リスク

【神田沙也加】【大阪クリニック】メンタルヘルス

リスク

こんにちは 北の熱い講師 オッケーです!

【メンタルヘルス】自己管理とコミュニケーション

ここ数日、悲しい、痛ましいことが続いていますね。
心からご冥福をお祈りいたします。

大阪クリニック放火事件

大阪のクリニック放火事件に思うこと。
お亡くなりになられた方々は、社会復帰を目指すべく、
今の自分と向き合いながら、一歩一歩階段をゆっくり登って、
カウセリングを受けていた方々と見受けます。
深い穴からやっと這い上がって行こうと、
ご自身で、前を向いて行こうと思っていた矢先だけに、
非常に残念でなりません。

神田沙也加さん、死因は外傷性ショック

神田沙也加さんが、自らの命を絶たれたようです。
もし、これが「うつ病」の症状であったとしたら、
なにかしらの「信号」が灯っていた可能性があるのです。
鉄則である「独りにしない」環境があったとしたら、
ここ札幌の宿泊がらみの公演は、その環境が破られて
起きてしまったことになり、本人の望む所だったのかもしれません。

以前にも書きましたが、
今一度、お読みいただければと思います。

うつ病の現状

まずは、うつ病のお話から
民間の調査で、「うつ病予備軍」の人数を
「3,000万人」としたデータがあります。
労働人口の約1/3に匹敵します。
言い換えれば、社内に3人に1人は予備軍となります。
そうです、お隣の方がそうかもしれません。
いや、ご自身が予備軍かもしれません。
ただ、その認識がないだけかもしれません。

この春に使用した資料です。

12月20日時点のコロナウィルス感染死亡者数は、
18,390人です。
この数は、ほぼ2年に亘る期間の数です。
自殺者は、1年間に、2万人を超えるのです。
その要因となる直接の病名は「うつ病」がダントツの1位なのです。

 

言動・行動に注視する

「うつ病」予備軍のお話しです。
会社で、今は「健康経営」を目指す観点から、
「メンタルヘルス研修」の義務付けが、厚労省の法律で進められています。
なので、ご存じの方が多いと思われますが、初めての方は是非参考にしてください。
下の資料です。

ご自身で、またはお隣の方で、このようなことが、
数日続いていたとするなら、人事総務に相談ください。
言い難ければ、まずは「いのちの電話」にご相談ください。
0570-783-556(ナビダイヤル)
0120-783-556(フリーダイヤル)
大至急ですよ。
最悪、沙也加さんのように行動されてしまう可能性がゼロではないのです。
きっと、沙也加さんも衝動的な行動であったに違いありません。

前後になりますが、なので「気づく」ためには、
そもそも、普段から「コミュニケーション」を取ることが、
最低限必要なのです。
でなければ、体調の変化に気づけません。
「なんか変だけど、大丈夫!」ではなく
「この頃、どう?」です。話を聴くことに専念してください。
「大丈夫、大丈夫」はうつ病には、悪効果になります。
カウセリングは精神科医に任せてください。
一般人の対応は逆効果となります。

ストレス予防5つの方法

「うつ病」の主要因が、「ストレス」です。
この章は、その「ストレスを回避する」方法をご紹介しますね。

休養を取ること

体を時間的にも休ませることです。
趣味・楽しみを通して、こころをリフレッシュすることです。
休養は、心身の健康に直結することになります。
不足は、今の時代は、仕事の効率や質の低下を招くことになると周知されています。
日頃の職場管理で、休養が十分とれる配慮がなければなりません。

睡眠をとること

睡眠には疲労を回復し、ストレスを解消する働きがあります。
睡眠不足・障害は、疲労感が残り、日中に眠たくなり、業務効率の低下、情緒不安定となり、結果、行動・判断のミスを起こすことになります。
実際に、労働災害の起因であったり、交通事故要因であったりと判断されています。
睡眠不足が長期化すると、体内の交感神経系の優位が維持され、疲労の蓄積や心循環器系への負担が増えることになります。そのことで高血圧・糖尿病・脳卒中などの生活習慣病のリスクが高い状態が続いてしまいます。うつ病のリスクもあります。
快適な睡眠のためには、
①光 毎日、同じ時間に起床すること。光を浴びること。
人間は、光を浴びて14~16時間後にホルモンの関係で眠たくなると医学的に言われています。生活リズムを変えないことが必要です。
②体温 人間は寝る前に体温が1度下がり、その過程で深い睡眠を取ることが出来ます。お風呂にゆっくり入り体温低下を助長させ睡眠の取り易さを得る。夕食で温かいものを頂いて、体温を保ち、睡眠に繋げていくのもいいとされています。
③自律神経系 夜は休息するよう副交感神経系が優位になるようにしなければいけません。暗く静かな環境を作ります。考え事・ゲーム・PCなどで気持ちを高ぶらせるようなことは避けましょう。
④寝室環境 寝室は間接照明などで暗めにし、音楽を聴くなどしてリラックスすることを心がけましょう。

運動すること

運動することで、うつ病などの神経疾患の症状改善に効果があると報告されています。
習慣的な運動は、熟睡するためには、良いとされています。
一つ注意です!寝る前の運動・ストレッチは良くないです。体が休まなければならない時間に、負荷をかけて起こしてしまうことになります。
時間の取れないビジネスマンは、出来るだけ、階段を使いましょう。
一日、10,000歩を目標に歩きましょう。

食事を気にしましょう

体内にストレスが加わると、抗ストレスホルモンを作ろうとします。そのために必要なものが、ビタミンB・C群が必要です。Bは豚肉・乳製品・納豆等で、Cは野菜・果実などです。
オッケーみたいな喫煙飲酒家は、ストレスがかかると、つい、量が、増えることになります。C群が壊れます。補強が必要です。
精神安定に効果があるのが、カルシウム・マグネシウムです。不足するとイライラすると言われております。カルシウムは海藻系・乳製品に、マグネシウムはナッツ類・大豆に含まれています。
また、ストレスによってホルモン分泌が進むと、タンパク質の代謝を亢進させるので、補給が必要です。
タンパク質は肉魚類に多く含まれています。

リラクゼーションを意識する

日常において、リラックスすることが重要です。
いろいろありますが、代表的なものが、呼吸法でゆっくり腹式呼吸です。漸進的筋弛緩法という方法で筋肉を張って、パッと緩める方法も良いと言われてます。音楽を聴く、ヨガなども良いでしょう。

いかがでしょうか!

ストレス社会

今の時代、コミュニケーションを取ること自体が、
ストレスになると言われる時代です。
まずは、ご自身です!自己管理しましょう。
業務は、いいことばかりは続きません。
落ち込む、滞る時も当然あるのです。
そのような特に、自身で「気分転換」を図るやり方を
体で覚えさせておくことが、必要です。
・ゴルフ練習場で、ボールを上司に見立てて打つ
・カラオケで、腹の底から、大きな声で歌いまくる
・百貨店で、自分ご褒美を買う
・好きな食べ物をお腹いっぱいに食べる  などなど
なんでもありです!
「気分が晴れる」のであれば!

今日を明るく元気に行きましょう!

いってらっしゃい!

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