こんにちは!北の熱い講師オッケーです!
仕事の「出来る人」と「出来ない人」の話を続けますね!
たった4文字の言葉とは?
みなさんは、「仕事が出来る人」と思われているでしょうか?
それを試すには、ある4文字の言葉を知っているかどうかで見極めることができます。
それが、「意思決定」です!
仕事ができる人や出世する人というのは、「意思決定」をすることができます。
逆に、仕事が出来ない人は、「検討」という言葉ばかりをよく使います。
「検討します」という言葉に逃げず、ちゃんと「意思決定」が出来るビジネスマンになりましょう!
検討によって、見えないコストが生じている状態は、避けなければいけません。
パーフェクトな「意思決定」
そこに目を向けるのが、「パーフェクトな意思決定」のために求められることです。
1 動いて成功した
2 動いて失敗した
3 何もせずに現状維持をした
この場合、「1」が素晴らしいことは当然です。
問題は、「2」と「3」です。
おそらく、「2」のほうが悪く目立ちます。「3」は意識しないと見えない領域です。
ただ、それでも「2」のほうを評価すべきです!
それによって、次の改善策を考えるのも、もちろん必須となります。
あるいは、主体的に「3」を選ぶのなら、それはそれでいいでしょう。
「それはやりません」と、ハッキリ断言することも、もちろん意思決定の一つとなるわけですから。
最悪なのが、その意思を示さないまま、なんとなくうやむやにして結果的に「3」を選んでしまっている時です。
そういう状況は作らないようにしましょう。
「意思決定」のシミュレーション
ここでシミュレーションしましょう。
あなたの会社では、「X」という商品を扱っているとしましょう。
そして、今、売上の拡大を狙って、新商品「Y」を新たに販売を計画しています。
その意思決定をした場合、社内やメンバーに、「新たにYという商品について勉強しないといけない」ということを強いることになります。
現場としては、Xだけを扱っているほうが圧倒的にラクですね。新しいことを始めるとき、現場から必ず不満は出てきます。
「そんな余裕はありません」
「うまくいくと思いません」
「これまでのやり方でいいのでは?」……
そんなネガティブな意見が必ず出ます。ここで、意思決定の軸がブレてしまうわけです。
・新商品Yを扱ったほうがさらに大きな売上が期待できる
・ただし、それによって現場に負担がかかってしまう
この2つの思いに揺れるからです。
ただ、そこで意思決定者は、極論ですが「自分の評価を獲得すること」を基準にしてください!
「管理監督職」としての「業務遂行」です。
その時には、しっかりと、その商品のメリット、自社の業績アップに繋がることなど、根拠を論理的に説明する必要があります。
もちろん、Yを扱うことによって、どれだけの売上アップが期待できるかを計算することは大事です。
そのことが最重要であり、逃げてはいけません!
その時に使う手段・分析方法がこれです。
「PDCA」を繰り返す
もうひとつの言葉は、「PDCA」です。👇関連記事です!
PLAN「計画」
DO「実行」
CHECK「検証・評価」
ACTION「修正改善」
常に持ち得る指針です。
それに沿って、考え行動しましょう!
・商品Xだけだと売上予測がいくらになるのか
・新商品Yを扱うと売上予測がいくらになり、それによりXの売上はいくら下がる可能性があるのか
そういう予測を立てると思います。
その結果、Yを採用するのであれば、
もちろん、その負担が大きすぎるあまり、これまでの業務に大きな影響を及ぼすようなら、検討の余地があります。
「新商品Yを扱います。現場のみなさんはその商品情報を学ぶようにしてください」
ということを伝えなくてはいけません。
そして、その後、予測通りの売上になっているかをチェックしていきます。
さらに、そこで結果がついてこないときには、「やはり新商品Yを売ることは、止めます」
ということになっても、それを堂々と伝えないといけません。
・新商品Yを扱うことによって、Xの売上は半分以下に落ち込む
そのように、デメリットが大きすぎる場合は、それを考慮すべきです。
しかし、「多少の負担が増える」程度であれば、堂々と伝えなければいけません。
その責任・責務は、しっかりと引き受けましょう!
企業として、市場で競争している限りは、つねに変化し続けないと勝てない世界なのです。
意欲があるように見えない人でも、心の奥底では、成長を求めているはずです。
実際にやったあとに、「やってみてよかったです」と、あとから成長意欲があったことがわかるのです。
だから、まずは新商品Yがうまくいくことを信じて取り組む。
ちゃんと利益が出てくれば、誰もが「やってよかった」と思うはずです。
もし、うまくいかないときは、「撤退するライン」を決めておき、そのときにまた意思決定をする。
・1年後にYの売上が「月に50万円未満」の場合は、止める
そうやって期限を設定して前進し続けるのです。
ここまでの話は別に、「現場の声を無視しろ」ということではありません!
たとえば、
「新商品Yを扱うにあたって、現場のメンバーは半年以内に資格の取得が必要になる。コストが大きすぎる」
という情報共有があるとします。
その負担によって、
「どれくらいの時間が必要になるのか」
「どれほどの残業時間が増えてしまうのか」
「どれくらい既存の売上にマイナスの影響があるのか」
などを検討する必要はあります。
その情報共有は、現場の「責務権限」として、やらないといけないことです。
その事実を受けて、上にいる人は、「人員を増やす」「業務改革をおこなう」といった、新たな意思決定が求められます。
そうやって、ボトムアップとトップダウンを繰り返していくのです!
もっともよくないのは、「多少の現場の負荷を大事件として扱い、半年後や1年後の売上拡大のチャンスを逃す」ということです。
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強い「意思決定」
現場からの「しんどい」「めんどくさい」という感想レベルの不満には負けないようにしましょう!
働いている以上、ある程度の負荷は、成長のために常に付きまといます!
「PDCA」を常に廻しながら、特に「Plan」をしっかり検証を基に立てことが必須です。
「意思決定」は、人の顔色を見て行うことではないのです!
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今日を大切に明るく元気に行きましょう!
お仕事の方、お疲れ様です!
いってらっしゃい!
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