こんにちは!北の熱い講師オッケーです!
ビジネスシーンでよくある話です。
「権利」を主張するが「義務」を果たさない社員がいて困る
「義務」を果たしてから「権利」を主張しなさい!
どこの会社でもあるであろう、上司と部下の会話です。
端的に言えば、どちらが悪いでしょうね、、、
というのは、上司が部下に、そもそも、ちゃんと指導をしていたか?ということです。
「問題社員=ダメな人=知識不足?」
上司が、部下に対して、「バイアス・偏見」を持って対応していませんか!
バイアスを排除する
よく言われることなのですが、
「今の若手社員は、目的や意味を理解し納得したら動く傾向にある」と言われています。
そもそもの定義を確認しておきましょう。
権利とは、何らかの利益を受けられる資格
義務とは、相手に対して何かをしなければならない負担
労働契約法6条に下記の条文があります。
労働契約は「労働者が使用者に使用されて労働し、使用者がこれに対して賃金を支払うことについて労働者及び使用者が合意することによって成立する」と制定してあります。
そもそもですが、労働契約を結ぶことにより、お互い義務を負い、権利を得られることになります。
労働の提供(義務) ➡ 給料をもらう(権利)
義務を果たしたものに対して、初めて、与えられる権利です!
労働者の定義
労働者側
出勤していれば「労働の提供」になるのか?
労働者の「義務」
1.誠実労働義務 ⇒ 使用者の指揮命令に従って誠実に働く
2.職務に専念する義務 ⇒ 手を抜かず、集中して業務を遂行する
3.職場の秩序遵守義務 ⇒社内規則やマナーを守って行動する
4.守秘義務 ⇒業務で知った秘密を他社に漏らさない
労働者の「権利」
1.賃金を受け取る権利 ⇒労働に対して会社から賃金をもらう
2.休憩・休暇の権利 ⇒規定の休憩・休暇を取得する
3.退職する権利 ⇒雇用期間の定めがなければ、2週間の予告期間を置けばいつでも退職できる
会社側
サービス残業 ➡労働基準法違反
パワーハラスメント ➡職場環境配慮義務
会社も労働者も、お互い「義務」をはたすことでよい関係を築けるわけです!
知らないことかもしれません!
そもそもですが、上司が部下に教えていますか?
若手社員は「義務」を知らないだけ「権利」を勘違いしているだけかもしれません。
学生時代の環境では、「権利と義務」は教えられていません。
組織に対して「価値提供する」ことが、「始め」なわけですが、、、
・任された業務を責任もって遂行する
・チームやお客様のために力を尽くす
その上ではじめて、有給休暇を取る権利を得ることが出来ることを教えられていないだけなのかもしれません!

コミュニケーション不足
今の若手社員は、目的や意味を理解し納得したら動く傾向にあるのです!
上司と部下の良好な関係性を構築することが必要です。
上司は社員の権利と義務について、詳しく理解させて説明することが必要です。
単なる、「コミュニケーション不足」が原因となっていることかもしれませんね。
上司は、きちんと、若手に向き合って、
説明責任があるのです。
まずは、そのことが、先です!!

今日を大切に明るく元気に行きましょう!
お仕事の方、お疲れ様です!
いってらっしゃい!
