【条例・法律】必要です!

トレンド

こんにちは 北の熱い講師 オッケーです!

お客様対応を業務としていたオッケーとしては、
「こうあるべき!」の記事を見つけました。

そんなに急いでどこへ行く

エスカレーターの事故を防ぐため、歩かず立ち止まって乗るよう利用者に努力義務を課す全国初の条例が1日、埼玉県で施行された。JR東日本は、県内の各駅にポスターを掲示するなどし、条例の内容に沿った安全な利用を呼び掛けている。
1日朝、JR大宮駅ではエスカレーター付近にポスターが貼られ、構内に「立ち止まってご利用ください」とアナウンスが流れた。それでも、歩いて上り下りする姿がみられた。

 条例は、県民に立ち止まっての利用を求め、エスカレーターの管理者には利用方法の周知徹底を要請。知事は管理者に対して必要な指導、勧告ができるとしているが、罰則規定はない。

                  2021.10.1北海道新聞より

全国に、早く、この条例が出来ることを望みます!

とんでもない時代がありました

「エスカレーターを歩く」は、日本経済が右肩上がりを基軸としていた時代から、やや下がり始めていた時代背景があります。

三共が栄養ドリンク「リゲイン」のCMソングとして1989年に発表する。オリコンシングルランキングTOP10に入り、累計で60万枚以上を売り上げた。歌詞に登場する『24時間、戦えますか』というキャッチフレーズは著名であり、後年ではバブル景気期を象徴するCMソング・フレーズとして扱われる事が多い。
wikipediaから引用

『24時間、戦えますか』です!
残業が多い=仕事が出来る=滅私奉公=美談の時代ですよ。
「ブラック企業」どころではありませんよ。
全国のCMに、堂々と流れていたのです。

ビジネスマン精神は、こうでなければならなかったのですよ。
その精神を実行した者が、出世街道に乗るのです。

そりゃ~!
動くエスカレーターに飛び乗り、走りますよね!

怖いビジネスマンに、
「どけ!邪魔!」って言われた、女性・老人は
「すみません!よけますから!」となるのは必然です。

その状況が、全国に蔓延して、いつの間にか、
皆が、右に乗り、お急ぎの方は左を歩く(地域差があって逆のところもありますが、、)不文律?が出来てしまったというわけです。
一説によると、朝ラッシュ時に駅アナウンスで「お急ぎの方がいらっしゃいますので、左側をお空けください」と流した、乗降客の多い駅があったとか。

所変わって

百貨店のエスカレーターは、「お客様に快適にご覧いただく」ためのサービスの提供のひとつです。
なので、「並んでお乗りくださいませ」です。
マーケット理論だと、今流行り言葉になった ‟人流” の試算で、エスカレーターサイドの坪効率は壁面から30~40%UPで試算します。
ピンポイントでは3~5倍となる場所も存在します。
心理学マーケティングで言うと、エスカレーターを右回り・左回りで動かすことで、人間(お客様)は視点が異なります。
売場のお客様視認率が異なるということで、そこでも差が出ます。
食料品~グランドフロアは速度を速め、上層階はゆっくり作動させるという場合もあります。

時代は変わり

冒頭に書きましたが、百貨店エスカレーターで乗降時にバランスを崩す高齢者が増えています。
巻き込み事故の可能性もあるため、非常に危険なのです。
オッケーの記憶では、エスカレーター転倒含め関連事故が、
1年間に十数件は発生していたと思います。
中には、ご高齢のお客様が、中間処から後ろに転倒し、
後ろのお客様2名を巻き込んで、下まで落ちた事故がありました。
幸い、皆さま軽傷で済みましたが。
片側を開けて、通り過ごす方の肩にでも接触すると、
転倒して怪我をするお客様が後を絶ちません。
高齢者の横には、支える健常者が必要なのです!絶対に!

いかがでしょうか!

ゆっくり行きませんか

立ち止まって乗るのと、歩き乗りと、何秒違いますか?
止まって乗ることで、なにか不都合が起きますか?

今は、9時間も働くと、チェックが入る時代です。
‟ワークライフバランス” ‟働き方改革推進”の時代です。
‟少子高齢化” の時代です。

第100代 岸田文雄 内閣総理大臣様へ、
安全確保の法律を制定すべきと思いますよ!

今日を明るく元気に行きましょう!

いってらっしゃい!