【話し方】上手になる技とは

ビジネスマナー

こんにちは 北の熱い講師 オッケーです!

落語家の柳家小三治さんが死去されました。
81歳 江戸落語の大看板で人間国宝に称された方ですね。
講師業で、よく言われていることの一つに、
「話し方を勉強するなら、落語を見聞きしなさい」と。
「話し方」に興味のある方は、参考になると思います。

話し方の神髄

非日常を感じること

オッケーは、三代目古今亭 志ん朝(ここんてい しんちょう、1938年3月10日 – 2001年10月1日)63歳で亡くなった落語家が好きでした。
きっと、写真を見ると分かる方が多いと思います。
検索して見てください。
七代目立川談志、五代目三遊亭圓楽、五代目春風亭柳朝と共に、
若手真打の頃から東京の『落語若手四天王』と呼ばれていました。
同世代噺家の中では『東の志ん朝、西の枝雀』と称された、
正統派実力者だったと思います。
NHKの大河ドラマ?のナレーションをされていて、
話の上手い落語家だな~と思った記憶が残っています。
オッケーの友人女性で、落語大好き人間で、高座を見聞きする方がいますが、非日常を感じることも、たまには必要かと思います。
気分転換になりますよ!

まくらの小三治

本題に入りますが、
柳家小三治師匠は「まくらの小三治」と云われていました。
そもそも「まくら」とは、話の本題を「布団」にたとえ、
本題の前にプロローグのように話すことから、「枕詞」と云います。
なので、今日の「まくら」は「オッケーは、三代目古今亭 志ん朝・・・・気分転換になりますよ!」が「まくら」ということでしょうかね、下手な「まくら」ですみません!笑

小三治は、「演目=本題」は、古典落語なわけで、時代背景が江戸時代?じゃないですか。
なので、いきなり、本題に入らず、「まくら」として、今のトレンド的な話から笑いを取って行くわけです。
そのトレンド「まくら」が受け過ぎて、「演目」をやらずに高座を降りたこともあったとか。

意識をこちらに向けさせる

これです!

聴き手を引き付ける。

聴き手のこころを持っていく。

ということです!

話し手側は「話す=伝わる」を意識して話そうとしますよね。
考えてみてください、そのためには、まずは聴き手の意識をこちらに向けなければなりませんよね。
なので、オッケーが「挨拶は、滑舌良く、元気に」というのは、
「意識をこちらに向けさせる」ということなのです。
是非、朝礼を行うとか、日々の業務で指示する側の方々は、
このことを考えて話し出すということを意識して行ってください。

7つの「技」

声の強弱

声の大きさを意識することです

声の抑揚

声の高さを意識することです

眼を見渡しながら話す

相手が多数の時は、ひとりひとりの相手の眼を見て行くことです

紙を見ないで話す

出来ない場合は、言葉の箇条書きのメモです

話を止める、‟間” を作る

意識して、これが出来ると、相手のこころを掴むことが出来ます

冒頭に、数字・熟語で考えさせる

相手に考えていただくことで、聴くことに集中して来ます

手を使う(ボディランゲージ)

相手へのインパクトが強くなります

いかがでしょうか!

落語は勉強になります

7つの「技」が、「落語」には全部あるのです!
なので、「伝える ≠ 伝わる」レベルが大切な「講師業」は、
必要不可欠な「技」なわけです。

業務上、「話す」お仕事を持っていらっしゃる方は、
経験の積み重ねですから、意識してみてください。
話す内容は、「PREP法」で話せると、もっと良くなりますよ!

 

さぁ!

今日を明るく元気に行きましょう!

いってらっしゃい!