【トップマネジメントの極意】貴方に資質はありますか?

心構え・役割

こんにちは!北の熱い講師オッケーです!

やはり、ビジネス社会で、どうしても、考えざる負えないことですね~

「マネジメント」です。

講師をしていて、クライアント様からニーズの一番高いのが、この話題です!

【マネジメント】あなたを【中心人物】にする

トップマネジメントとは

トップマネジメントとは、一言で言えば、経営判断に関わる管理層のことを指します。

トップマネジメントはチームとなり、さまざまなスキルを駆使して、

役割を果たさなければなりません。

そのスキルや役割、チームとして機能するための条件について解説したいと思います。

トップマネジメントとは?ISOの定義

そもそも、トップマネジメントが企業の上層部を指す場合、

どの役職までを上層部とするかという問題が生じます。

小規模の企業では取締役だけが上層部と認識されている可能性もありますが、

大企業などでは取締役以外の重役も上層部と組織化しているところも存在します。

2015年に改正されたISO9001:2015では、トップマネジメントを

「最高位で組織を指揮し、管理する個人あるいはグループ」と定義しています。

つまり、企業の最高位に位置し、指揮と管理を行う個人あるいはグループであれば、すべてトップマネジメントと考えることが出来ると解釈出来ます。

もう少し深堀すると、トップマネジメントとは、

「経営に関する総合的な判断をし、その最終的な責任を負う人物や機関のこと」を指します。

社長や会長、取締役などが該当し、

経営計画の策定や、組織の方向性の決定、組織の経営・運営の実行が、

実情、主な役割となります。

トップマネジメントがよりリーダーシップを発揮し積極的に関与するよう、

明言化されました。

リーダーシップがマスト

企業が品質の良いサービスを提供するためには、

品質の良い環境と人材が必要です。

社内の人材の統率と、クライアント様・外部への品質保証の説明責任を負う必要があるため、

トップマネジメントにはリーダーシップが不可欠となります。

トップマネジメントの役割と責任

企業経営や組織運営を円滑に行うためには、

トップマネジメントをうまく機能させることが必要不可欠です。

彼らにはどんな役割と責任があるのか、改めて、いくつか紹介します。

経営戦略や組織戦略の策定

トップマネジメント、企業や組織の存在する意義・理念を明確化します。

そもそもの会社の存在意義です。

また、市場にどのような価値を提供していくのか、

生き残っていくための経営戦略、組織のメンバーを、

統括していくための組織戦略も策定します。

経営理念や組織戦略が明確であればあるほど、

現場社員は組織への理解・納得を深めること(インプット)が出来るわけです。

その結果として高いアウトプットが期待出来ることになります。

人材育成や組織構築

企業を成長させるためには、組織力が必要不可欠です。

トップマネジメントは、

組織力の肝となる、継続的な、次なるトップマネジメント層を育てることが求められます。

同時に、現場社員が高い成果を出し続けるために、

社員一人一人の力を引き出せる組織の構築も重要な職務です。

人事制度や、評価制度、それぞれの役割にどんなことを求めるのかを明確化させ、

優秀な人材や強い組織を育てることが必要とされます。

危機管理の徹底

トップマネジメントは会社の危機管理の徹底を行うとともに、

危機が発生した際には速やかに対応するリスク管理責任があります。

一例として、大きな損害を伴う危機が発生した際に、

部下に任せるのではなくトップマネジメント自ら率先して行動することで、

問題の早期解決に繋がります。

同時に、いざという時にトップマネジメントがスムーズに行動することにより、

社内全体の危機管理能力が高まるだけではなく部下からの信頼も高まります。

昨今の出来事が、メディアに大々的に「コンプライアンスは?ガバナンスは?」と

報じられることでも、お分かりだと思います。

トップマネジメント層に求められるスキル・人材

誰もがトップマネジメントになれるという訳ではありません。

当然のごとく、相応のスキルを持った人材でないといけません。

その具体的なスキルと人材について詳しく説明していきます。

トップマネジメント層に求められる3つのスキル

トップマネジメントに求められるスキルは大きく分けて、

「コンセプチュアルスキル」「ヒューマンスキル」「テクニカルスキル」の3つにわけられます。

コンセプチュアルスキル

物事を概念的に捉え本質を特定することで、誰もが納得できる解答を導くスキルです。

日本語では「概念化能力」と呼ばれることもあり、ロジカルシンキング・洞察力・経営知識・直感力などが対象になります。

ヒューマンスキル

人間関係を良好な状態にし、組織内の経営を円滑に進める能力です。

日本語では対人関係能力と呼ばれ、コミュニケーション能力・リーダーシップ・カリスマ性などが対象になります。

テクニカルスキル

組織内の業務を実際に実行するためのスキルです。

業務に関連した資格・専門知識・自社サービスの知識が当てはまり、

現場に近いマネジメント層に特に必要とされます。

「OJT」が有効な手法と言われています。☟

【OJT】山本五十六になる

トップマネジメント層に求められる4つの人材像

ドラッガー曰く、4つの人材とは、

「よく考える人材」

「行動力がある人材」

「人間的である人材」

「表に立てる人材」

だとされており、これらの特徴を備えることがマネジメント層に、

資質として必須といえるでしょう。

トップマネジメントのチーム力が企業を伸ばす

前述のとおり、トップマネジメントは組織の方向性を決定し、組織の経営・運営などを行います。

社員の行う業務は、それらに大きく影響されるため、

トップマネジメント層はチームを形成し慎重に決定しなければなりません。

トップマネジメント層を中心に組織全体がきちんと機能し、

役割を果たすことで企業はより良い方向へ成長出来るわけです。

マネジメントの3構造

国際規格の普及のために設立された国際標準化機構(ISO)でのトップマネジメントの定義に、こうも書かれています。

トップマネジメントは企業の上層部であり、なおかつ指揮と管理を行う個人あるいはグループを指す。

しかし、マネジメント自体はトップだけで行われるのではない。

以下の3つの構造に分かれ、各担当を管理・指揮することで企業のマネジメントを遂行している。

トップマネジメント層(経営層)

