こんにちは!北の熱い講師オッケーです!
今年も。残り2ヵ月で、「忘年会」の計画をしなければならない「業務」の方もいらっしゃるのでは?
ただ今の時代は、その会も「パワハラ」」と言われる時代であり、増して「コロナ禍」で、人の集まりは自粛すべき!の流れが出来たので、北海道であった「観楓会(かんぷうかい)」同様、「死語」になるかも?
「忘年会」開催で、「お寿司屋さん」での開催となると、「!ちょっと美味しいものが食べられるかな?」と思いませんか!
そこで、今回は「すし」の話です!
ただ、「マナー講師」としては、知識として、承知していて欲しいことの一つかな!笑
結論から言うと、「どっちでもいい!」の話ですが…
「寿司」と「鮨」
「寿司」と「鮨」は、どちらも同じ料理を指しますが、使われる漢字が異なるだけです。
一般的には「寿司」が広く使われていますが、「鮨」は古い漢字で、特に伝統的な場面や高級店で見かけることがありますね。
「寿司」は、祝い事や長寿を意味する「寿」と、魚を意味する「司」を組み合わせたもので、縁起の良い漢字です。
一方、「鮨」は、魚を意味する「魚」と、古代中国で発酵食品を指す「旨」を組み合わせたもので、歴史的な背景を持っています。
どちらの表記も正しいので、好みに応じて使い分けることができます。
お寿司を食べるときに、どちらの漢字が使われているかに注目してみるのも面白いかもしれませんね!🍣
握り寿司・鮨の歴史
握り寿司・鮨が誕生したのは江戸時代のようです。
江戸の郷土料理だったため、「江戸前寿司」と呼ばれるようになりました。
「江戸前」とは江戸城の前という意味で、江戸前の漁場をさす言葉です。
当時の握り寿司・鮨は、屋台で立ち食いをするファストフード的存在だったのです。
一貫がとても大きく今の倍以上はあったため、手づかみで食べるのが当たり前だった。
サッと食べて小腹を満たすのがせっかちな江戸っ子のスタイルで、それが粋だったのです!
その後、着席して食べるようになり、握り寿司・鮨が小ぶりになってからも、手づかみで食べるのが通であり、粋とされました。
寿司・鮨は手で食べる? お箸を使う?
面白いアンケート結果があります。
民間調査機関が、今年4月に500人に対してのものです。
「寿司・鮨は手で食べる?箸を使う?」というアンケートです。
その結果、なんと91%(500人中494人)がお箸を使う派で、手で食べる派は9%(500人中46人)でした!
それぞれの理由を多い順に紹介します。
【手で食べる理由】
- 手のほうが食べやすいから
- 手のほうがおいしく感じるから
- 手で食べるほうが粋だと教わったから
- 小さいころから手で食べているから
- 手で食べるほうが所作が美しいから
- 手で食べるほうがマナーがよいと思うから
【お箸を使う理由】
- 箸で食べるほうが衛生的だから
- 手が汚れるのが嫌だから
- 手が生臭くなるのが嫌だから
- いちいち手を拭くのが面倒だから
- 回転寿司なので(高級店では手で食べる)
- 箸で食べるほうが上品だと思うから
- 小さいころから箸で食べているから
- 手づかみの習慣がなく抵抗があるから
- お箸のほうが食べやすいから
- 本当は手で食べたいが、周囲に箸の人が多いから
- 手で食べている人を見たことがないから
- 日本人は箸で食べるべきだと思うから
- 寿司屋で箸がでてくるから
「美味しく食べる」のがマナー
91%がお箸で食べる派という結果になりましたが、
これはコロナ禍以降、今まで以上に衛生に敏感になった人が多いからかもしれませんね。
手が汚れるという理由には、汚れること自体が嫌な人もいれば、いちいち拭くのが面倒だから、スマホや注文パネルに触れるから、子どもの世話があるからなど、具体的にはさまざまだったようです。
また、お箸で食べる派のなかには、普段手で食べるようなお店に行かないから、周囲に手で食べる人がいないからといった理由が複数あり、高級店なら手で食べたいという意見もあったそうです。
現実にはお寿司を箸で食べる人が圧倒的に多いという結果です。
手でも箸でもどちらでも構いません!
自分自身が美味しく食べられるほうで召しあがってくださいね!
今日を大切に明るく元気に行きましょう!
お仕事の方、お疲れ様です。
いってらっしゃい!