こんにちは!北の熱い講師オッケーです!
ビジネスマナーの中でも、いろはの「い」の話です。
たまには、本業の話をしないといけませんよね!
ということで、先日、伺ったある会社で、
眼の前で起きた、「!!」事象の話です。
「ドアノック」は何回しますか?
最近は日本を訪れる外国人観光客が増え、海外の方と接する機会がグッと増えましたね。
日本独自の文化は、海外の方にとって魅力的なようですが…
誤解を生まない異文化コミュニケ―ションが、以前にも増して不可欠になりました。
言葉はもちろん、日常に潜むちょっとした「グローバルスタンダード」を知っておくことも、とても重要なことと思います。
今回は、日本と海外で異なる「ドアのノック回数」の意味をご紹介します。
あなたはノック2回派?それとも3回派?それ以上?
そもそも話ですが、ビジネスマナーについて学ぶのは、就職活動のタイミングではないでしょうか。
特に、面接時のマナーは重要視されることから、言葉遣いやお辞儀の仕方などを、そこでしっかりと身に着ける方も多いと思います。
面接室への入り方も、しかり!というか、「成否」の基準になります。
日本のビジネスシーンでは、入室する際のノックの回数は3回とされていることから、多くの日本人が、「ノックは3回が当たり前」と認識しています。
就職活動系のサイトでも、「面接時のノックの回数は3回が適切」と紹介しているのをよく見かけますよね!
実際に、オッケー講師も研修時には、「ノックは3回」と指導しています。
「3回ノック」は「グローバルスタンダード」か?
しかし、海外の方がビジネスシーンで3回のノック音を聞くと、違和感を覚えるそうです。
なぜなら、国際社会では2回、3回、4回と、ノックの回数によって意味が異なるからです!
海外の方と関わる機会が増える昨今、”ノック3回が常識”という日本スタイル以外もあることを、知っておく必要がありそうですね。
海外はノックの回数で意味が違う!?
国際的なビジネスシーンでは4回が常識なのですよ!
ノック2回は、「トイレノック」。
トイレの個室が空いているかを確認する時に使いますよね。
ノック3回は、「プライベートノック」。
親しい間柄で使われるノックで、家族の個室に入る時などに使われるようです。
日本のビジネスシーンでノックは3回とされていますが、国際的なビジネスシーンで使うと、ラフな印象を与えて誤解を生む可能性がありそうですね。
ノック4回は、「ビジネスノック」。
礼儀が必要な相手に対して行う、ノックの回数とされています。
実は国際的なビジネスシーンでは、ノック4回が常識と言われています。
礼儀が必要な相手はもちろん、親しい人に使っても、丁寧な印象を与えるので、誤解を生まないノック回数と言えそうです。
「プロトコール・マナー」とは
国際化が進む昨今!世界標準公式マナー「プロトコール・マナー」を知っておくことが、スタンダードです。
全世界で国際化が、急速に進む昨今です。
文化や宗教の違いを超えて、世界中の人々がスムーズに交流出来るように定められた世界共通のルールが存在します。
それが「プロトコール・マナー」。
日本では、「国際儀礼」や「世界標準公式マナー」とも訳されています。
プロトコール・マナーとは、国際的な儀礼やエチケットの総称であり、
文化や宗教の違いを超えてスムーズに交流できるように定められた世界共通のルールです。
もともとは国家元首同士の会談などでの公的な儀礼を指す言葉でしたが、最近では国際的なマナーやエチケットの総称としても用いられるようになりました。
プロトコール・マナーの基本的な要素には以下のようなものがあります。
- 異文化の尊重: 相手の文化や習慣を尊重する姿勢。
- 序列重視: 公式行事などでの席次や順序を重視すること。
- 右上位: 乗り物や席順などで右側が上位とされること。
- 返礼: 受けた接待に対して同等のお返しをすること。
- レディーファースト: 女性を優先すること。
プロトコール・マナーを学ぶことで、異文化への理解が深まり、コミュニケーション能力が向上し、人間関係が円滑になります。
「ビジネスマナー」もアップロードする!
相手の考え方や価値観、習慣が異なっても、国際的なマナーを習得しておけば大丈夫です!
というか、これからのビジネスシーンでは、「必要不可欠マナー」となる可能性があります!
外資系会社への訪問時には、「ドアノックは4回」かも?
クライアントに、それとなく聴いておくのも必要です。
現時点での、通常の日本企業は「ドアノックは3回」です!笑
異文化コミュニケーションで生まれる誤解を避けられ、世界の人々と円滑で気持ちのいいコミュニケーションを取れるようになるでしょう。
今日を大切に明るく元気に行きましょう!
お仕事の方、お疲れ様です。
いってらっしゃい!