【雪まつり】最高峰だから考えなければなりません

地域活性

こんにちは 北の熱い講師 オッケーです!

コロナウィルス感染が止まりませんね。

その影響で、世界的イベントの「Sapporo snow festival」が中止になりました。

北海道経済・札幌経済に大きなダメージを与えます。

Sapporo snow festival

来月5日から2年ぶりに札幌・大通公園で開催予定だった「Sapporo snow festival」の雪像設置が中止されることになりました。
コロナ前の観光客は200万人と謂われていたイベントです。

札幌市は新型コロナの感染拡大防止を最優先事項と判断。
札幌市内でもオミクロン株の感染が急増し、判断自体は適切と思います。
しかしながら、年末から経済回復の明かりが見え始めた北海道観光には、大きな打撃となります。特に旅行業界は危機的状況です。
大通会場では先週から雪像の雪の搬入が始まっていました。
秋元市長は「やむを得ない判断」とのコメントを出しました。
今回も昨年同様に、クラーク像で有名な羊ヶ丘展望台ほか市内の各所で、雪像を作ってオンライン配信を計画するとのことです。

発生源は中国・武漢からとも謂われている(確証はなし)、コロナ流行当初の2年前には、さっぽろ雪まつりの開催が感染を拡大させた懸念があると感染症専門家に指摘も受けた経緯もあります。

昨年11月段階で公表されたのは、大通会場に10メートル超の大雪像は製作しない。中・小雪像計10基で縮小開催する方向というものでした。感染対策のため来場者が滞留せず、一方通行で歩き回る「通過観賞型」を予定していました。
年末のように感染が抑制された状態が続いていれば、コロナ共存時代の新たなイベント方式として注目される可能性を秘めていました。

無観客のオンライン形式

今年に入り感染が急拡大すると秋元市長は、「無観客のオンライン形式検討もありえる」と言及していました。
その経緯からして、このタイミングでの決断は、ギリギリのタイムリミットのタイミングだったのではと思います。

北海道内では2月以降、旭川冬まつりなど規模を縮小しながらも開催準備中のイベントもありますが、微妙な段階に入ってきました。
一方で既に取りやめを決めた催しも出始めています。
地方自治体は、横並び志向が強く、親方的存在の札幌市の最大行事の雪まつり中止判断は、地方開催可否判断に影響を大きく与えそうです。

いかがでしょうか!

経済を廻す

経済を廻す観点から、中止して終わりでは閉塞感が漂います。
雪まつりは屋台や地元放送局のステージによる集客の依存が目立ち、
マンネリだ、とも久しく指摘されています。
たとえば、この機に雪国の生活や文化に触れるなどの、新たな見せ方を考える機会としなければいけないのではと思います。
北海道内で連日千人以上が感染する今ではコロナ対策が最優先であるのは明かです。
ただ、収束後を見据え、大通公園を会場にした、実験的な通過観賞型の代替イベント開催を、是非とも考えていただきたいと思います。
もう一点は、今年こそは再開需要を当て込んでいた宿泊・飲食業者も少なくありません。
年度末の資金繰りのため、道や市のつなぎ融資制度などを拡充して、出来る限りの倒産多発を防ぎたいものです。

 

今日を明るく元気に行きましょう!

いってらっしゃい!