【H3ロケット】飛んでけ~!~日本の科学の粋~

トレンド

こんにちは!北の熱い講師オッケーです!

さあ!再チャレンジ!

種子島宇宙センターからあす2月17日、打ち上げられる予定のH3ロケット2号機が、発射地点に移されました。

H3・2号機は、午後3時ごろから30分ほどかけて、組立棟からおよそ400メートル先の発射地点へ移されました。

「頑張れ!日本!」です!

JAXA、打ち上げ

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、昨年2023年3月に1号機の打ち上げに失敗した、次期主力ロケット、H3ロケット2号機の打ち上げについて、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は14日、打ち上げを17日に実施すると発表しました。

2号機は当初、15日午前9時22分から午後1時6分の間に種子島宇宙センターから打ち上げられる予定でしたが、JAXAは13日に天候悪化が予想されるとして、打ち上げ延期を発表。

14日、最新の気象データなどを分析しながら改めて検討し、17日の打ち上げを決定しました。

時間は午前9時22分から午後1時6分の間で、あすにも詳しい打ち上げ時刻を設定する予定です。

失敗原因となった2段目エンジンの点火装置を改良するなど対策を取り、万全の態勢で再挑戦に臨む。

日本の宇宙開発の将来が懸かる成否に注目が集まっています。

H3ロケット🚀とは

H3ロケットとは

H3ロケット2号機「準備は順調」 JAXA、1号機失敗の対策施す 2月15日 ...
提供:南日本新聞から


H3ロケットは日本の新しい基幹ロケットです。

「柔軟性」、「高信頼性」、「低価格」により徹底したユーザ視点で開発することで「使いやすいロケット」を目指しています。

JAXAは日本の企業と共に総力を結集して、開発に取り組んでいます。

H3はJAXAと三菱重工業が開発した2段式の使い捨て液体燃料ロケットで、現在の主力「H2A」の後継機と言われています。

エンジン1基当たりの推進力は約1・4倍で、より大型の衛星を運べる。

世界で需要が拡大する衛星打ち上げビジネスへの本格参入を目指し、コストをH2Aの半分の約50億円に抑える目標を掲げています。

苦悩

当初は2号機では地球観測衛星を載せる計画だったが、失敗を受けて変更しています。

今回は1号機に搭載した衛星と重さや重心が同じ構造物を載せ、姿勢制御や衛星分離の性能を確認するとのこと。

余ったスペースに超小型衛星2機も相乗りさせるとのことです。

1号機は昨年2023年3月7日、同宇宙センターを離陸し、新開発した1段目の主エンジンは正常に動作したが、H2Aで実績がある2段目でエンジンが点火せず、目標軌道には投入できないため指令破壊されました。

技術スタッフが断腸の思いであったことは、想像に硬いですね。

見直し、出直しだ!

JAXAは原因を点火装置のショートなど3つに絞り、2号機では全てに対策を取りました。

1段目までは正常に動作したことが確認されたため、今回の打ち上げ形態は1号機と同じ主エンジン2基と補助ロケットブースター2基を使う計画です。

本来は1号機よりコストを抑える形態を試す計画だったが、確実な発射を優先させるとのこと。

JAXAの岡田匡史プロジェクトマネジャーは「できることは全てやり尽くした」と意気込んでいます。

1段目の主エンジンには、新たに開発した「LE―9」を採用。

機体全体も大型化し、現在主力のH2Aよりも、大きく、重い衛星を打ち上げられます。

市販品の利用や3Dプリンターを用いた部品製造、小型ロケット「イプシロン」と技術や部品を共通化することで、徹底した低コスト化を図る。

名前の「H」は燃料に使う水素の元素記号に由来する。

宇宙航空研究開発機構(JAXA)の山川宏理事長は9日の定例記者会見で、

15日に打ち上げが予定されるH3ロケット2号機について

「現在、機体や発射場の観点から打ち上げを妨げるものはない。ぜひ成功させたい」と抱負をコメント。

H3を巡っては、昨年3月に1号機が離陸後に2段目エンジンが点火せず、打ち上げは失敗しました。

2号機では点火装置などが改良されており、山川氏は「見落としがないか、徹底的に検証してきた」とした。

また、最近の快挙であった、世界初のピンポイント月面着陸に成功した探査機「SLIM(スリム)」に関しては、

「国際競争力の観点で非常に大きな成果。今後の月や太陽系の探査で必須となる技術だ」と話した。

タダでは起きない!意地の衛星!

JAXAはH3ロケットの空きスペースに搭載する相乗り小型衛星を搭載することを併せて発表しました。

もちろん、たとえ打ち上げが失敗し衛星を失ったとしても、JAXAは補償しないという約束のもとです。

そのため、応募する側もリスクを承知の上で衛星を搭載する覚悟が必要です。


その2機の衛星をご紹介します。


まず一つ目は、キャノン電子株式会社の衛星CE-SAT-1Eです。

CE-SAT-1Eは質量約50kgの小型衛星で、80cmの分解能で地球を撮像することが目的です。

これらの画像データをもとに、災害時の緊急観測、地理空間情報整備、3D都市データ作成研究などに貢献します。


実はキャノン電子株式会社は既にCE-SATの1から3号機を打ち上げており、数々の実証に成功しています。

今回の4号機が地球の観測画像を宇宙から送ってくるのが楽しみです。

二つ目の衛星は、TIRSATです。
TIRSATは内閣府と経済産業省が所管する、宇宙システム開発利用推進機構という財団法人が中心となり開発しています。

TIRSATは縦横10cm、高さ30cmと非常に小さな衛星です。

赤外センサーを搭載し、地球観測を実施します。

実はTIRSATは元々開発が完了していましたが、昨今のウクライナ情勢により打ち上げ機会が確保できていなかったという背景があります。

今回あきらめることなく打ち上げることができて本当に良かったですね。

そして、H3ロケットの2号機の打ち上げが成功すれば、

次の打ち上げも2024年内に予定されているとのこと。

待ったなし!大一番!

3号機では地球観測衛星「だいち4号」、

4号機ではXバンド防衛通信衛星の打ち上げが決まっているようです。

今回の打ち上げが成功し、H3ロケットの運用が軌道に乗ってほしいですね。

今日を大切に明るく元気に行きましょう!

一週間でまた3連休!喜!

いってらっしゃい!






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