こんにちは!北の熱い講師オッケーです!
将棋の棋士に男女の別はありませんが、競技人口の少ない女性は進出が遅れました。
棋士とは別制度の女流棋士が誕生して半世紀余りで、西山朋佳女流四冠(31)が女性初の棋士となる悲願を果たしました。
おめでとうございます!このことで、女の子がひとりでも多く棋士を目指す、一手になれば、喜ばしいことですね!
ところで皆さんは、将棋と囲碁の違いをご存じでしょうか?
どちらも頭脳を駆使し、相手の一手を読みながら勝負する、日本を代表する知的ゲームです。
しかし、その勝ち方には大きな違いがあります。
将棋は、相手の王将を詰ませることが勝利につながります。
一方、囲碁は、盤面に石を置いて陣地をつくり、最終的に相手より多くの陣地を確保することを目指します。
この違い、実はビジネスの世界にも通じるものがあるのです!
今回は、将棋と囲碁の違いを紐解きながら、仕事の進め方や経営戦略に置き換えて考えてみましょう。
将棋は「目標を定め、勝利への道筋を考える」
将棋は、縦横9マス、合計81マスの盤上で、さまざまな役割を持つ駒を動かして戦います。
歩、香車、桂馬、銀将、金将、角行、飛車、そして王将。それぞれの駒には異なる動きと役割があります。
重要なのは、単に相手の駒を取ればよいわけではないということです。
相手の攻撃を防ぎながら、自分の駒を効果的に動かし、最終的に相手の王将を詰ませる。
そのために、一手先、二手先、さらには何手も先の展開を読みながら、最善の一手を探っていきます。
そして、将棋には大きな特徴があります。
相手から取った駒を、自分の駒として再び使えるのです。
つまり、一度相手に属していた駒でも、自分の戦力として活用できます。
これをビジネスに例えると、どうでしょうか?
企業には、明確な目標があります。
売上の拡大、利益の確保、市場シェアの向上、新商品の開発など、目標を達成するために経営資源をどこへ投入するかを考えなければなりません。
限られた人材、資金、時間を、どのように配置すれば最大の成果を得られるのか。
さらに、競合他社の動きや市場環境の変化を読み、先手を打つ必要があります。
また、他社で経験を積んだ人材を採用し、その知識や経験を自社の力に変えることもできます。
将棋で取った駒を再利用するように、過去の経験や失敗、外部から得た知識を、次の成果につなげる発想が重要なのです。
ビジネスにおいても、勝利への道筋を描き、一手先を考えて行動する力が求められます。
囲碁は「全体を見渡し、優位な環境をつくる」
それでは、囲碁はどうでしょうか?
一般的な囲碁の盤は、縦横19本の線からなる361の交点で構成されています。
黒と白の石を交互に置き、石で囲んだ陣地を広げていきます。
将棋のように、それぞれの石に異なる役割があるわけではありません。また、一度置いた石は、基本的に盤上を移動しません。
大切なのは、一つひとつの石の働きだけではなく、石と石のつながり、陣地の広がり、そして盤面全体のバランスです。
目の前の小さな勝負にこだわりすぎると、別の場所で相手に大きな陣地を築かれてしまうこともあります。
一部で勝っていても、盤面全体では負けている。
これが囲碁の奥深さです。
では、ビジネスに置き換えてみましょう。
企業経営では、目先の売上や利益だけを追い求めればよいわけではありません。
顧客との信頼関係、社員の育成、取引先との協力関係、ブランド価値の向上など、さまざまな要素が複雑につながっています。
例えば、目先の利益を優先して取引先に無理な要求を続ければ、一時的には利益が増えるかもしれません。しかし、長期的には信頼を失い、取引そのものがなくなる可能性もあります。
反対に、すぐには利益につながらなくても、社員教育や顧客サービスに投資することで、将来の大きな成果につながることがあります。
つまり、囲碁から学べるのは、目の前の勝ち負けだけにとらわれず、全体を見渡して将来の利益を考える「大局観」なのです。
経営者や管理職にとって、ぜひ身につけたい視点ではないでしょうか。
将棋と囲碁から学ぶ、ビジネスの二つの視点
ここまでの違いを整理してみましょう。
将棋から学べるのは、目標達成に向けて具体的な手を考え、状況に応じて行動する力。
囲碁から学べるのは、全体を見渡し、人や組織、環境のつながりを考えながら、長期的な優位性を築く力です。
ビジネスの世界では、どちらも欠かせません。
例えば、新規事業を立ち上げる場面を考えてみてください。
まず、市場の動向や競合他社の状況を調べ、将来どのような市場になるのかを予測する。これは囲碁のように全体を見渡す視点です。
次に、目標売上を設定し、必要な人材や資金を確保し、販売計画を立て、実行に移す。これは将棋のように、目標に向かって具体的な一手を積み重ねる行動です。
そして、実行した結果を検証し、状況が変われば計画を修正する。
この繰り返しが、成果を生み出します。
全体を見渡す力と、目標に向かって一手を打つ力。
この二つを組み合わせることが、ビジネスの成功につながるのです。
勝負を左右するのは、先を読む力と柔軟な発想
将棋も囲碁も、自分の考えだけで勝負が決まるわけではありません。
相手がどのように動くのかを予測し、その動きに応じて自分の戦略を変える必要があります。
これは、ビジネスにおけるコミュニケーションや交渉にも通じます!
顧客が何を求めているのか?
取引先は何を課題としているのか?
上司や部下は、どのような考えを持っているのか?
相手の立場を理解せず、自分の都合だけで物事を進めようとしても、良い結果は生まれません。
相手の考えを読み、必要な情報を集め、適切なタイミングで行動する。
そして、予想外の事態が起きたときには、過去の計画に固執せず、新しい方法を考える。
将棋にも囲碁にも、最初に立てた戦略を最後まで変えずに進めればよい、という保証はありません。
ビジネスも同じです!
計画を立てることは重要ですが、状況の変化に応じて柔軟に対応することも、同じくらい重要なのです。

ビジネスは、将棋の戦略と囲碁の大局観で勝負する!
将棋と囲碁は、どちらも先を読み、考え抜き、最善の一手を探す頭脳ゲームです。
しかし、将棋は相手の王将を詰ませることを目指し、囲碁は盤面全体で陣地を確保することを目指します。
この違いをビジネスに置き換えると、目標達成に向けて具体的に行動する力と、全体を見渡して将来を考える力の重要性が見えてきます。
皆さんは、日々の仕事において、目の前の業務をこなすことだけに追われていませんか?
目標に向けて一手を打つことは大切です。しかし、その一手が全体にどのような影響を与えるのか、将来の成果につながるのかを考えることも忘れてはなりません。
仕事の段取りを考え、関係者との根回しを行い、周囲と協力しながら実行する。そして、結果を検証し、次の一手につなげていく。
これこそ、ビジネススキルを発揮する場面です。
人生は一度!自信を持つこと!
目先の仕事に全力で取り組みながら、常に一歩先、さらにその先を考える。
将棋のように戦略を練り、囲碁のように大局を見渡す。
皆さんも、日々の仕事を一つの勝負と捉え、自ら考え、主体的に行動してみませんか?
その一手が、あなた自身の成長と、組織の未来を切り開くことにつながるはずです!

今日を大切に明るく元気に行きましょう!
お仕事の方、お疲れ様です!
いってらっしゃい!


