【新千歳空港】駐車場料金の変更②値上げ、混雑緩和狙う

地域活性

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上がり過ぎ?ですかね!

新千歳空港駐車場料金の大幅改定

新千歳空港のB駐車場。土日祝日や大型連休期間の混雑が課題となっている

新千歳空港のB駐車場。土日祝日や大型連休期間の混雑が課題となっている

北海道エアポート(HAP、千歳)が10月からの新千歳空港駐車場料金の大幅改定を決めました。

先日、社長コメントの通り、国内他空港と比べて割安だった料金を引き上げて混雑緩和を図るためで、買い物をした際などの割引を拡充する計画です。

搭乗客以外の施設利用を増やし、空港の稼ぐ力を高める狙いもある。

値上げの動きは、人件費などの負担が増す新千歳周辺の民間駐車場にも波及しそうです。

新千歳の敷地内には3カ所の駐車場(収容台数計5227台)があります。

新型コロナ禍を経て国内線の航空需要が回復する中、生活様式の変化により車で訪れる人が旅客の伸び以上に大きく増加。

入場待ちの車列ができることも珍しくなかった現状がありました。

24時間で最大4500円 買物利用は割引拡充 稼ぐ力高める

 

 

もともと新千歳の駐車料金は国内主要空港の中では割安だった。

立地条件などが異なるものの、従来の24時間最大料金は1600円で羽田や福岡の半分以下。

旧空港運営会社の経営努力もあって、1999年以降は料金をほぼ据え置いてきた経緯があります。

年間1/3が満車状態

年間の3分の1で満車日が発生するなど駐車場の収容能力を超える日が常態化する中、
HAPは車での来訪を抑制する必要があると判断。

HAPの担当者は「長期間利用の場合は、公共交通や送迎を考えてほしい」とコメント。

値上げ後の料金は、福岡空港と同水準で、特に1泊以上の利用者の負担感が強まりそうです。

新千歳以外のHAP運営空港である女満別、釧路、旭川も値上げを含む新たな駐車料金を9~10月に導入する計画です。

新料金設定

今回の料金改定では、混雑時に長時間利用を抑え、送迎や短時間の利用を促す計画です。

A・B駐車場の通常期料金は、24時間ごとに最大1200円から3500円に引き上げ、多客期は現在の同1600円から4500円に値上げします。

予約枠は通常期が24時間ごとに3500円、多客期が同4500円で、予約料が別途1000円かかる。

1時間以内の利用は、通常期と多客期ともに引き続き無料としています。

C駐車場も値上げ。通常期は24時間ごとに500円から2500円、多客期は同1000円から3000円に引き上げる。

利用促進を図る割引制度も拡充される。

空港内の店舗で3000円以上を利用した場合、2時間無料か1000円割引のいずれかを選べるほか、エンタメ施設の利用で最大3時間無料、両方の利用で最大4000円の割引となるとのこと。

割引対象はC駐車場にも拡大し、最大8時間まで無料になるケースもある。

新設するD駐車場は、12月末にオープン予定。

1000台規模で暫定運用を始め、将来的には最大3000台規模の有料駐車場として段階的に整備を進める計画です。

周辺にも波及か?

道内7空港を一括運営するHAPの昨年度の駐車場収入は23億円です。

HAPは新千歳の料金改定により、1日最大千台の駐車利用が減り、一時的に減収になると予想。

ただ、映画や温泉、買い物、飲食などを楽しむ日帰り客の駐車割引を拡大することで空港にお金を落としてもらい、空港全体で収益力を高める計画です。

新立体駐車場の整備や、債務超過の早期解消を目指す計画のようです。

新千歳周辺駐車料金も追随

新千歳周辺には車で数分以内の場所に10カ所程度の民間駐車場が立地。

多くが新千歳A・B駐車場よりも安く料金を設定しています。

HAPの動きも念頭に値上げを検討している事業者も出ているようです。

ある業者は「ガソリン代や人件費などの負担が増しており、追随値上げの動きが出るのでは」とみる。

今日を大切に明るく元気に行きましょう!

お仕事の方、お疲れ様です。

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