【しめ縄・しめ飾り】買いに行ってください

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こんにちは 北の熱い講師 オッケーです!

オッケーの実家で、神棚なども販売しています。
オッケーも、小さい時から、神祭具の販売を手伝っていましたね。

しめ縄しめ飾りを買いに行ってください

今年のカレンダーを見ると、会社関係は、今週の内に買いに行かなければ、飾る日を考えると、行けませんよ!
しめ縄は年神様を受け入れる支度として飾るものであるため『クリスマスが終わった頃』には飾り始めましょう。
2021年の場合は、26日が日曜日ですので、会社関係は翌日27日月曜日です。通常、28日が仕事納めであることを考えると、27日しかありません。そもそもの考え方として『9(苦しむ)』がつく日や『一夜限り』を意味する31日は縁起が悪いとされていいます。上記の日にちは避けて、27日や28日に飾り始めるのが無難です。

正月行事

正月行事というのは、年神様(新年の神様)をお迎えする行事です。
年神様はそれぞれのお宅に来て、生きる力や幸せを授けてくださると考えられています。
そこで、お正月が近づくとしめ縄やしめ飾りを施し、年神様を迎える準備をします。

神棚の位置

昨今では客間のある住宅は少なくなり、部屋数も限られてくることから、悪いとされている場所や部屋を避けると、どこにも神棚を置けないということが起きているようです。
基本的な考え方として、不浄な場所、すぐに神棚が汚れそうな場所、扉の開け閉めでお宮やお供えものがガタガタしてしまうような場所は避ける。設置可能な場所・部屋の中で一番失礼のない場所を選ぶのが良いです。
極論ですが検討結果、寝室に神棚を置いたとしても支障はありません。
いずれの場合も、出来る限り高い位置に神棚を置く方が望ましいです。
神棚を設置した部屋が1階の場合や、マンションで上階がある場合には、
神棚の棚板に雲板を取り付けたり、神棚の上に「雲」と書いた紙を貼りつけるなどして、神棚の上には何もない・天界であると明示するようにします。
一般的には、天照大神が司る太陽が昇ってくる東側や、同様に日差しが明るい南側を向いて神棚を設置するのが良いとされています。

しめ縄の意味や由来

神社や一般家庭の神棚に飾られているしめ縄は、古くから『神聖なもの』として扱われて来ました。
お正月は『現世に降りて来た年神様をおもてなす行事』です。
神様を迎えて祭る場所は、神聖な場所に整える必要があります。
しめ縄は神の領域と現世を分け隔てる『結界』として、不純なものが入るのを防ぐという役目を担うものです。
しめ縄の由来は、古事記に書かれた天照大神(アマテラスオオミカミ)の神話だと言い伝えられています。
その昔、岩戸にこもった天照大神を神々が連れ出した際「もう岩戸に入らないように」と岩戸にしめ縄をつけた伝説があるとか。
このエピソードから、しめ縄は『神様のテリトリーを守る印』として使用されるようになりました。

しめ縄としめ飾りとの違い

『しめ飾り』は、しめ縄とよく似た名前ですが、この二つは別物のようです。
しめ飾りはお正月飾りで、いわば、しめ縄の派生品と言えます。
しめ縄に『清廉潔白』の意味を込めた裏白の葉や、『子宝に恵まれますように』という願いを込めた譲り葉などの縁起物をつけた飾りです。

しめ縄は神社で『通年』飾るもの、しめ飾りは『お正月の期間だけ飾る』ものという点が大きな違いです。
しめ縄は神道での神祭具の一つのため、神社や神棚に飾ります。しめ飾りの場合は、家の玄関に飾ることが多いですね。

しめ縄にいくつかの種類があり、それぞれ意味や飾り方が異なります。しめ縄の種類や飾り方のポイントを見ていきましょう。関東と関西で選ばれている形が違うのも注目です。

ごぼう注連、ごぼう注連と前垂れ

ごぼう注連は、両端がごぼうのように先が細くなっているしめ縄です。
縦に細長い紙を稲妻のような形につなげた『紙垂(しで)』を中央に3~4本付けて、神棚に飾られるのが一般的ですね。
また、左右で編み目の太さが異なります。神様側から見て左側・人間側から見て右側に太い部分がくるように細くねじります。
伊勢神宮は、前垂れが左右2束でごぼう注連のねじる方向や太さの向きが逆です。関西のほうでは、ごぼう注連に左右中央3束のわらの『前垂れ(まえだれ)』を付けて、裏白の葉や橙などを飾る場合があります。

