こんにちは!北の熱い講師オッケーです!
札幌市長の公約の実践です。
大規模な国際会議や展示会の会場
札幌市が中央区の中島公園周辺に建設する大規模な国際会議や展示会の会場「MICE(マイス)施設」の新たな整備方針が8月29日、判明しました。
施設単独で最大5千人の会議に対応し、2031年度着工、33年以降の開業を見込む計画です。
事業費は資材費の高騰などで、想定していた341億円から592億円へ大幅に膨らんでいます。
経済波及効果は宿泊・飲食分野などを含め年492億円と試算しています。
中島公園パークホテル跡


アイキャッチ画像は、札幌市が札幌パークホテル跡に建設するMICE施設のイメージ図です。(札幌市提供)
現在の札幌パークホテルの敷地です。敷地の北側にMICE施設、南側に後継ホテルが整備される計画となっています。
札幌市は9月8日の市議会経済観光委員会で、2033年度までの開業を目指す考えを明らかにしました。
市議からは事業費の拡大に疑問の声が相次いだとのことです。
新たな方針によると、27年2月に閉館する札幌パークホテルの敷地北側に、同ホテルの後継ホテルとは別で整備する。
メインホール(2千平方メートル)と多目的ホール(3200平方メートル)、会議室15室を設け、周辺のホテルとの連携で5千人超の学会などを受け入れる計画です。
施設の階数は明示していないが、これまでの想定の5階建てと同程度とみられています。
会議などの開催は年1220件、運営収支の黒字は年2億2千万円と推計しています。
施設の使用年数を80年と想定。
施設開業による税収増も含め、この期間の収支は計170億円の黒字と試算し、土地取得費などを差し引いても最終的に30億円の黒字になる計画です。
事業費の内訳は建物整備費が487億円、土地取得費が105億円。

秋元克広札幌市長の公約
MICE施設は15年に就任した秋元克広市長の公約です。
市は18年に基本計画を策定し、5千人規模の会議に対応する施設の26年度開業を見込んだ計画でした。
コロナ禍による中断を経て、今年秋までに新たな方針を発表するとしていました。
秋元市長は6月の記者会見で、市内の学会などの需要は高いとして「早期にMICE施設が必要だ」と述べていました。
事業費の大幅増が議論になる可能性があるとみられています。

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