こんにちは!北の熱い講師オッケーです!
仕事ができるかどうかは、会食・食事会の「仕切り力」でわかると言われます。
面倒な雑務の代名詞「幹事」「食事会設定」は、社会人として逃れられない悩みの一つです。
「たかが会食」と捉えて適当にこなすと、クライアント・上司からの評価が大きく下がりかねないのです!
しかしこの一見、何の役にも立たなさそうな“貧乏くじ”に、実は「千載一遇のチャンス」が隠されていることを、見逃してはいないでしょうか?
政治・宗教・プロ野球は「相手の出方をうかがう」
初めて会う人と飲みの席をともにした時に「いったいどんな話をすればいいのか」悩むという人も少なくないと思います。
基本的には「自分のパーソナリティを伝える」を目的に食事会・会食に臨んでいただきたいのですが、その際に注意したいのが初対面では話さないほうが良いとされている「NG話題」です。
たとえば、有名なものでは、「政治・宗教・プロ野球」については古くからタブーとされています。
「わざわざ自分からするべき話でもない!」ため、原則、控えましょう。
いずれも、信仰・信条の個人差に基づく話で、正解・不正解が存在しない上に、それぞれの価値観が相互にぶつかり合う形となりやすい話題ですね。
明らかな「あの方は日ハムファンだ!」と分かっていれば、話を合わせていけばいいわけです。
この中でも一番話題になりやすいものがあります。政治の話です。
「政治」の話を一般論に持っていく
ビジネス会食では踏み込んだビジネスの話をしないのが前提です。
そのためどうしても、経済政策に紐づく政治の話がたびたび出るわけです。
昨今のビジネス環境の変化に関する意見交換は頻繁に発生すると心得えましょう。
しかし、政治の話題は言わずと知れた悪手でもあります。
これを乗り越える一番よい対処法は、むやみやたらに持論を展開せずに、「相手の出方を伺う」ことです。
相手の方針がわからない中で「どう思う?」と聞かれた場合は、「難しい話題ですよね。弊社の中でもなかなか意見が割れておりまして。〇〇さんはどのようにお考えですか?」と聞き返すのもいいと思います。
その他「主語の大きい話を細部の内容に持っていく」というのも有効です。
たとえば「今の政権はダメだ」という話をゲストにされたとします。
この際に「そうですよね」と相づちを打ちたくなるものだが、この場合はたとえば「確かに昨今の社会保険料の増大は自社のビジネスにも影響を与えてきそうですね」というように、細部の一般論に論点に持っていくとハレーションは起きにくい。
そこから、うまく話題を変えてしまうのがいいです。
感性のアンテナを張る訓練の時!
百貨店時代に、オッケーはよく言っていたことがあります。
「宴会ひとつ仕切れない者は、売場を仕切れない!」と。
宴会の細部まで段取りを作り、誰に挨拶をお願いし、誰に締めをお願いするのかを決め、
司会進行し、ある意味「ファシリテータ―」となり、
一緒に飲み食いしていないで、
お酒・ソフトドリンクは足りているか!
料理の出すタイミングは?デザートの出すタイミングは?
などなど、会を客観的に、雰囲気を読むことが必要です。
まったく、「仕事」のミニ版なのです!
「管理監督職の訓練」と思い、進んで役を受けるべきです!
上長に印象付ける絶好のチャンスなのです!
今日を大切に明るく元気に行きましょう!
お仕事の方、お疲れ様です。
いってらっしゃい!