こんにちは!北の熱い講師オッケーです!
3月下旬に入り、学校は春休みに入り、新年度に向けての人事体制の変更で異動になったりする時期です。
ちょっと気になるニュースが目に止まりました。
3月に離婚が多い!というニュースです。
背景には、主に新生活への準備と子どもの環境変化への配慮があるとのこと。
新生活への区切り
年度末によるリセット
多くの人が年度末である3月を区切りに、人生をリセットしたいという心理が働きます。
当然のごとく、社内の人事異動で、その地を離れることで、
別居生活を強いられる状況下での、「いっそ、ここで…」みたいな状況になるなど…
引越しや転居:
新生活に合わせて引越しを行うには、3月末が都合良いです。
新年度からの再出発:
4月からの新学期や新生活に向けて、3月中に身辺整理を進める傾向があります。
👨👩👧👦 子どもへの配慮
学年区切り:
年度末は学年が替わる時期であり、子どもの転校や名字の変更を行うのに適しています。
環境変化の最小化:
春休み期間中に離婚することで、子どもの生活環境や人間関係への影響を最小限に抑えられます。
周囲への配慮:
転校やクラス替えなどで人の動きが多い時期なので、周囲に気付かれずに母子家庭になれる可能性が高まります。
💰 経済的な理由
税金面での考慮:
夫の扶養に入っている妻の場合、年末まで婚姻関係を続けることで税金控除を受けられるため、年明けに離婚を希望するケースもあります。
財産分与と養育費が重要なポイント
両者とも、婚姻生活中の状況や今後の生活を見据えて慎重に話し合うことが大切です。
💰 財産分与
財産分与とは、夫婦が婚姻期間中に協力して築き上げた財産を、離婚時に公平に分配する制度です。
財産分与には、主に3つの種類があります。
清算的財産分与
夫婦が協力して作った財産を清算、分配するもの 預貯金や不動産、車だけでなく、婚姻中に加入した生命保険や学資保険の解約返戻金も対象 名義が一方の配偶者でも、実質的に共有財産であれば対象 原則として、夫婦間で2分の1ずつ分けられますが、財産形成への寄与度に応じて割合が変わることもあります 。
別居後に個人で築いた財産は原則として対象外。
扶養的財産分与
離婚後、一方の生活が困難になる場合に、もう一方が扶養する目的で行われるもの。
慰謝料的財産分与
離婚原因を作った側が相手に支払う慰謝料を、財産分与に含めて考えるもの。
主な対象
財産分与の主な対象となるもの 項目
不動産 、婚姻中に購入した家や土地
預貯金、 夫婦で協力して貯めた貯金
有価証券 株式など
退職金
婚姻中に積み立てた部分
年金分割制度 婚姻期間中の厚生年金・共済年金の保険料納付記録
保険 解約返戻金がある生命保険や学資保険の婚姻期間に相当する部分
請求期限 財産分与は、離婚後2年以内であれば請求可能。
しかし、離婚後に相手が財産を隠す可能性もあるため、離婚時に取り決めるのが望ましいです。
👧 養育費
養育費は、未成年の子どもの生活や教育のために使われるお金です。
子どもの人数や年齢、それぞれの収入などをもとに裁判所の算定表を参考に金額を決定します。
支払期間 養育費は子どもが18歳になるまで支払われるのが一般的ですが、合意があれば延長もできます。
増減 一度決めた養育費の金額は、状況の変化(失業など)によって増減の調停を申し立てることが可能。
請求期限 養育費は、子どもを扶養している間であれば離婚後でも請求できます。

「多様化の時代」の特徴的事象?!
離婚率が3月に高いという現象は、単なる季節要因ではなく、社会そのものが大きく変わっているサインでもあります。
働き方が多様化し、男女雇用均等の考え方が浸透したことで、私たちは“結婚しているかどうか”よりも、“自分らしく生きられているかどうか”を重視する時代に入りました。
家族の形も、人生の選択肢も、もはや一つではありません。
離婚という決断も、その多様な生き方の中にある自然な選択肢のひとつとして受け止められるようになってきています。
3月の離婚率の高さは、年度の区切りという実務的な理由に加え、こうした価値観の変化が静かに反映された結果なのかもしれません。
繰り返しにもなりますが、
3月に離婚が増えるという統計は、年度替わりという制度的な節目だけでは説明しきれません。
働き方の多様化が進み、男女雇用均等の理念が社会に浸透したことで、個人が経済的にも精神的にも自立しやすい環境が整ってきました。
その結果、結婚は“維持すべき前提”ではなく、“選択としての関係”へと位置づけが変わりつつあります。
合理性や納得感を基準に、人生の方向性を主体的に見直す人が増えているのです。
3月の離婚率の高さは、制度の区切りと価値観の転換が交差する地点として、現代社会の変化を象徴的に映し出していると言えるでしょう。

今日を大切に明るく元気に行きましょう!
お仕事の方、お疲れ様です!
いってらっしゃい!

