こんにちは 北の熱い講師 オッケーです!
オッケーの趣味のひとつにゴルフがあります。
2年前頃から、渋野日向子プロを応援していました。
先日の10日の競技を観て、あらためて、頭を殴られた感いっぱいです。
プロフェッショナルの矜持
「華・笑顔」は重要です
理由は「華がある選手」に見えるのですよね。
講師の仕事で、「笑顔の大切さ」を伝えるのに、笑顔の実践者として、よく事例で紹介をさせていただいています。
ゴルフを知らない方でも、ゴルフ界の世界メジャー大会の全英女子オープンで、日本人42年振りの優勝者となり、4日間の期間中に、笑顔の対応を称して、「スマイリングシンデレラ!」と世界中でニュースになったのをご存じの方は多いのではと思います。
心の強さ
惹かれる理由がもうひとつあります!
「バウンスバック」という成績を出すのです!
「スコアが1打多いボギーで上がったホールの次のホールで、1打少なく上がるバーディーを出すこと」を意味します。
オッケーは、勝手に想像しているのですが、
「心の強さ」を持つ、「心を折らない」モチベーションを持ったプロのアスリートに映るのです。
自分で自分に「叱咤激励」を心の中でやっているのだろうと思います。
技を身につける
当然のこと、成績がすべての職業ゴルファーですから、1打勝負なわけですが、復活の気配がある有観客試合であるお金を払って観に来ている観客に対し、「プロの技を魅せる」意識を持ってプレーをしている、真のプロと感じるのです。
頂上をターゲットにする
先日の10月10日、渋野日向子(22=サントリー)選手がプレーオフの末に逆転で、19年11月の大王製紙エリエール・レディース以来、686日ぶりの復活優勝を果たしました。
本来規定の18ホールは首位と2打差の5位から出て、6バーディー、2ボギーの68。通算10アンダー、206で、木村彩子、ペ・ソンウ(韓国)、アマチュアの佐藤心結と並び、ホールアウトします。
その後に4人で争われたプレーオフを制し、日米通算6勝目を挙げました。
イノベーションは必要です
ゴルフ好きな方は、ご存じだと思いますが、
実は、昨年のオフシーズンから「スイング改造」を、渋野プロは続けていました。
アドバイスを受けたのが、男子プロで有名な「石川遼プロ」といわれています。
なので、アドレスに入った時に、1度軽く振り上げてから打つスイングは、石川プロと同じですね。
今シーズンに入り、なかなか結果が付いて来ません。
とうとう「東京オリンピック」の出場資格を、自ら失うこととなります。
マスコミ・先輩プロを始めとする業界に、コメントで叩かれるわけです。
素人オッケーでも分かる、スイングのルーチン・スイングの立て振りから横振りに変更してのスイング改造です。
そのような成績不振?状況が続く中での優勝でした!
「やったぁ~!」とテレビ観戦のオッケーは叫びましたよ!
矜持を持つ
「プロフェッショナルの矜持」を強く感じます。
当然でしょうかね?
渋野プロのスイングは、プレーオフ2ホール目の第3打目まで、
全く変わらないスイング・タイミングなのです!
改造スイングに「信念・自信」があったのでは、と推察します。
前日のインタビューで、「残り3,4ホールで、2打差位であれば、(優勝)狙いますが、今はそのイメージが湧きません」と言っていたのです。
それが、現実となります!
ゴルフはメンタル競技と謂われます。
オッケーみたいな凡人は思います、
「ここまで来たのだから、いままで長年の染みついている打ち方で正確に行こう」と思ってもおかしくないのではと。
ほぼ2年振りとなる優勝が見えた時点で、プレッシャーがかかり、平常心では打てないと思いますよ。
1ホールが、時間にして10分くらいかかるのです。
結果として、2ホールの戦いでした。
約20分間の間に、いろいろな感情が湧くはずです。
普段と異なる力が入り、球が飛び過ぎとなったりすると思います。
それが、観ていた側から言わせると、全く同じ体の動き・同じタイミングでスイングをしているように映りました。
いかがでしょうか!
「矜持(きょうじ)」という言葉には、
自信、自負、誇り、プライドを持つという意味だけでなく、
「自分をコントロールする」「自分を抑える」「自分を抑制してつつしむ」という意味も含まれています。
皆さんは、仕事で、このようなことが起きますよね。
「イノベーション」は必要です!絶対に!
が、
「温故知新」の意識を根底に持ちましょうね!
「変えなければいけない」ことと
「変えてはいけないこと」を。
社長であっても、ひとりで決めてはダメですよ!
コミュニケーションを摂っての計画・言動が必要です。
「自分をコントロールする」
「自分を抑える」
「自分を抑制してつつしむ」
意識を持ち続けましょうね!
そして、会社判断が「実行する」に決したら、
「ギアを上げて、率先垂範」です!
22歳の笑顔の素晴らしいお嬢様に、改めて教えられた次第。
さぁ!
今日を明るく元気に行きましょう!
いってらっしゃい!