信

地域活性

こんにちは 北の熱い講師 オッケーです!

今月の初めに、オッケー宅地域を商圏とするスーパーマーケットが2店舗オープンし、顧客の争奪戦が勃発しております。

差別化をどうやって発信するか

元々、車で10分以内が商圏と考えた場合には、
生鮮3品(野菜・精肉・鮮魚)の品揃えを
基本戦略とした大小スーパーが8店舗出店している地区です。
おそらく、人口とすると20万人くらいではないかと思われます。
なので、10店舗の商圏争奪戦となったということです。

販促・サービス戦略として

今後は、戦略としての差別化はさらに深化して行くと思います。

チラシ戦略

週末には、全店舗のチラシが、新聞折り込みで入って来ます。
「今だけ戦術」の土曜日曜の日別目玉商品で、表面の半分を
割いて、「来店動機」を図っています。
当然のこと、開店店舗は鉄板戦術の、購入先着〇〇名様に、
たまごであったり、紅白大福であったりしておりました。

リピート戦略

ポイント〇〇倍が、普通に行われています。
ここ数年の間に一気に増えた「水」戦術もありました。

配送戦略

今となっては、集客力というより標準装備的になりましたね。
〇〇円以上の購入客宅への無料配達。

駐車場戦略

年々、大きくなってきた駐車場。
この頃増え出した、1台スペースの拡大でストレスフリー。

飲食スペース戦略

コロナ禍で大きく見直しがされている戦略。
座席数・座席幅は基本戦術。
自動販売機の廉価、高級レンジなどの家電設置。

展開戦略

「肉」「魚」「惣菜」配置戦略

「野菜・肉・魚」の壁面配置が、店舗の差別化の王道です。
基本戦略は、メイン導線の入口から野菜になりますが、
次の配置が「店の売り」です。
「肉」「魚」「惣菜」かです。
各企業の店舗開発企画部門の「腕」の見せどころです。
「マーケットリサーチ」から、どう判断していくかです。

鮮魚対面戦術

「鮮魚対面販売」をやれるかは大きな差別化となります。
店舗別収支上で大きな要素を占めるので、最重要案件となります。
チラシ戦略に掲載が可能だと、大きな戦略になります。
惣菜との合わせになりますが、トレンドは「鮨」のグレードアップです。

日配品戦略

主力は「たまご」「牛乳」「納豆」です。
差別化が図れると、顧客戦略の最強になります。
集客の目玉品として使う鉄板品ですが、
顧客戦略としては「味」が勝負です。

陳列戦術

マーチャンダイジングとして、「VMD」の基本です。
「取引先政策」が、露骨にみえるところです。
3,4段の、2,3段目にどこのメーカーが並んでいるかです。

什器戦略

今回の出店店舗は、什器の高さにこだわっていると感じました。
中島(店内の壁面以外)の什器も基本150高であり、
180高までに抑えられていました。

出店戦略

ベーカリーショップ戦術

トレンドとして、一番の差別化戦略です。
標準装備の窯ありで、「購入の楽しさ」が勝負になって来ました。

フラワーショップ戦術

「店のセンス」を表現するには、貴重な戦術です。
だだ、実際に購入客としては、店別の一本釣りです。
食品との連動性に欠けるかもしれません。

ブランド戦略

コロナ禍で、急増している、
スーパー側と出店側とのウィンウィン戦略になるかですが、
実際店舗の「のれん」コーナー出店です。

いかがでしょうか。

思うところを羅列してみました。
この視点で、スーパーを見てみると、
楽しいですよ!

オッケー奥様曰く、
「品目ごとに買う店を決めているから!」
この牙城を崩すのは、
業界人としては背筋が凍ります。

今日を明るく元気に行きましょう!

いってらっしゃい!