こんにちは!北の熱い講師オッケーです!
全国各地に有名な「大歓楽街」があると思います。
北海道では、「ススキノ」でしょうね。
全国有数の歓楽街「ススキノ」
国内有数の歓楽街、不夜城と言われた、札幌・ススキノの人の流れが大きく変化しているようです。
人流の変化要因
スマートフォンの位置情報を基にした人流データによると、
2024年4月上旬の夜の人流は19年同期に比べ約1割減り、ピーク時間帯も前倒しの傾向が見られるデータです。
新型コロナウイルス禍を経て、早めに帰宅する「1次会止まり」が定着したためとみられています。
コロナ要因は大きく
一方で昨年開業した新商業施設の集客効果で、
日中はシニア層や子連れ客らが急増しています。
深夜まで酔客が行き交うマチのイメージは薄れて行くのでしょうか?
小さなスナックを約35年営み、ススキノの盛衰を見つめてきたママさんは、
「客はコロナ禍前に比べて半減したまま。1次会の需要は回復したが、2次会の文化はなくなりつつある」と話す。
データが裏付ける人流
ススキノの変化は、データにも裏付けられています。
札幌市立大AITセンターは、市営地下鉄すすきの駅から半径250メートル内の人流データを取得し、19年と24年の4月上旬の1週間の人流を比較分析しました。
それによると、24年の24時間の人流は、日曜~木曜が5万人前後、金曜が約6.6万人、土曜が約7.2万人だった。
いずれも19年の97~103%に達しており、ススキノの人流はコロナ禍前の水準まで回復しています。
しかしながら、AITセンターは「平日夜(午後6~11時台)の人の流れは戻りきっていない。ピーク時間帯も早まっている」と分析しています。
実際、平日夜のピーク時間(午後7~8時台)を比較すると、1時間当たりの人流は19年比で9~13%減少。
週末前で翌日に仕事を控えている人が多い木曜日に着目すると、
19年の人流のピークは午後8時台だったが、今年は同6時台と7時台がピークで、両時間帯の人流はほぼ同量だった。
「コロナ禍前は午後7時半開始の飲み会が多かったが、今は6時スタートが基本」と会社員の説明。
「遅くまで飲んで家族に心配をかけたくないので、2次会に行く機会はほとんどない」と話す。
24年問題も起因
もう一つの要因が、運転手不足で深夜や未明にタクシーが捕まりにくくなり、早めに帰宅する人も増えているとみられる。
外の15分待ち?30分は辛いですね。
一方、朝から夕方にかけての人流は19年に比べて大幅に増えています。
午前8時~午後0時台は最大55%増、午後1時~同17時台は最大27%増となった。
新ビル誕生
こうした人の動きに大きな影響を与えているのは、昨年11月に開業した地下鉄すすきの駅直結の複合商業施設「ココノススキノ」とみられます。
今年1月には上層階に東急系のホテルも開業しました。
ココノススキノによると、夜の来店者数は開業前の想定通りだったが「昼は予想を上回っている」とコメント。
午前10時の開店から昼過ぎまでシニア層、夕方まで子連れを含めたファミリー層が目立つという。
「JR札幌駅周辺は、再開発の影響で高齢者向けのお店が少なくなった」と70代の女性は指摘。
最近はココノススキノに来てみたいという友人が多く「案内すると喜ばれる」と話す。
昼の人流増加に商機を見いだす店も出て来始めています。
昼からテラス席でジンギスカンを提供する店もあります。
オープン当初から、新施設開業効果で昼の人流増加を予測。
午前11時から営業し、4月からは太陽の下で食事を楽しめるテラス席を設けた。
「少しずつ来店客は増えている。ススキノでランチ営業する店の存在をより多くの人に知ってほしい」と店長は語ります。
バー経営店長も「休日は午後3時ごろから飲み始め、午後5時に2軒目で来店する人も増えた」と説明。
コロナ禍前よりも開店準備を早めて対応しているとのこと。
AITセンター長のコメント、
「人流の総量は以前と同じだが、人が集まる時間帯が分散している。店の営業時間の変更や業態転換が進む可能性もある」と分析。
ススキノの姿が大きく変貌することもあり得るとみる。
3度目?の正直
半世紀前に、「松坂屋百貨店」が出店して、「ススキノの昼を変える!」と豪語。
同業であったオッケーは、「お手並み拝見!」「ここは難しいよ〜」と、見学してました。
拓銀、マンモスキャバレーエンペラー、官官接待などなどバブル期の話しですが…
「北海道経済を廻す!」ために、札幌五輪が消えた今、頑張って欲しいと思う次第。
今日を大切に明るく元気に行きましょう!
お仕事の方、お疲れ様です。
いってらっしゃい!