【渋野日向子】プロから学ぶ－新たな発想－

こんにちは　北の熱い講師　オッケーです！

唯一無二の存在になる

唯一無二の存在になる

女子プロゴルファー、渋野日向子さんが、３ヶ月間のアメリカゴルフツアーから戻って来ます。2週間の隔離を経て、16日から日本ツアーに登場して来ます。どういうゴルフを見せてくれるか、楽しみです。

帰日途中のプライベートビデオを投稿しているのを見ました。

その中での、MCからの質問に答えているのですが、なにか目標はあるかとの問いに、渋野プロが答えています。

オッケーは、その言葉に、引き込まれました。さらに、応援したい気持ちになりました。

「ゴルファーとしてなりたい目標が見つかりました。」

今までに存在しない面白いゴルファーになること

「強い、上手いではない、かと言ってお笑い芸人でもなく、真剣にやっていて、面白いゴルファーになりたい！」とコメント。

これ！すごい発言ですよね！

発想が凄い！

従来の延長線の考え方ではない、
さらに練習して強くなるみたいなことではなく、
「面白いゴルファー」？！ってなんだ？
従来の発想からではない、
ご自身も言ってましたが、いままでにいないゴルファー！だと。

この言葉、ビジネスに当てはめてみても、衝撃的な発想です。
「唯一無二」になる発想、
経験値が存在しない。

以前から、オッケーが言っている言葉に、「学ぶ」は「真似る」からだと、
そもそも、無知(知らないこと）から、知識を得ていくための、
近道だからである。

渋野プロもアメリカに行って、いろいろなコースを廻り、技術の優れたプロたちを目の前で見て、きっと衝撃を受け、練習漬けであったと言っています。スイング改造を行い、フェアウェーキープの大切さを痛感したとのこと。

「カラーバス効果」という言葉をご存じでしょうか

特定のことを意識し始めると、日常の中でその特定のことに関する情報が自然と目に留まるようになる現象のことです。
白い車を買おうか迷っている時に、街中の車で、白い車が増えたように思える心理的現象です。
人間は視覚や聴覚などの五感からの情報を、無意識に、必要のあるものかどうかを取捨選択していると言われています。
仕事で問題や課題を普段から意識することで、その問題や課題に関する情報がよく目に入るようになり、結果として記憶に残っており、原因の把握や解決方法の発見などに役立つことがあります。
特定の物事を自分に必要のある情報として意識しておくことで、普段の自分なら見逃したり、聞き逃したりしている情報もキャッチすることが可能になるのです。

カラーバス効果は、もともとアイデアを発想するための手法

ビジネスで、重要な決断をしなければいけない時、自分が望む選択肢に考えが偏ってしまって、正しい判断が出来なくなることが多くありますよね。
そのような時に、自分が望む選択肢以外の情報を集めることを意識すれば、カラーバス効果によって決断に必要な判断材料を正しいバランスで集めることが可能です。

新たなアイデアの発想法として

渋野プロは、「面白いゴルファー」を、2，3日前に考えたそうですが、
仕事で新しいアイデアを求められても、すぐに思い浮かぶものではありません。ただ、そのような時に備えて、新しいアイデアに繋がるような情報を集めることに日頃から意識をしていれば、カラーバス効果によって新しいアイデアを発想するヒントを見つけられることがあるはずです。

カラーバス効果は自分に対して効果を発揮するだけでなく、他人に対してもその効果を与えることが可能と言われています。

広告手法によく使われています

例えば、広告で特定の色を意識するようなキャッチコピーやデザインを載せておくと、その広告を見た消費者はその色を生活の中で意識するようになります。コカ・コーラの色と言えば、黒赤・赤白ですよね、特に自販機はイメージありませんか。白青のイメージは湧かないですよね。その特定の色に意識を持たせることが出来れば、その色の商品を消費者の前に出すことで、無意識のうちに自分にとって必要性のある情報として目に入り、広告と商品やサービスをカラーバス効果で結び付き、その広告効果は激熱となるわけです。

高いマーケティング効果

カラーバス効果が起こっていれば、意識している特定の情報をキャッチしやすくなります。そのため、ユーザーが意識している特定のことを企業が把握出来れば、多くのユーザーが共通して意識していることに対して、その情報を発信出来れば、高いマーケティング効果が発揮されます。
カラーバス効果を理解すれば、必要な情報を集めやすくなり、広告に活用すれば、高い成果を得られることもあります。カラーバス効果について理解を深め、ビジネスに活かしていきましょう。