こんにちは!北の熱い講師オッケーです!
日本ハムファイターズ推しのオッケーは、シーズンが終わったのですが、、、
「これは観たいな!」と思ったので、、また、おすすめしますよ。
ロッテマリーンズ、ホーム戦
時をさかのぼって、お話しすると、
10月10日、プロ野球・パシフィックリーグの最後の公式戦1試合が行われました。
結果は、楽天[0-5]ロッテ 戦でした。
投打が噛み合った千葉ロッテマリーンズが快勝しました。
最終戦を制したロッテは福岡ソフトバンクホークスを上回って2位となり、
クライマックスシリーズファーストステージを本拠地で開催することが決まりました。
10月14日(土)15日(日)16日(月)です。
ZOZOマリンスタジオ18:00試合開始となります。
先に2勝したチームが、勝ち上がり、シーズン公式戦1位のオリックスバッファローズ(大阪)と、リーグ優勝をかけて戦うのです。
正真正銘のウグイス嬢
正直に言うと、試合は、どうでもいいのです!
観たい理由は、「谷保さんの声が聴きたい!」のですよ!!
???誰?その方?ってなりますよね!
ZOZOマリンスタジアムの「ウグイス嬢の谷保(たにほ)恵美さん」です。
「ウグイス嬢」とは、野球場内でアナウンスを担当する女性職員のことを指します。
野球だけでなく、選挙カーでの演説や格闘技のアナウンスをする女性も「ウグイス嬢」と呼ばれるようです。
マスコミが、「美しい声で仲間を呼び寄せるウグイスという鳥」に由来しています。
ウグイス嬢は、場内アナウンスをすることが主な仕事なのですが、これが大変なのです。
試合前には、ロッテマリーンズの本日ベンチ入りのメンバーの確認はもとより、相手チームのベンチ入りメンバーを背番号と合わせて、記憶しておかなければならないのです。
選手交代を素早くアナウンスしなければならないからです。時に主審からの報告を待たずにです。
開場時間のアナウンスをすることから業務が始まります。
試合中は、選手の打順や最後の点数を間違えないために、ウグイス嬢がスコアをつけるためその準備も行います。
「サブローーー」「佐々木 ろーきー」
プロ野球 ロッテの本拠地、ZOZOマリンスタジアムの選手紹介で、誰も真似ができない、高く爽やかに球場に響き渡る独特な声。
プロ野球ファンなら一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
ロッテの場内アナウンスを33年間務めた谷保恵美さんが、今シーズン限りで引退を決意しました。
独特なそのアナウンスは、ロッテファンのみならず広く野球ファンから愛され、数々の名勝負を“声”で支えてきました。
レギュラーシーズン最後のアナウンスに、33年という長い時間をチームに捧げ続けた思いが伝わってきます。
北海道出身の谷保さんは1990年(平成2年)に上京し、当時のロッテオリオンズに入社します。
その年は、金田正一監督が12年ぶりに復帰し、長年ロッテを支えた小宮山悟さんが入団した年でもあります。
1991年に、待望の場内アナウンスを2軍の試合でスタートします。
1992年に本拠地が現在の千葉ZOZOマリンスタジアムに移ってからは、33年間の長い間、なんと1日も休むことなくマイクの前に座り続けたのです。
谷保さんの場内アナウンスは、こうした地道な努力の積み重ねであり、そして時には、スタジアム特有の風速10メートルを超える風が吹く“球場の特徴”を考慮して出来上がっていきます。
経験値から、完成したのは、多くの選手やファンに愛された、高く伸びやかなアナウンスとなったのです。
選手もファンも祝福する、最後のアナウンス
10月7日(土曜日)いよいよ谷保さんにとって、レギュラーシーズン最後のホーム戦の場内アナウンスを行います。
相手はすでに優勝を決めているオリックスバッファローズです。
ロッテは勝てばクライマックスシリーズ進出が決まるという重要な一戦でした。
大一番を前に谷保さんは、33年向かい続けたマイクの前にいつもと変わらずに着席します。
「まもなく試合開始でございます」
満員のスタンドには、引退を惜しむ数々のファンの言葉も。
試合は1点を先制されたロッテがすぐさま同点に追いつきましたが、終盤突き放され1対4で敗れ、谷保さんの最後の花道をチームの勝利で飾ることは出来ませんでした。
立つ鳥跡を濁さず
試合終了とほぼ同時に、悔しさの感情を押し殺し、谷保さんは“最後の場内アナウンス”を行うためにマイクに向かいます。
「レギュラーシーズン最後となりました。
また今シーズン中にこの球場にいらしていただけることを願っております。
今までありがとうございました」
クライマックスシリーズや日本シリーズでのロッテマリーンズのホーム戦開催への期待を込めるとともに、
多くの人への感謝の気持ちをシンプルにアナウンスしました。
どんな時時もよどみなく明るい声を届けてきましたが、
最後は感情があふれ、急いでマイクボリュームを下げたように見えました。
涙をこらえるのが精一杯のようでした。
あくまでも自分は“いち職員”だと語る谷保さんです。
試合後のセレモニーなどは辞退していましたが、最後のアナウンスのあと、思いがけないサプライズが待っていました。
球場内全面からの「たにほ!たにほ!」のコールです!
グランドでの吉井監督からの花束贈呈です!
ロッテマリーンズは10日の今季最終戦で楽天5対0で勝利し、「厘」の下の位、わずか勝率「1毛」差でソフトバンクを上回って2位に滑りこみました。
クライマックスシリーズのファーストステージはホームのZOZOマリンスタジアムで行われ、谷保さんの「最後のアナウンス」はうれしい“持ち越し”となったのです。
それは33年間休まずに「声」で支え続けてきた谷保さんの努力や熱意、野球とチームへの愛情を多くの人が感じていたからだと思いました。
谷保さんが33年間2100試合という途方もない長い時間を「場内アナウンス」というひとつの仕事をやり続けられたのは、
ひとえに「野球が大好き」という気持ちを、仕事を始めた日からからこの日まで変わらず持ち続けていたからだと思います。
多くの人に愛された谷保さんのアナウンス。
ZOZOマリンスタジアムで観戦したファンの記憶と思い出に爽やかに刻まれ続けることと思います。
是非!クライマックスシリーズの『ウグイス嬢の真骨頂のアナウンス』をお聴きください!
『これこそ!プロフェッショナル!』だと思います。
あらゆるビジネスマンに、何かを感じさせる『響く声』だと思います!
追伸!再々登場?!
10月16日、クライマックスファーストステージ第3戦がありました。
結果は、延長10回裏、3点ビハインドを跳ね返し、大逆転勝利を、千葉ロッテマリーンズが収めました!
クライマックスセカンドステージで、オリックスに勝利すると、、、
日本シリーズ決戦は今月28日の第1戦と同29日の第2戦がパ・リーグの本拠地開催となります。
その後の3試合はセ・リーグの本拠地。11月4日の第6戦以降までもつれれば再びパの本拠地となります。
谷保さんの声が、ZOZOマリンスタジアムに、響き渡ることになります!
頑張れ!ロッテマリーンズ!
追伸2
残念!
千葉ロッテマリーンズは、オリックスブルーウェーブに、負けてしまいました。
日本シリーズ進出ならず!
谷保恵美さんのアナウンスは、聴くこと叶わずとなりました。
長い間、大変お疲れ様でした。
これからは、球場で観戦してください!
今日を明るく元気に行きましょう!
お仕事お疲れ様です。
いってらっしゃい!