縄の処分方法

しめ縄を片付けるのは、年神様が神の世界へ戻る日である『松の内が終わった直後』だといわれています。
松の内は関東の場合は『1月7日』関西の場合『1月15日』というように地域によって異なります。

もし家庭ごみとして出すなら

しめ縄は基本燃えるごみとして処分することが可能ですが、安いものの場合には芯の部分に燃やせない素材を使っている場合があるそうです。
しめ飾りの飾りの部分に不燃物が混じっている場合が多いです。
飾られた状態のまま捨ててしまいがちですが、通常のごみのように分別が必要です。
家庭で処分するときも、紙で包んだりお酒や塩でお清めをしたりして、誠意と感謝を込めるのが年神様への敬意です。
神聖なものであるため、ほかのごみとは袋を分けて処分しましょう。
しめ飾りをくるめる程度の大きめの白い紙や新聞紙を用意して、中央に飾りを置きます。左・右・中央の順で塩を振ってから包みましょう。

お供物と神具

本来は神棚に毎日お参りすると共に、お供物を捧げることで神様への感謝の気持ちを表します。
私たちを生かしてくれている自然の恵みの中でも『命の源』ともいうべき究極のもの、米・塩・水、そして米と水を使って醸される酒をお供物として捧げます。お供えに使う器には専用の神具を使用します。

①米
米の原料である稲は、天照大神が天上から日本に下る神様に「これを栽培し、食物とするように」と授けたと神話に描かれています。
その語源は『命の根=イネ』という説があるほどです。
日本人の生活・文化と密接に結びついている作物です。
そのため、米はお供物の中でも最も重要なものとされています。
神器の皿(かわらけ)に盛り、向かって左に置いてお供えします。
※米を中央に置く地方もあります。
②塩
「海の恵み」全てを象徴するものとして、本来は精製されていない粗塩をお供えします。
神器の皿(かわらけ)に円錐状に高く盛り上げる「盛り塩」の形に盛り、向かって右に置いてお供えします。
③水
水は命の源です、水がなければ人は生きていけませんね。
本来は毎朝汲みたての水をお供えするようにします。
水玉(すいぎょく)とも呼ばれる神器である水器(すいき)に入れ、瓶子同様に蓋を取ってお供えします。
④酒
米と水を使って醸され、日本の神話に度々登場する日本酒をお供えします。
日本酒は、神器である一対の瓶子(へいし)に入れ、左右に置いてお供えします。神様が飲めるように蓋は外しておきます。
口に、神酒口(長野県吉野檜を使った飾り物)を挿します。
⑤榊(さかき)
榊は「栄える木」と呼ばれていたのが語源と言われており、その漢字の中に「神」の字がある通り古代から神事に使われてきた植物です。本来は国や家族が栄えるようにという願いを込めてお供えするものなので、枯らさず、常に青々としたものを絶やさないようにします。
榊は榊立(さかきたて)に生け、神棚の左右に置きます。
お供物の交換
米・塩・水の3は神饌(しんせん)とも呼ばれ、神様に捧げる食事なので毎日取り換えることとされています。
毎日交換することが難しい場合には毎週、もしくは1日と15日など交換する日にちを決めて交換する方もいらっしゃるようです。
酒と榊は毎月1日、15日に交換するのが習わしですが、榊が枯れてしまった場合は日付にこだわらず新しいものに取り換えましょう。

お参りの仕方

神棚は考え方として『小さな神社』ですので、お参りの作法も神社に参拝する時と同様に考えて間違いはありません。

服装を改める
寝間着のまま、ボサボサの髪のままお参りすることがないようにします。家の外に出られる服に着替え、身なりを整えて改まった気持ちでお参りします。
清潔にする
神社へ参拝の折に手水を取り、口をすすいで身を清めるように、神棚にお参りする前には手や顔を洗い、歯を磨きうがいをするなどして、清潔にします。
ロウソクに火を灯す
ロウソクを立てているなら、お参りの前に火を点けましょう。火には邪気を祓う力があるとされています。ロウソクの火は、お参りが終わったら消します。
二拝二拍手一拝
深くお辞儀をすることを「拝」といいます。腰を90度に曲げるつもりで2回、深くお辞儀をした後、身体の前で手を合わせ、拍手を2回打ちます。それから再び1回深くお辞儀をして終わります。

いかがでしょうか!

会社では、重要な業務です。
ここ5日間の間に、ご準備を!

今日を明るく元気に行きましょう!

いってらっしゃい!