【箱根駅伝】最強の人生勉強だ!

トレンド

こんにちは 北の熱い講師 オッケーです!

お正月、世の中コロナ禍で外出自粛が叫ばれる中、
2,3日の朝から昼過ぎまで、「朝からお笑いはいいわ!」と
思われた方々も多いのではないでしょうか。
読者の中で、‟わが母校”の応援をされていた方も、
少なくないと思います。

駅伝魂

第98回東京箱根間往復大学駅伝競走

第98回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)復路
(放送はあさ7時00分から)が行われました。
青山学院大学が10時間43分42秒の総合新記録で、
2年ぶり6度目の総合優勝を果たしました。
青山学院大学OB・OGはじめ大学関係者の皆さま、
おめでとうございます。
毎年、企業のお取引先への新年挨拶廻りの鉄板心得。
箱根駅伝優勝校出身の社長への、ご挨拶の第一声はこれです!
「新年おめでとうございます。母校の優勝おめでとうございます。」
今年一年のビジネスの入りとしてはOKです。つかみOKです!
言われて、笑顔にならない社長はいませんよ!間違いなく!
この話で、10分は持ちます。笑いも生まれますい。
挨拶廻りも、漠然と行かないように!データ重視です。
お付きの方、重要な業務ですよ!

青学の秘策

原晋監督は「パワフル大作戦」と名付け「過去最高の状態に仕上がっている」と自信を持って選手を送り出しました。
監督曰く「往路1位、復路1位の完全優勝が目標です。指揮官が2番、3番と言っているようじゃダメ」と。「青学史上最高なんだ。我々は、力があるんだ。パワフルに箱根を駆け抜けたい!」と選手たちを鼓舞。
あらゆる方法でチーム全体の士気を高め、奮起を促した。
育成データを基にした強化プログラム「青学メソッド」の中で着実に走力とともに自信を植え付けられた選手たち。
実力をいかんなく発揮しての完全優勝だった。

流石、サラリーマン経験のある監督

ここまでの話で、オッケーが何を言うかお判りだと思います。
原監督のリーダーシップ論です。

モチベーションアップ

前年、前前年は惨敗で、青学は終わったとまで言われた状況で、
「青学史上最高なんだ」と、グランド、寮内ミーティングで、
選手たちに伝え、言い続け、洗脳していきます。
「自信」を持たせるのです。
そして、伴走車からスピーカーで「かっこいいよ!いい走りだね!」と
褒めちぎって、鼓舞をする。

コミュニケーション重視

100人近い選手全員が寮生活です。
ある意味、プライベートまで入り込んでの4年間生活を送るわけです。
時に相談に乗り、時に突き放す。
このバランスは、「話す=聴く」の絶妙なバランスを、
サラリーマン時代に身に付けたと監督談。

改革実行

5区の「山登り」に1年生を抜擢起用する大胆さ。
「山の神」にならないか!君にはその資質がある!と
「自信」を持たせる。
マスコミ対応の受け狙いともいえる発言を繰り返す。
BIG BOSS 新庄監督が、秘かに参考にしていそうですね。
本番では、褒めちぎって、選手を気持ちよく走れる状況を作って行く。
通常監督は、叱咤激励、頑張れ!しか言わないのです。

いかがでしょうか!

ネガティブ思考をポジティブ思考へ

「駅伝」と名がついている、気持ち的には、何十キロの重さを感じるであろう「襷」
個人競技の10キロ、ハーフマラソンのように、極論ひとりの判断で走るのとはわけが違うのです。
「繋ぐ」ことのミッションを実行しなければならない、などなど
どちらかというと、そのような重圧がかかると「ネガティブ発想」になって行く、なるのが、人の常。
そうではなく、「俺たちは強いんだ」「トップを走ることに満足することなく、区間賞・区間新記録を各人が狙っていく、パワフル集団組織なのだ」と、明言して挑むこと。「ポジティブに行動する」を心に刻む。

企業組織との共通項がいっぱい詰まっている「箱根駅伝」です。

みなさんは、予選会個人上位の学生選抜がいつも下位となる、
モチベーション・コミュニケーションの重要性の重大さを、
2日間長時間にわたり、具現化されている姿を見て、どう見ましたか?
それにしても、あの「襷」は重たそうだ!
「はたちそこそこで、人生の大きな経験になるんだろうなぁ~」と
うらやましくもある。

今日を明るく元気に行きましょう!

いってらっしゃい!