トップマネジメントは、ISOによると「組織を指揮、管理する体系的活動」と定義されています。

日本の株式会社の場合、社長の他に、株主によって決議された取締役までをトップマネジメントとする場合が多いでしょう。

経営管理学上では、組織業務の管理を行う存在とされているものの、

解釈は国や企業によって異なります。

日本の場合、ただ単に「経営層」と呼ばれることが多いようです。

ミドルマネジメント層(部長、課長クラス)

ミドルマネジメント層とは、日本語で中間管理層と訳されます。

トップマネジメントによって決定された事項を業務に落とし込むのがミドルマネジメント層です。

ミドルマネジメントは、現場意識を持ちながらも経営者目線を持って部下に指示を出す、いわば橋渡し的存在です。

日本企業において、部長や課長がミドルマネジメント層に当てはまります。

ロアマネジメント層(係長、主任クラス)

ロアマネジメント層とは、日本語で監督者層・第一線管理層とも呼ばれます。

ミドルマネジメントの指揮下で業務を管理する役職です。

各部門内の実際に行われる業務をより現場に近い立場で管理します。

ロアマネジメントはより業務に近いところでの実務的な管理がメインであって、

会社の方針に関わる大きな計画策定や意思決定などをすることは基本的にはありません。

日本企業では、係長や主任などがロアマネジメント層に該当します。

トップマネジメントが円滑に機能する仕組みづくり

トップマネジメントには、企業の舵取りを行う重要な役割・責任があります。

トップマネジメントを円滑に機能する仕組みづくりはどの企業にとっても欠かせません。

日本企業の多くは、トップマネジメントの運営方法に問題を抱えています。

組織をより良くしていくためには、

「非公式的な場で意思決定を行うという悪しき慣習を断つこと」

「いつも、公式な場での公平な意見交換に基づいた意思決定する」

が求められます。

まずは、コミュニケーションや意思決定の方法を明確化し、

より良い組織作りを目指しましょう。

日本のトップマネジメントのよくある特徴

より良い組織作りのためには、トップマネジメントによる正しいマネジメントが必要不可欠であることが、改めて確認出来ました。

しかし残念ながら、(皆さんも感じている?)日本企業ではトップマネジメントがその役割をきちんと果たせていないことが非常に多いです。

コミュニケーションの大半は口頭による非公式なもの

「タバコミュニケーション」や「飲みニケーション」など、日本企業は非公式なコミュニケーションや交流が多い傾向にあります。(耳の痛い話ですが…)

組織力を高めるためにと、業務時間外での飲み会やゴルフの回数が多くその場で仕事のコミュニケーションも交わされます。(経験済みですが…)

メンバー間が友好的ではあるものの、公式的な意思決定が非公式なコミュニケーションより生まれた場合も少なくありませんね!!

もちろん非公式なコミュニケーションが悪というわけではありませんが、

ロジカルかつ多角的な視点で考えられたものであるとは言い切れませんね。

定期的な会議がルーティン化している

定期的な会議がルーティン化していることも、日本企業の特徴であり課題です。

ミーティングの本来の目的を失い、「ミーティングをすること」が目的と化してしまっています。

そのため、社員それぞれが自ら考え発言する機会は少なく、発言も決定もCEOがしてしまっているケースも稀ではありません。

いくらトップマネジメントがより良い戦略を立てても、実行に移すのは現場の社員です。

そのため、現場の声は、組織をより良くするためには必要不可欠と言えるでしょう。

トップマネジメントは、きちんと現場の声や現場を把握するためにも、

会議の意義や役割の明確化、役職に関わらず積極的に参加・発言できる仕組み作りをしなければいけません。

実質的な意思決定は非公式コミュニケーションで決定されている

非公式なコミュニケーションやルーティン化する会議により、最終的な意思決定は非公式コミュニケーションからなされている日本企業は非常に多いです!!

つまり、会議の場で決議によって決まるのではなく、日本式経営の「根回し」という形で事前にCEO・社長を中心とした特定のメンバー間で意思決定されているケースが多いのが実情です。

意思決定がどのような背景で下されたのか、どのような意味があるのかを現場社員が理解しないままだと、本来トップマネジメントが求めていたアウトプットと乖離してしまう可能性も少なくありません。

このことが、非常に危険なのです!!

戦略的意思決定を行うために、

まずは企業内のコミュニケーションのあり方から見直す必要があります。

オッケーの本業が、この分野なので、再登場します!笑笑

この「非公式コミュニケーション」が、今、世の中で「横行」しています!

企業は「ガバナンス」の再構築を図ること!

人は「コンプライアンス」を第一義に行動する!

「聴く力」を見直しましょう!!!

追伸:現政府にも言える話でしたね!

今日を明るく元気に行きましょう!

お仕事お疲れ様です。

いってらっしゃい!

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