【勤労感謝の日】マナーに繋がります

ビジネスマナー

こんにちは 北の熱い講師 オッケーです!

今日は祝日、「勤労感謝の日」ですね。

「勤労感謝の日」

「勤労感謝の日」の由来

「勤労感謝の日」は、そもそも、新嘗祭(にいなめさい)という祭祀に由来するとのこと。
「新」は新穀を意味し、「嘗」は奉るを意味し、舌の上に乗せ味を賞味するという意味であり、「新嘗」はその年に収穫された新穀を神様に奉り、恵に感謝をして、口にすることを表しています。
開催歴が古く『日本書記』には飛鳥時代に行ったという記述があるとのこと。
現在でも、新嘗祭は宮中をはじめ全国の神社で行われています。
春に行われる、五穀豊穣を祈願する祈年祭と相対する重要な祭祀とされています。
特に都心の宮中では、天皇陛下が自らお育てになった新穀を奉るとともに、その新穀をお召し上がりになります。
(知ってましたか?都心に水田が存在するのですよ!)
新嘗祭は宮中恒例祭典の中の最も重要なものとされ、新天皇が即位の礼の後、初めて営まれる大規模な新嘗祭を大嘗祭(だいじょうさい)と言います。
新嘗祭が「勤労感謝の日」になったのは1948年(昭和23年)で、戦後のGHQの占領政策により改められました。

勤労感謝の日の意味

内閣府の資料によると、勤労感謝の日には、
「勤労をたっとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう」という意味があると説明されています。
言い換えると、「働くこと自体を大切に尊重し、人々の労働によって生まれる生産物や働く人に対して感謝をする」日であると言えると思います。

「いただきます」「ごちそうさまでした」

食事の時に、手を合わせて声を発する言葉がありますよね。
今は、食事の時に、手を合わす・言葉を発する姿が減りましたね。
マナーとしても、行うべきです。

いただきます

まず、食事始めの言葉「いただきます」には2つの意味合いがあります。

食事に携わった方々への感謝

野菜を生産してくれた方、魚を獲ってくれた方、料理を作った方、配膳をしてくれた方など、その食事に携わった方々へ感謝のこころを表しています。

食材への感謝

肉や魚から始まり、野菜や果物にも命があると考え、
「○○の命を私の命にさせていただきます」と、
それぞれの食材に感謝します。
仏教の経典に、よく出て来る話ですね。

ごちそうさまでした

食事終わりの時に発する言葉「ごちそうさまでした」です。
マナーとして、箸は横にして箸置きに置きましょう。
「ごちそうさま」を漢字で書くと「御馳走様」と書きます。
昔は食材を揃えるのは大変なことでした。
「馳走」は走りまわるという意味で、食事を出してもてなすために奔走する様子を表しています。
さらには、丁寧語の「御」をつけた「御馳走」に「おもてなし」という意味合いが含まれるようになり、贅沢な料理を指すようにもなりました。
そして、いろいろと大変な思いをして食事を準備してくれた方への感謝を込めて「様」がつき、食事のあとに「御馳走様」「御馳走様でした」と挨拶するようになったのです。

いかがでしょうか。

昨日に続き、なかなか「感謝」を口にすることは、
照れ臭くて、出来ないかもしれませんが、
周りには、「礼儀正しい」「誠実」な方に映ります。

ビジネス社会のマナー

上記に書きましたが、
お取引先との会食時には、「祝杯」を挙げて開宴が多いですが、
お箸を使い出す時、使い終わる時には、
手を合わせ「感謝」を表すことは、
恥ずかしいことではなく、「紳士・淑女」に映る「マナー」です。

是非とも、ご記憶くださいませ!

今日を明るく元気に行きましょう!

いってらっしゃい!(お休みかな?)