こんにちは!北の熱い講師オッケーです!
受験シーズン到来
昨日12日に、北海道大学の前を通りました。(得意の脱線話、入社後10年近く住んでいたところで、当時は、高架橋がありました。)
大勢の若者が正門に出入りしていました。
「?なんかあるのか?」
「そうか!大学共通テストか!」
ちょっと寄ってみました。(蛇足話2話目、3回受けて、門前払いでしたわ〜苦笑、なのでせめて、見下ろしてやろうと門前マンション住まい!笑)
目当ての建物の内側をのぞき込んだり、手元の番号を確認している受験生。
仲間同士で話す女子高生がいれば急ぎ足の男子もいます。
始まる大学入学共通テストの試験場の下見風景です。
濃淡はあれ、みんな緊張感を漂わせています。
天王山
少子化が進んだうえ、大学入試は選抜方法が多様化したようですね。
出願者数は以前よりも減ったとはいえ、50万人弱になるそうです。
国公立大学の共通テストだけでなく、私立大学の試験を兼ねているところが多いとのこと。
それぞれ志望をかなえるために準備を重ねて来ての、まさに、「天王山」ですね。
(蛇足話3話目、「天王山」の語源をご存知ですか?ヒントは、「山崎の戦い」です!えっ!それもわからない?検索してください!⇩)
https://kotobank.jp/word/%E5%A4%A9%E7%8E%8B%E5%B1%B1-102677
コロナが落ち着き、やっと平常通りに受験ができる。
そう思っていたら、本番直前に震災が起きてしまいました。
停電や断水に見舞われ、避難先から会場に向かう受験生がいるであろう…
大切な問題集や参考書を失った受験生もいる筈です…
心が落ち着かない状況で勉強の進み具合はどうだっただろうか?
焦り
クイズ王・東大王で起業し代表の伊沢拓司氏が、共通テスト目前の受験生にエールを送っています。
「ままならないことがたくさんあって無念な気持ちだったりとか、他の地域の人のこと考えてしまうと焦る気持ちもたくさんあるとは思うんですけど…」と、被災した受験生の皆さんに前置きして、一言。
「毎年受験生に言ってる、どんな人でも変わらないことが2つあります。
1つは焦り。
どんな受験生も焦っているので、焦ってる自分に焦ってしまうことの方がリスクだなということがあると思います。
『焦ってても大丈夫』『これは当たり前だ』と思って受験をしてほしい」
とメッセージ。
自信
さらに、
「あとはやっぱり、これまで積み上げたものってのは、今起こったことによって変わることではないので、今まで積み上げた努力というのは変わらないよ、というのは自信持って本番に臨んでもらえるといいのかなと思いますね。応援しております」
と力強くエールを送っています。
トレンド入り
このエールを受け、ネット上では、
「被災地の受験生の方へのメッセージ、すごく心強かったです」
「私自身の受験は十何年も前のことなのに、なんだかジーンときました」
「被災地の受験生だけじゃなくて、全ての受験生に向けて応援してる感じも良いな」
「さすが伊沢さん、言葉の重みが違う」
「素敵なメッセージありがとうございます」
といった声が溢れ、話題を呼んでいるとのこと。
平常心
被災した受験生もそうでない受験生も持てる力を全て出し切って欲しいと、半世紀前に受験生だった一人としてエールを送ります!
詩の一節が参考になるかもしれないですね。
<深呼吸をする。/ゆっくり、まじないをかけるように。/そうして目を閉じる。/十二数えて、目を開ける>
(長田弘「窓のある物語」より)
問題を解く前に大きく息をする。肩の力を抜いてみる。そうやって平静な心で臨んで欲しいと思う次第。
受験生の皆さん、受験生を持つご両親の方へ、
自分を信じて、子を信じて、力を抜いて、精一杯!
今日を明るく元気にいきましょう!