【国会】本来の政策論議を期待する

経済情勢・指標

こんにちは!北の熱い講師オッケーです!

衆議院議員選挙後の国会が、11日月曜日に開会します。

早々に総理大臣首班指名から始まる伯仲国会となります。

衆院選の与党過半数割れを受け、自民党が国民民主党と政策協議を始める方針で一致したようですが、立憲君主党も国民民主党と党首会談を行い協議を続ける方向です。

国会運営の駆け引き

与党の政策に国民民主党の主張を盛り込み、代わりに補正予算案などの採決に賛成してもらおうとの狙いは明らかなことであり、部分連合の枠組みを模索した動きです。

過半数を確保していない与党が野党に協議を持ちかけること自体は不自然なことではないわけです。

しかし、なぜその相手が野党第3党の国民民主党だけなのか?

最大野党である立憲民主党など各党と公平に話し合わなければ都合のいい「数合わせ」とみられても仕方ないことです。

協議は経済政策が中心と言うが「民意の反映」をうたうなら衆院選の最大争点である裏金事件を受けた「政治とカネ」の問題を最優先で考えるのが、マスコミ各社の投票結果アンケートから明確に炙り出されています。

伯仲国会運営

選挙結果が促す国会の姿は自民1強政治を改め、与野党伯仲の国会でオープンな熟議を進めることが肝要と思います。

首班指名で過半数が取れず、最多票数となる石破茂首相は真摯に受け止めねばならないと考えます。

 与党は今後国民民主党と、本年度補正予算案や来年度予算案、税制改正などについて幹部間で協議するという。

国民民主党を政権側に取り込み、野党の分断を図るとともに将来の連立入りに向けた道筋を探りたい思惑も見え隠れします。

首相は議席を伸ばした党の主張を取り入れると言うが、最も支持を得た野党は立憲民主党です。

大敗した自民党が反省の意志を示すのであれば、まず裏金の実態解明や企業・団体献金の廃止こそ取り組まねばならないと、マスコミ各社。

公明党を含め自民党以外は大半の党が賛成する選択的夫婦別姓の導入も早急に議論すべきでしょう。

国民民主党の政策尊重?!

国民民主党は「103万円年収の壁」となる所得税の非課税枠の引き上げや、ガソリン税を一部軽減する「トリガー条項」の凍結解除を訴えています。

ただ総額で10兆円近い税収減の課題のほか効果自体を疑問視する声もあります。

拙速な議論で政府がなりふり構わず丸のみに走るのは許されないと思います。

まずは課題をどう乗り越えるのか説明する責任があると考えます。

玉木雄一郎代表は「全くやらないなら予算案も法案も通らない」と強気に牽制をしています。

だが衆院で28議席の小政党がキャスチングボートを握った立場を使って独自政策を押し通すのは、国会全体を俯瞰したバランスの良い合意形成とは言えないと考えます。

そもそも国民民主党は、選挙期間中に自民党の政権運営を批判し、与党過半数割れを訴えていました。

結果的に自民党の補完勢力となれば有権者の理解は得られなくなりと思います。

伯仲だからこそ、政策で戦え!

国会の最大テーマは「信頼回復」と思います!

政治不信を強めかねない不透明な議論は慎むべきと思います。

間違っても、料亭会談で決める従来の国会運営を続けたら、来年に控える参議院選挙で、大敗する可能性を秘めています。

予算会議での、オープンな政策論議を期待したいと民意は思っていると考えます。

先ずは、死に体となっているが、第一次石破内閣として同盟国として繋ぎ止めるために、復帰するトランプアメリカ大統領との会談の設定だと思われますが…

今日を大切に明るく元気に行きましょう!

お仕事の方、お疲れ様です。

いってらっしゃい!

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