こんにちは!北の熱い講師オッケーです!
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三越と伊勢丹の統合後、2年連続で最高益を更新
百貨店最大手の三越伊勢丹ホールディングス(HD)が発表した2025年3月期連結決算は、
本業のもうけを示す営業利益が前期比で40.4%増の763億1300万円で、
08年の三越と伊勢丹の統合後、2年連続で最高益を更新しました。
国内客の消費が回復基調なことに加え、インバウンド(訪日客)の消費拡大も要因となったようです。
売上高は3.6%増の5555億1700万円。
時計や宝飾品など高額商品が好調で、伊勢丹新宿本店の総額売上高が初めて4千億円を超えるなど、
首都圏や地方の主要店舗で売り上げを伸ばした売上です。
最終的な利益を示す純利益は、関係会社の株式売却などで5%減の528億1400万円。
年間配当は前期比20円増配の54円。
北海道内連結子会社の収支
道内連結子会社は、札幌丸井三越の売上高が1.8%減の194億2500万円、営業利益が3.4倍の12億8千万円。
国内外の富裕層客が高級品を購入するケースが増え、営業利益は11年の旧札幌丸井今井と旧札幌三越の経営統合以来、最高額となったようです。
函館丸井今井は、売上高が7.7%減の22億6400万円、営業利益は31.6%減の5200万円だった模様。
6年3月期のHDの業績予想
2026年3月期のHDの業績予想は、さらに伸びると予測し、売上高5570億円、営業利益780億円、純利益600億円を予想。
年間配当は6円増配の60円を予定する。
オンラインで記者会見した細谷敏幸社長は
「顧客の買い方を分析して(買い物の)新しい提案をしていき、25年度は売上高、純利益など全項目で増収増益を果たしたい」とコメントしました。

コロナ禍の仕事の仕方の差
結果論ではありますが、
コロナ禍で5年に亘る期間は、基盤の考え方・経営方針を改めて考える時間としては十分であったということです。
今までは、あってはならないと考えていた、未経験の「店舗の営業自粛」
売上がない!人件費の莫大な支出!この状況で「顧客とは」を真摯に考えた企業と、
「百貨店の陰りの始まり」と考え、新たな「業態変換」を、この際に進むべきと考えた企業との、
大きな差が現れました。
「顧客管理」の経営戦略が、特に差があり、
顧客を離した、顧客に逃げられた企業と、
顧客の流入を感じ取り、外商部を核にし、素早く動いた企業の差が、
明らかにで出しましたね。
この流れは、急流のようになっています。
「覆水盆に返らず」です。
「呉服商基盤の百貨店の勝ち」ですね!

今日を大切に明るく元気に行きましょう!
お仕事の方、お疲れ様です!
いってらっしゃい!
