こんにちは 北の熱い講師 オッケーです!
新入社員にとっては、入社して4カ月が過ぎ、
生活リズムも出来つつあり、自分の仕事もどのようなことなのかも、
少しづつではありますが、解って来た時期ではないでしょうか。
そうした中での、お盆休みで、自身を客観的に見え出しているのではないでしょうか。
モチベーションをしっかり持ってほしいので、
「みんなもそうなんだ!」と思っていただければ、
力が湧いて来るのではと思います。
普通の感性であれば、当然生まれる心理です
オッケーの目に留まったデータがありました。
民間調査のアンケートデータです。
2021年度新入社員調査です
職場生活上の不安として
「仕事についていけるか」が 65.7% でトップ
次に「自分が成長できるか」38.8% (複数回答可)
であったとのこと。
1位は2位を大きく引き離し、データ収集を始めて過去最高を更新したとのこと。
リアルの少ない状況が続いています
思えば、コロナ禍での入社であり、リアルの少ない状況が続いています。
‟リモートワーク”を課せられ、入社こそすれ、本社出社をいまだにしていない方々もいるとのこと。
当然のこと、配属先の上司・先輩とのコミュニケーションは、ほぼない状況です。
判らないことがあった時は、決められたリモート時間にPCに向かい、
限られた時間の中で、同僚の皆が参加している中で、勇気を絞り出し、質問し、指導を仰ぐ。
“判らなければ、マニュアルの132ページに書いてあります”的に返答されてしまうと、それ以上聞けない雰囲気になってしまいます。
結果何が起きるか、
判らないまま、解っている風に振る舞う。優秀社員に見せかける。
実は、その質問は、皆が感じたことであり、皆が解かっていない事項だったりするのです。
リモートだと、そのことが感じ取れない。皆は判っているのに、私だけ理解出来ていないのだと思ってしまう。
会社も、本人も悲劇です
会社としては、早く戦力になって欲しいのに育たない、生産性の向上が図れない。
新入社員は、孤立感が日々増していくのみ。
「仕事についていけるか」と普通の感性であれば、当然生まれる心理です。
大丈夫ですよ!そんなことです!落ち着いて、しっかり足を地につけて、一つづつ、積み上げて行ってください。
がんばれ!新人さん!
上司に期待することは
51.3%「相手の意見や考え方に耳を傾けること」
47.7%「一人一人に対して丁寧に指導すること」
35.8%「好き嫌いで判断しないこと」の順
同じアンケート結果です。
結論を先に、言っちゃいますね。
「世の中、そんな甘くない!ドラマの上司はいません!」です。
この発言は、オッケーの首を絞める発言です。
「コミュニケーション能力をつけてください!」と事あるごとに言っていますが、理想の上司を目指して欲しくて、言っていることです。
と、いうことは、逆説には、「コミュニケーション能力を持っている上司の少ないことか!」と言っているわけですよ。
ただ、ひとつ言うなら、
そういうあなたは、ちゃんと、自己開示していますか?積極的に判ってもらうように話をしていますか?相手から話されることを待っていませんか?
ちゃんと、PREP法で報連相出来ていますか?
あなたは、
相手に分かりやすく話していますか。
何が判らないことなのか、明確になっていますか。
相手が話し易いように、あ・う・お話法を使っていますか。
いかがでしょうか。
指導者に一言です
上記のアンケート結果のように、新人さんは思っているのです。
先ほど書きましたが、悲劇です。早く戦力になって欲しいのに育たない、生産性の向上が図れないわけですよね。
積極的に、話し掛けてあげてください!
新人は、不安なのです。
背中を押してあげてください。
ミスを笑ってあげてください。
新人から信頼されますよ。
少なくとも、ベテランの貴方よりは、
成長が早いのは間違いありません。
会社の屋台骨を、今後背負う、優秀な、
なによりも、人生をかけた就職先に、
貴方の会社を選んだ若者たちなのです!
仕事が楽しくなるように、笑って教えてあげましょうよ。
上り坂は苦しいのです
「仕事についていけるか」「自分が成長できるか」の不安は、
裏返すと、
「向上心の現れです」
コロナ禍で、今までの新人さんのように、手足を持って教えていただけないのです。
苦しいと思います。同僚はみんな、そう思っているということです。
肩の力を抜いて、視野を広く持って、前に進んでください!
がんばれ~~!
さぁ!
今日を明るく元気に行きましょう!
いってらっしゃい!